新シーズンのラリーガ EA SPORTSを彩るスター選手たち

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2023/24シーズンのラリーガ EA SPORTSが8月11日に開幕する。過去2シーズンのゴールデンボーイ(ヨーロッパでプレーする21歳以下の最優秀選手賞)受賞者、バロンドール候補の常連選手など、今季もスペインフットボール界のトップカテゴリーでは世界的スター選手たちの共演を楽しむことができる。

中でも毎年ラリーガ EA SPORTSで三つ巴の優勝争いを繰り広げるバルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコ・デ・マドリーの「3強」には、トップレベルのクオリティーを持つスター選手が揃っている。

バルセロナの前線には21世紀最高のストライカーの一人であるロベルト・レバンドフスキが君臨。加入1年目の昨季は23ゴールを挙げて得点王となり、トロフェオ・ピチチを獲得した。最後尾に構えるのは守護神マルク=アンドレ・テアシュテーゲン。26試合を完封する活躍でトロフェオ・サモラ(最小失点GK賞)に輝いている。

最終ラインのジュール・クンデ、ロナルド・アラウホ、アレハンドロ・バルデらは昨季を通してトップレベルのパフォーマンスを維持し、独走優勝に貢献。フレンキー・デヨンク、ペドリ、ガビらはMF陣はほぼ全ての試合で中盤をコントロールし続けた。今季はさらにマンチェスター・シティーの中心選手であるイルカイ・ギュンドアンも加わっている。

ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ) 【(C)LaLiga】

マルク=アンドレ・テアシュテーゲン(バルセロナ) 【(C)LaLiga】

対抗馬のレアル・マドリーも各ラインにスター選手を揃えている。2022年のトロフェオ・ヤシンを受賞したティボ・クルトワは、毎試合のように信じられないセービングを見せ、数々の決定機を阻んできた。彼の前にはカルロ・アンチェロッティ監督が「世界一のセンターバック」と絶賛するエデル・ミリタンが構え、エドゥアルド・カマビンガ、フェデ・バルベルデ、オーレリアン・チュアメニら若手の台頭が著しい中盤には2022/23シーズンのブンデスリーガ最優秀選手、ジュード・ベリンガムが新たに加入している。

何よりレアル・マドリーの前線には、唯一無二のタレントを持つビニシウス・ジュニオールがいる。ドリブルでの突破力については若くして突出していたが、ここ2シーズンはゴールやアシストに関わるプレーが急増。昨季のラリーガ EA SPORTSではゴール数、アシスト数とも二桁を記録している。まだ23歳ながら、チームメートのルカ・モドリッチのようにバロンドールを受賞する日も遠くないかもしれない。

エデル・ミリタン(レアル・マドリー) 【(C)LaLiga】

ビニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー) 【(C)LaLiga】

同じ町のライバル、アトレティコには同じくバロンドール候補のアントワーヌ・グリーズマンがいる。2022/23シーズンの彼がキャリア最高のパフォーマンスを発揮したと評価する識者は多い。フランス代表を準優勝に導いたワールドカップ、15ゴール17アシストを記録したラリーガ EA SPORTSの双方で、彼を最優秀選手に推す声も多かった。ロドリゴ・デパウル、ヤン・オブラクら脇を固める人材も豊富で、頂点を狙える陣容が整っている。

アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・デ・マドリー) 【(C)LaLiga】

ロドリゴ・デパウル(アトレティコ・デ・マドリー) 【(C)LaLiga】

スター性と実力を兼ね備えたトップ選手を擁するのは優勝候補の3チームだけではない。スペインからは今季、「3強」の他に5チームがヨーロッパのコンペティションに出場する。昨季のヨーロッパリーグを制し、チャンピオンズリーグ出場権を獲得したセビージャはその筆頭だ。ワールドカップでモロッコ代表の躍進を支えたヤシン・ブヌとユゼフ・エンネシリを筆頭に、ルーカス・オカンポス、ネマニャ・グデリ、マルコス・アクーニャら昨季のヨーロッパリーグ制覇に貢献した実力者は軒並みチームに残っている。

同じくチャンピオンズリーグに出場するレアル・ソシエダにはラリーガ EA SPORTSで1、2を争うピボーテ、マルティン・スビメンディがいる。国内外のビッグクラブからオファーを受ける中、24歳のスペイン代表MFは今季もレアレ・アレナでプレーする意思を表明している。

3季連続でヨーロッパリーグに出場するベティスのファンは、今季もナビル・フェキル、ギド・ロドリゲスらワールドチャンピオンのプレーを堪能できる。同じくヨーロッパリーグに挑むビジャレアルにはジェラール・モレノやジェレミ・ピノ、カンファレンスリーグの出場権を獲得したオサスナにはアンテ・ブディミール、チミー・アビラらが健在だ。

ユゼフ・エンネシリ(セビージャ) 【(C)LaLiga】

マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) 【(C)LaLiga】

ナビル・フェキル(ベティス) 【(C)LaLiga】

ジェラール・モレノ(ビジャレアル) 【(C)LaLiga】

近い将来、スターダムに立ちそうな若い才能も溢れている。ジローナのアルナウ・マルティネスはその一人だ。20歳の右サイドバックに対し、昨季のラリーガ EA SPORTSにおいて同ポジションのベストプレーヤーと評価する識者は多い。アスレティック・クルブの21歳、ニコ・ウィリアムスも昨季は自己ベストの6ゴール5アシストを記録。欧州各国のビッグクラブが熱視線を注ぐ21歳のメディアプンタ、ガブリ・ベイガは昨季のラリーガ EA SPORTSで11ゴールを記録。その中にはセルタの残留を決めた最終節の2ゴールが含まれる。

アルナウ・マルティネス(ジローナ) 【(C)LaLiga】

ニコ・ウィリアムス(アスレティック・クルブ) 【(C)LaLiga】

ガブリエル・ベイガ(セルタ) 【(C)LaLiga】

上位争いに加わるのは難しいと予想される他のチームにも、それぞれのファンを惹きつけるスター選手が存在する。バレンシアのそれは主将のホセ・ルイス・ガヤだ。クラブ生え抜きの左サイドバックはいかなる状況下でも安定したプレーを維持し、豊富な経験と献身をもって若いチームを支えている。

カディスの守護神ヘレミアス・レデスマは、昨季を通してリーグ3位の131度のセーブを実現。闘志をむき出しにして戦うプレースタイルと相まって、地元ファンの英雄となった。リスクを恐れぬ勇敢なプレースタイルにより、何年も前から地元ファンのお気に入りとなったラージョ・バジェカーノのイシ・パラソンは、昨季に自己ベストの9ゴール5アシストを記録している。

ホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア) 【(C)LaLiga】

ヘレミアス・レデスマ(カディス) 【(C)LaLiga】

イシ・パラソン(ラージョ・バジェカーノ) 【(C)LaLiga】

フットボールの歴史において、常にスポットライトが当たってきたポジションはストライカーだろう。それは世紀をまたいだ今も変わらない。アルメリアを残留に導くゴールを決めたルイス・スアレス、マジョルカのレジェンドとなりつつあるヴェダト・ムリキ、早期の復帰が待たれるヘタフェのエネス・ウナルらがそれに当たる。

ルイス・スアレス(アルメリア) 【(C)LaLiga】

ヴェダト・ムリキ(マジョルカ) 【(C)LaLiga】

エネス・ウナル(ヘタフェ) 【(C)LaLiga】

昨季に自軍をラリーガ EA SPORTS昇格に導いた選手たちは、もちろん地元ファンに英雄視されている。ミルト・ウズニは昨季のラリーガ HYPERMOTIONで最多23ゴールを挙げ、グラナダの優勝に貢献。ラスパルマスの中心であり続けるジョナタン・ビエラは、昨季に自身2度目のラリーガ EA SPORTS昇格を成し遂げた。ルイス・リオハはアラベスの攻撃の中心となり、昇格プレーオフを勝ち抜く原動力となった。

地元ファンにとってのヒーローからバロンドールの有力候補まで、ラリーガ EA SPORTSを彩るスター選手たちは今季も勝ち点3を目指しながら、我々を魅了してくれるはずだ。

ミルト・ウズニ(グラナダ) 【(C)LaLiga】

ジョナタン・ビエラ(ラスパルマス) 【(C)LaLiga】

ルイス・リオハ(アラベス) 【(C)LaLiga】

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