2023/24シーズンのラリーガ EA SPORTSを戦う20人の指揮官
【(C)LaLiga】
アスレティック:エルネスト・バルベルデ監督
現役時代もアスレティックで活躍したバルベルデは、これまでチームをヨーロッパ進出やカップ戦での躍進などに導いてきた。オリンピアコスやバルセロナでの成功を経て、昨季にアスレティックの監督として3度目の挑戦をスタートした59歳は、今季も引き続き指揮を執ることが決まっている。
【(C)LaLiga】
2011年の就任以降、シメオネは2度(2013/14、2020/21シーズン)のラリーガ EA SPORTS制覇を筆頭に数々の成功をクラブにもたらしてきた。昨季には故ルイス・アラゴネスが持っていた612試合の最多指導試合数を更新したが、まだ53歳。活力溢れる指揮官にモチベーションが低下するような様子はない。
【(C)LaLiga】
2018年からオサスナを指揮するアラサテは、ラリーガ有数の長期政権を実現している監督の一人だ。2019年にチームをラリーガ EA SPORTS昇格へ導くと、その後も若い才能を積極的に登用しながら10位、11位、10位、7位と好成績を維持。昨季はコパデルレイでも決勝進出を果たしている。
【(C)LaLiga】
2季連続でチームをラリーガ EA SPORTS残留に導いたことで、セルヒオはカディスの英雄となった。シーズン終了後にはクラブとの契約を2025年まで延長。過去2シーズンと同様の成功を手にするべく、46歳の指揮官は3季目のシーズンに挑もうとしている。
【(C)LaLiga】
ルイス・ガルシアはラリーガ HYPERMOTIONへの降格が決まって間もなくアラベスの監督に就任し、プレーオフを勝ち抜いた末に1年でのラリーガ EA SPORTS復帰に導いた。彼がラリーガ HYPERMOTION昇格を成し遂げたのは今回が3度目で、過去にはレバンテとマジョルカでも同様の成功を手にしている。
【(C)LaLiga】
初めて1シーズン通してバルセロナを指揮した昨季、シャビはラリーガ EA SPORTSで独創優勝を成し遂げた。さらにスーペルコパ・デ・エスパーニャではレアル・マドリーとの決勝を制してバルサでの初タイトルを獲得している。現役時代はバルセロナの司令塔として活躍した43歳。指導者としてのキャリアはまだ始まったばかりだ。
【(C)LaLiga】
1993年に指導者のキャリアをスタートしたボルダラスは、ここ10年で最も多くの成功を手にしてきた。中でもコリセウム・アルフォンソ・ペレスで過ごした2016〜21年にかけては、今やボルダラスの代名詞となったアグレッシブなスタイルでヨーロッパリーグでの16強進出といった快挙を実現している。バレンシアでの挑戦を経てヘタフェに復帰した昨季も、59才の指揮官はシーズン終盤の就任からチームを残留に導いている。
【(C)LaLiga】
ミチェルは過去にラージョ・バジェカーノとウエスカをラリーガ EA SPORTS昇格に導きながら、いずれも翌シーズンを全うすることなく解任されていた。だがジローナを率いて自身3度目の昇格を果たした昨季は目標だった残留を決めるだけでなく、10位に躍進した。リーグ5位の総得点数を誇ったダイナミックな攻撃的スタイルは今季も必見だ。
【(C)LaLiga】
パコ・ロペスは長い下積み時代を経て、2018年にレバンテの監督としてラリーガ EA SPORTSの常連に。昨季は途中就任したグラナダをラリーガ HYPERMOTION優勝に導いた。55歳の指揮官は適応力の高さで知られており、再び挑むトップリーグの舞台にもアジャストしてくるはずだ。
【(C)LaLiga】
昨季終了後にアンドニ・イラオラ前監督が退任したラージョは、新監督と共に新シーズンを迎えるチームの一つだ。フランシスコはアルメリアを率いて35歳の若さでラリーガ EA SPORTSデビュー。その後ウエスカ、エルチェの監督としてもトップリーグで戦った経験を持つ。
【(C)LaLiga】
過去にバレンシア、レアル・マドリーを率いたベニテスが今夏、セルタの監督としてラリーガ EA SPORTSに帰ってきた。バレンシア時代にラリーガ EA SPORTSを2度制し、イングランドやイタリアでもタイトルを手にしてきた63歳の経験は、セルタにとって大きな武器となるはずだ。
【(C)LaLiga】
カリスマ性を持ち、選手の能力を最大限に引き出す術を知るアギーレは、スペインフットボール界で最も愛されてきた監督の一人だ。マジョルカでは昨季を通して5ー4ー1のシステムを採用。極めて効率的なフットボールでチームをラリーガ EA SPORTS残留に導いている。
【(C)LaLiga】
69歳のペジェグリーニは2023/24シーズンのラリーガ EA SPORTSにおける最年長監督だ。ビジャレアルとマラガを率いてチャンピオンズリーグでの躍進に導いた彼は、僅差で優勝を逃したもののレアル・マドリー時代に当時のクラブ記録である勝ち点96を積み重ねた。さらにマンチェスター・シティーではプレミアリーグを制覇。ベティスの監督としてラリーガ EA SPORTSに復帰して以降は2021/22シーズンのコパデルレイ制覇、そしてクラブ史上初めて3季連続のヨーロッパ進出に導き、クラブ史にも自身の名を残している。
【(C)LaLiga】
ヨーロッパ5大リーグ(スペイン、ドイツ、イングランド、イタリア、フランス)を全て制した唯一の監督であり、また最多4度のチャンピオンズリーグ優勝経験をもつ唯一の監督でもあるアンチェロッティは、フットボール史上最高の指導者の一人として認識されている。レアル・マドリーに復帰した2021/22シーズンにはラリーガ EA SPORTSとチャンピオンズリーグの2冠を達成。昨季はUEFAスーパーカップ、クラブワールドカップ、コパデルレイを獲得している。
【(C)LaLiga】
イマノルは選手時代もレアル・ソシエダで育ち、指導者としてはアシスタントコーチ、下部組織の監督を経てトップチームに抜擢された生粋の生え抜き監督だ。スビエタのアカデミーで育った若手を積極登用しつつ、彼は2019/20シーズンのコパデルレイ制覇や10年ぶりのチャンピオンズリーグ出場権獲得といった成功をもたらしてきた。
【(C)LaLiga】
過去にバジャドリーやオサスナ、エイバルを率いてきたメンディリバルは、昨季にキャリア最大の成功を手にした。3月下旬の就任から降格の危機に陥っていたセビージャを見事に立て直し、ヨーロッパリーグを制覇。その結果、2024年までの契約延長を勝ち取っている。
【(C)LaLiga】
マジョルカとエスパニョールをラリーガ EA SPORTS昇格に導いた経験を持つビセンテ・モレノは、サウジアラビアのクラブを率いた1年を経てスペインへ帰ってきた。ルビ前監督の後を継いだアルメリアでは2季連続の残留を目指して戦うことになる。
【(C)LaLiga】
ガルシア・ピミエンタはフットボールキャリアの大半をバルセロナで過ごしてきた。選手時代はラ・マシアで育ち、トップチームでもプレー。指導者としても下部組織で経験を積み、バルセロナBの監督を3シーズン務めた。ラスパルマスの監督には2022年1月に就任。同シーズンは昇格プレーオフで敗れたものの、昨季はリーグ2位でラリーガ EA SPORTSへの自動昇格を成し遂げた。
【(C)LaLiga】
バラハは2000〜2010年にかけてバレンシアの中盤に君臨したクラブのレジェンドだ。監督としてはラリーガ HYPERMOTIONのクラブを歴任した後、今年2月にバレンシアの監督に就任。ラリーガ EA SPORTSは初挑戦ながら、下部組織の若い才能を登用しつつチームを降格の危機から救うことに成功した。
【(C)LaLiga】
セティエンはボールポゼッションを重視することで知られる監督で、過去に指揮したラスパルマス、ベティス、バルセロナはいずれもボール支配率の高さが特徴だった。それは昨年10月に就任したビジャレアルでも変わっていない。
【(C)LaLiga】
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ