【順大・陸上競技部】村竹ラシッド選手が復帰戦で自己ベストV パリ五輪参加標準記録も突破 陸上110mH

チーム・協会

【JUNTENDO UNIVERSITY】

陸上のナイトゲームズ・イン福井が7月29日、福井県営陸上競技場で開催され、男子110mHで村竹ラシッド選手(スポーツ健康科学部4年)が、来年のパリ五輪の参加標準記録(13秒27)を上回る13秒18(追い風0.9㍍)で優勝しました。レースは前半から村竹選手と野本周成選手(愛媛陸協)の2人が飛び出る形になり、最後は0秒02差の接戦を制しました。

村竹選手は4月29日の織田幹雄記念国際陸上競技大会で左脚を肉離れし、レースから離れていましたが、約3カ月ぶりの実戦で自己ベストをマークし、見事に復活を印象付けました。

村竹ラシッド選手コメント

ーー今回の大会について
今大会は、4月末に起こした肉離れからの復帰戦でした。出場するからには勿論勝つつもりで臨んでいましたが、3ヶ月ぶりのレースであること、肉離れした箇所に対する不安など、完全な状態で臨めたレースとは言えませんでした。しかし、終わってみれば自己記録更新での優勝と、自分でも驚くような結果でした。また、パリ五輪参加標準記録も突破することができ、復帰戦の内容としては上々だったと思います。

ーー自己ベストを出したことについて
レース直後は、自己記録を出したような手応えはなく、タイマーに表示された記録を信じられませんでしたが、チームメイトや観客の皆さん、メディアの方々から沢山のお祝いの言葉を頂き、トラックに戻れてよかったと感じています。

ーー今後の意気込み
今年の世界陸上への道は閉ざされてしましましたが、気持ちは既に来年のパリ五輪に向いています。出場権を獲得するだけでなく、パリ五輪の舞台で戦えるよう更に練習を積み重ねていきたいです。

試合直後の村竹選手 【JUNTENDO UNIVERSITY】

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スポーツ健康科学部は「スポーツと健康」に関する多角的な視点、専門性並びに高い倫理観を備え、スポーツを通じて持続可能な社会の構築に貢献できる人材を養成することを目指しています。 スポーツを「する」「みる」「ささえる」「ひろげる」というさまざまなアプローチで、学生一人ひとりの能力や強み、そして、可能性を最大限に伸ばすことができるサポートを備えています。

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