【NJPW】新世代集結のAブロックはこの男にも大注目！ヒクレオに直撃！【G1】
いよいよ開幕目前！真夏の最強決定リーグ戦、『G1 CLIMAX 33』のAブロックに新世代が集結する中、この男を忘れてはならない。
今年、STRONG無差別級王座も奪取した次世代のモンスター、ヒクレオに直撃インタビュー！
今年、STRONG無差別級王座も奪取した次世代のモンスター、ヒクレオに直撃インタビュー！
ジェイに勝った勢いに乗って、とにかくガンガン上に行きたかった。でも、経験豊富なブラザーたちに「時間をかけて『G1 CLIMAX』に備えろ」と言われたのさ。
――さて、ヒクレオ選手、まずは2023年のあなたの展望についてうかがいたいと思います。大阪でジェイ・ホワイト選手を破って今年をスタートさせましたが、その後に開催された『NEW JAPAN CUP』には出場しませんでしたね。
ヒクレオ そうだな。
――あなたはSTRONG無差別級王座を獲得しましたが、その後すぐに失ってしまいました。浮き沈みの激しい前半期だったのではと思いますが？
ヒクレオ そうだな。
――あなたはSTRONG無差別級王座を獲得しましたが、その後すぐに失ってしまいました。浮き沈みの激しい前半期だったのではと思いますが？
ヒクレオ その通りさ、ジェイ・ホワイトという世界屈指のレスラーに俺は勝てたから、今年のスタートは最高だったよ。だがその後、俺は『NEW JAPAN CUP』に出るべきだったし、IWGP世界ヘビー級王座への挑戦者候補にもなるべきだったと思うよ。
でも、復帰してからはKENTAを倒してSTRONG無差別級王座を獲得することができた。それが、俺が初のシングルのチャンピオンになるという飛躍へのきっかけになった。ゆっくりだが、着実に俺はここまで上り詰めてきたんだが、まだ今年も半分しか終わってないよな。
――あなたは「トンガの瞬間湯沸かし器」として有名ですしね。いい感じで物事が進むと思いきや、なかなかそうもいかずにイライラしてしまったのかそれらも成功への一つのプロセスだと考え、自分を信じてここまで進まれてきたのか、どちらでしょうか？
ヒクレオ 最初のうちはジェイ・ホワイトに勝った勢いに乗って、とにかくガンガン上に行きたかったんだ。でも、経験豊富なブラザーたちに「時間をかけて『G1 CLIMAX』に備えろ」と言われたのさ。今、俺はこの位置にいる。俺はまだこの業界では若手の方だが、トップに行くまでの過程を楽しむようにして、これからの長いキャリアのために準備するように、と家族からアドバイスされているんだ。
――今回、初めて『G1』にエントリーされたことは、あなたにとってどのような意味があると考えていますか？
ヒクレオ とても大きなことだよ。タマ（・トンガ）が初めて『G1』にエントリーされたとき、俺は彼と一緒にいたんだ。彼の興奮した様子をよく覚えているし、彼の大会に対する姿勢、仕事に対する姿勢も覚えているよ。
自分が来日して以来、『G1』にエントリーされた選手たちがいつも以上に気合いの入ったトレーニングをしているのを見るまでは、兄の『G1』に対する姿勢を本当の意味では理解できていなかったんだ。『G1』は、シングルプレイヤーとして自分の実力を証明する場なんだ。
でも、復帰してからはKENTAを倒してSTRONG無差別級王座を獲得することができた。それが、俺が初のシングルのチャンピオンになるという飛躍へのきっかけになった。ゆっくりだが、着実に俺はここまで上り詰めてきたんだが、まだ今年も半分しか終わってないよな。
――あなたは「トンガの瞬間湯沸かし器」として有名ですしね。いい感じで物事が進むと思いきや、なかなかそうもいかずにイライラしてしまったのかそれらも成功への一つのプロセスだと考え、自分を信じてここまで進まれてきたのか、どちらでしょうか？
ヒクレオ 最初のうちはジェイ・ホワイトに勝った勢いに乗って、とにかくガンガン上に行きたかったんだ。でも、経験豊富なブラザーたちに「時間をかけて『G1 CLIMAX』に備えろ」と言われたのさ。今、俺はこの位置にいる。俺はまだこの業界では若手の方だが、トップに行くまでの過程を楽しむようにして、これからの長いキャリアのために準備するように、と家族からアドバイスされているんだ。
――今回、初めて『G1』にエントリーされたことは、あなたにとってどのような意味があると考えていますか？
ヒクレオ とても大きなことだよ。タマ（・トンガ）が初めて『G1』にエントリーされたとき、俺は彼と一緒にいたんだ。彼の興奮した様子をよく覚えているし、彼の大会に対する姿勢、仕事に対する姿勢も覚えているよ。
自分が来日して以来、『G1』にエントリーされた選手たちがいつも以上に気合いの入ったトレーニングをしているのを見るまでは、兄の『G1』に対する姿勢を本当の意味では理解できていなかったんだ。『G1』は、シングルプレイヤーとして自分の実力を証明する場なんだ。
令和闘魂三銃士？ あの発表があったとき、俺はただただリラックスしてたよ。「会社を引っ張っていかなければならない」というプレッシャーが、彼らの肩にのしかかっただけの話さ。
――下馬評では厳しい意見もありますが、『G1』のために何かあなたが特別にやっていることはありますか？
ヒクレオ 俺のいるブロックの選手たちはみんな若いし、SANADAという若きチャンピオンもいる。だから有酸素運動を増やさないといけないと思っているよ。HIITトレーニングもたくさんやっているし、ここにあるスクールのマットで、レスリングもたくさんこなしているんだ。
――あなたのようなビッグマンだと、移動やオフの時間でもリング上と同じくらい過酷な目に合う場合が少なくないですよね。
ヒクレオ そうだな。日本への飛行機移動だと、12時間～14時間の移動時間がかかり、ヒザや首、背中にもかなり負担を感じるんだ。どのレスラーも経験することではあるんだけど、俺のような大柄な男にはさらに過酷な試練になる。
それから日本……日本での生活は俺のような2メートルを超える男には合わないんだ。ベッドは小さいから足がはみ出てしまう。シャワーすらまともには浴びられない。シャワーヘッドから首筋に水をかけようとするのにも一苦労なんだよ。
だが、それほど不満があるわけじゃない、このライフスタイルに溶け込みたいという気持ちはあるんだ。ただ、負担がかかるのは確かなんだ。移動中、バスの中、ホテル、レストラン、すべての場面において負担がかかるんだ。
――あなたは6人の『G1』初参戦メンバーを含む、若手中心のAブロックの一人であり、海野（翔太）選手、辻（陽太）選手、そして成田（蓮）選手が「令和闘魂三銃士」という話題で盛り上がっています。どう思いますか？
ヒクレオ あの発表があったとき、俺はただただリラックスしていたよ。「会社を引っ張っていかなければならない」というプレッシャーが、彼らの肩にのしかかっただけの話さ。ナリタ、ショータ、そしてツジは、俺にとって同級生のようなもの。とくにツジは俺のすぐ後に新日本プロレスに入ってきたしルームメイトでもあったんだ。だから、俺には“お声がけ”がなくて良かったよ。
――あの騒動の中、あなたは目立たないところに潜んでいたのですね。
ヒクレオ ああ、そんな俺がみんなの中で一番デカくて、一番高い位置にいるなんて最高だろ？(笑)。俺にはプレッシャーすらない。それに『G1』初参戦組の中で、シングルのタイトルを獲っているのは俺だけだろ？
――清宮（海斗）選手が獲ったことのある、プロレスリング・ノアのタイトルを除けばそうですね。
ヒクレオ 『G1』のダークホースはむしろゲイブ（・キッド）だと思うよ。イギリスで何度か対戦したことがあるんだが、彼はBULLET CLUBに入ったことで覚醒した。『G1』では彼の新しい一面を見ることができると思っている。
――今年は1試合20分という時間制限があります。このことはあなたの試合スタイルに有利に働くと考えていますか？
ヒクレオ あるとも言えるし、ないとも言えるな。制限時間が設けられると、常にスプリントな試合になる。まるでレースのようなんだ。お互いできるだけ早く相手の弱点を突こうとする試合になる。だからコンディショニングやHIITドリルなど、そういったことに一生懸命にならざるを得ないのさ。
ヒクレオ 俺のいるブロックの選手たちはみんな若いし、SANADAという若きチャンピオンもいる。だから有酸素運動を増やさないといけないと思っているよ。HIITトレーニングもたくさんやっているし、ここにあるスクールのマットで、レスリングもたくさんこなしているんだ。
――あなたのようなビッグマンだと、移動やオフの時間でもリング上と同じくらい過酷な目に合う場合が少なくないですよね。
ヒクレオ そうだな。日本への飛行機移動だと、12時間～14時間の移動時間がかかり、ヒザや首、背中にもかなり負担を感じるんだ。どのレスラーも経験することではあるんだけど、俺のような大柄な男にはさらに過酷な試練になる。
それから日本……日本での生活は俺のような2メートルを超える男には合わないんだ。ベッドは小さいから足がはみ出てしまう。シャワーすらまともには浴びられない。シャワーヘッドから首筋に水をかけようとするのにも一苦労なんだよ。
だが、それほど不満があるわけじゃない、このライフスタイルに溶け込みたいという気持ちはあるんだ。ただ、負担がかかるのは確かなんだ。移動中、バスの中、ホテル、レストラン、すべての場面において負担がかかるんだ。
――あなたは6人の『G1』初参戦メンバーを含む、若手中心のAブロックの一人であり、海野（翔太）選手、辻（陽太）選手、そして成田（蓮）選手が「令和闘魂三銃士」という話題で盛り上がっています。どう思いますか？
ヒクレオ あの発表があったとき、俺はただただリラックスしていたよ。「会社を引っ張っていかなければならない」というプレッシャーが、彼らの肩にのしかかっただけの話さ。ナリタ、ショータ、そしてツジは、俺にとって同級生のようなもの。とくにツジは俺のすぐ後に新日本プロレスに入ってきたしルームメイトでもあったんだ。だから、俺には“お声がけ”がなくて良かったよ。
――あの騒動の中、あなたは目立たないところに潜んでいたのですね。
ヒクレオ ああ、そんな俺がみんなの中で一番デカくて、一番高い位置にいるなんて最高だろ？(笑)。俺にはプレッシャーすらない。それに『G1』初参戦組の中で、シングルのタイトルを獲っているのは俺だけだろ？
――清宮（海斗）選手が獲ったことのある、プロレスリング・ノアのタイトルを除けばそうですね。
ヒクレオ 『G1』のダークホースはむしろゲイブ（・キッド）だと思うよ。イギリスで何度か対戦したことがあるんだが、彼はBULLET CLUBに入ったことで覚醒した。『G1』では彼の新しい一面を見ることができると思っている。
――今年は1試合20分という時間制限があります。このことはあなたの試合スタイルに有利に働くと考えていますか？
ヒクレオ あるとも言えるし、ないとも言えるな。制限時間が設けられると、常にスプリントな試合になる。まるでレースのようなんだ。お互いできるだけ早く相手の弱点を突こうとする試合になる。だからコンディショニングやHIITドリルなど、そういったことに一生懸命にならざるを得ないのさ。
(開幕のSANADA戦は)この試合、この瞬間を得るために、そして今、ジェイを倒した直後に“得るはず”だと思っていたものに、ようやくたどり着いたという感じなんだ。
――『G1』のスケジュールを見ていきましょう。初戦は7月15日、あなたにとってシングルマッチのメインイベントでの試合は初、しかもIWGP世界ヘビー級王者であるSANADA選手との対戦です。
ヒクレオ それを知ったとき、俺はいくらか驚いたけども、そのための準備はできているんだ。“SWITCH BLADE”ジェイ・ホワイトを倒して以来、ずっとそのための準備はできているよ。
――確かにSANADA選手は、このブロックにいる選手の中では一番ビッグマッチの経験があると言えます。王者との対戦をどのように考えていますか？
ヒクレオ ロングビーチでの試合でKENTAと戦ったときのようにはならないだろう。SANADAとKENTAは似たタイプだとは思う。引きつけてロープに詰めて、ヤツのガードが下がったところを攻めるんだ。彼が世界チャンピオンになれたのにはそれ相応の理由がある。俺はヤツのことをずっと攻め続けなければいけないと考えている。
――仙台での次戦では、BC WAR DOGSの代表であるゲイブ・キッド選手と対戦します。BULLET CLUBの新しい方向性について、あなたはどのように感じていますか？
ヒクレオ それを知ったとき、俺はいくらか驚いたけども、そのための準備はできているんだ。“SWITCH BLADE”ジェイ・ホワイトを倒して以来、ずっとそのための準備はできているよ。
――確かにSANADA選手は、このブロックにいる選手の中では一番ビッグマッチの経験があると言えます。王者との対戦をどのように考えていますか？
ヒクレオ ロングビーチでの試合でKENTAと戦ったときのようにはならないだろう。SANADAとKENTAは似たタイプだとは思う。引きつけてロープに詰めて、ヤツのガードが下がったところを攻めるんだ。彼が世界チャンピオンになれたのにはそれ相応の理由がある。俺はヤツのことをずっと攻め続けなければいけないと考えている。
――仙台での次戦では、BC WAR DOGSの代表であるゲイブ・キッド選手と対戦します。BULLET CLUBの新しい方向性について、あなたはどのように感じていますか？
ヒクレオ 彼らはデンジャラスだよ。以前のBULLET CLUBは金を稼ぐのが目的だった。Tシャツもグッズも全部揃えていたよな。ところが、今のBULLET CLUBは若くてハングリーなんだ。商品を売ることが目的ではないんだ。彼らはルックスも良いし、精神的なつながりもある、初期のBULLET CLUBに似たような雰囲気がある。『G1』において、彼らは間違いなく注目すべき存在だよ。
――BULLET CLUBに関しては。あなたはジェイ・ホワイト選手の失脚に大きく関わったわけですが、その派閥におけるデビッド・フィンレー選手の取っているこれまでのリーダーシップについてはどう感じていますか？
ヒクレオ フィンレーは過小評価されているよ。今、彼はリーダーとして新たな人生を切り開いている。勝つためには手段を選ばないという、彼の持つ裏の顔を見せ始めたことからも、彼の実力の片鱗がうかがえる。だが、その時が来たら、俺はフィンレーとの試合のために準備するだけさ。
――ゲイブ・キッド選手は、自分の人生を自分の手で切り開くことができたと感じていて、ファンが好む・好まざるにかかわらず、これまで以上に自分の今の立ち位置が気に入っているようです。
ヒクレオ 俺が知っているイギリスにいた頃のゲイブとは違うのは分かっている。彼は日本でのパンデミックでの苦労を経験している。人は何日も部屋に閉じこもっていると、“何か”が起こるんだ。常に頭の中でいろいろと考えてしまうんだ。だが、彼が姿を消し、そして今、仲間を後ろに従えて戻ってきた……。
彼は肉体的には常に素晴らしいレスラーだったが、今は精神面でも強くなってきている。みんな令和闘魂三銃士やキヨミヤばかりを話題にしているけれども、ゲイブは『G1』では絶対に注目すべき選手だよ。
――21日の長岡大会では、チェーズ・オーエンズ選手という他のBULLET CLUBのメンバーたちとは全く異なるスタイルの選手と対戦します。彼が今大会最大のダークホースになる可能性はありますか？
ヒクレオ 彼は間違いなく眠れる獅子さ。あのタナハシにも勝ったんだろ？
――よくご存じですね。
ヒクレオ つかみどころのない、ずるがしこい勝ち方を知っている選手だよな。でも、この俺との試合は特別なものになると思うよ。俺がBULLET CLUBを離れて以来、彼とは会っていないんだが、そこには俺たちが結びつけなければならない歴史があるんだ。
――BULLET CLUBに関しては。あなたはジェイ・ホワイト選手の失脚に大きく関わったわけですが、その派閥におけるデビッド・フィンレー選手の取っているこれまでのリーダーシップについてはどう感じていますか？
ヒクレオ フィンレーは過小評価されているよ。今、彼はリーダーとして新たな人生を切り開いている。勝つためには手段を選ばないという、彼の持つ裏の顔を見せ始めたことからも、彼の実力の片鱗がうかがえる。だが、その時が来たら、俺はフィンレーとの試合のために準備するだけさ。
――ゲイブ・キッド選手は、自分の人生を自分の手で切り開くことができたと感じていて、ファンが好む・好まざるにかかわらず、これまで以上に自分の今の立ち位置が気に入っているようです。
ヒクレオ 俺が知っているイギリスにいた頃のゲイブとは違うのは分かっている。彼は日本でのパンデミックでの苦労を経験している。人は何日も部屋に閉じこもっていると、“何か”が起こるんだ。常に頭の中でいろいろと考えてしまうんだ。だが、彼が姿を消し、そして今、仲間を後ろに従えて戻ってきた……。
彼は肉体的には常に素晴らしいレスラーだったが、今は精神面でも強くなってきている。みんな令和闘魂三銃士やキヨミヤばかりを話題にしているけれども、ゲイブは『G1』では絶対に注目すべき選手だよ。
――21日の長岡大会では、チェーズ・オーエンズ選手という他のBULLET CLUBのメンバーたちとは全く異なるスタイルの選手と対戦します。彼が今大会最大のダークホースになる可能性はありますか？
ヒクレオ 彼は間違いなく眠れる獅子さ。あのタナハシにも勝ったんだろ？
――よくご存じですね。
ヒクレオ つかみどころのない、ずるがしこい勝ち方を知っている選手だよな。でも、この俺との試合は特別なものになると思うよ。俺がBULLET CLUBを離れて以来、彼とは会っていないんだが、そこには俺たちが結びつけなければならない歴史があるんだ。
TV王座決定トーナメントで見たナリタは、「これから本当のナリタになるんだろうな」という面を垣間見せるものではあった。だが、それがここ数か月で消えてしまっている気がするんだ
――25日の後楽園では、成田蓮選手との対戦があります。彼が遠征から戻ってきて以来、成田選手のことをどのように見ていますか？
ヒクレオ 正直なところ、ナリタのことはあまり見ていないんだ。STRONG STYLEでも、彼よりスズキ（鈴木みのる）やデスペラードの方を見てきた。ナリタが彼らの影から抜け出すのは簡単なことではない。でも、彼がNJPW WORLD認定TV王座を目指していたときに、その実力の片鱗を見ることはできたよ。
――先ほど成田選手とは同級生だとおっしゃっていましたよね。
ヒクレオ ああ。NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメントでの戦いで見たナリタは、「これから本当のナリタになるんだろうな」という面を垣間見せるものではあった。だが、それがここ数か月で消えてしまっている気がするんだ。『G1』ではそれを取り戻してほしいよ。
――「SON OF STRONG STYLE」というニックネームと、話題の「令和闘魂三銃士」の件が、彼にプレッシャーを与えている部分もありますよね。
ヒクレオ 確かにそうだな。シバタ（柴田勝頼）の後継者という見られ方もあるし、令和闘魂三銃士になったことで、彼にかかる負担は大きい。不安要素も増えるだろう。俺にとっては、それが全てレバレッジ（てこの原理）になるがな。
――当然のことですが、成田選手は柴田選手や鈴木選手の持つイメージから脱却しなければなりません。海野選手の場合は棚橋（弘至）選手や、ジョン・モクスリー選手がそれに当たるのかもしれません。このようなことはプロレス一家出身のあなたにとって共感できる感覚なのでしょうか？
ヒクレオ そうだな。100パーセント、ほとんどのファンから、俺はまだ「タマ・トンガの弟」だと思われているような気がするし、それ自体が悪いことではないんだが、このシングルマッチの続く『G1』は、俺にとってプラスになると考えているよ。
兄弟トリオでNEVER無差別級6人タッグ王座のタイトルを狙うのは簡単だけど、そうじゃなく、個人がそれぞれのブロックで厳しい試合を戦い抜くことにより、自分自身の名前が売れていく、そういうものだと俺は考えている。
ヒクレオ 正直なところ、ナリタのことはあまり見ていないんだ。STRONG STYLEでも、彼よりスズキ（鈴木みのる）やデスペラードの方を見てきた。ナリタが彼らの影から抜け出すのは簡単なことではない。でも、彼がNJPW WORLD認定TV王座を目指していたときに、その実力の片鱗を見ることはできたよ。
――先ほど成田選手とは同級生だとおっしゃっていましたよね。
ヒクレオ ああ。NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメントでの戦いで見たナリタは、「これから本当のナリタになるんだろうな」という面を垣間見せるものではあった。だが、それがここ数か月で消えてしまっている気がするんだ。『G1』ではそれを取り戻してほしいよ。
――「SON OF STRONG STYLE」というニックネームと、話題の「令和闘魂三銃士」の件が、彼にプレッシャーを与えている部分もありますよね。
ヒクレオ 確かにそうだな。シバタ（柴田勝頼）の後継者という見られ方もあるし、令和闘魂三銃士になったことで、彼にかかる負担は大きい。不安要素も増えるだろう。俺にとっては、それが全てレバレッジ（てこの原理）になるがな。
――当然のことですが、成田選手は柴田選手や鈴木選手の持つイメージから脱却しなければなりません。海野選手の場合は棚橋（弘至）選手や、ジョン・モクスリー選手がそれに当たるのかもしれません。このようなことはプロレス一家出身のあなたにとって共感できる感覚なのでしょうか？
ヒクレオ そうだな。100パーセント、ほとんどのファンから、俺はまだ「タマ・トンガの弟」だと思われているような気がするし、それ自体が悪いことではないんだが、このシングルマッチの続く『G1』は、俺にとってプラスになると考えているよ。
兄弟トリオでNEVER無差別級6人タッグ王座のタイトルを狙うのは簡単だけど、そうじゃなく、個人がそれぞれのブロックで厳しい試合を戦い抜くことにより、自分自身の名前が売れていく、そういうものだと俺は考えている。
新日本プロレスはツジのことを“怪物”と呼んでいるが、俺からしたら彼はナリタやショータと同じくらいの身長にしか見えないんだ。
――その次は大田区大会で戦う辻陽太選手です。ブロックを超えた存在である彼にとって、『G1』はそれほど大きな過程ではないのでしょうか。
ヒクレオ 新日本プロレスはツジのような選手を必要としていたんだ。彼はその期待以上のことをやってのけた。俺たちがまだルームメイトだった頃、海外遠征から戻ったあかつきには、マット上のシーンを一変させ、全てを新たな高みへと押し上げたい、彼は俺にそんな話をしていたんだ。
――彼はAブロックでは、体格的に2番目に大きなライバルですね。
ヒクレオ うーん。ただ、新日本プロレスはツジのことを“怪物”と呼んでいるが、俺からしたら彼はナリタやショータと同じくらいの身長にしか見えないんだ。もちろん彼にはパワーはある、だが、怪物と呼ばれることに関しては、俺は別格の存在なんだ。彼との試合は本当に楽しみだけどね。
ヒクレオ 新日本プロレスはツジのような選手を必要としていたんだ。彼はその期待以上のことをやってのけた。俺たちがまだルームメイトだった頃、海外遠征から戻ったあかつきには、マット上のシーンを一変させ、全てを新たな高みへと押し上げたい、彼は俺にそんな話をしていたんだ。
――彼はAブロックでは、体格的に2番目に大きなライバルですね。
ヒクレオ うーん。ただ、新日本プロレスはツジのことを“怪物”と呼んでいるが、俺からしたら彼はナリタやショータと同じくらいの身長にしか見えないんだ。もちろん彼にはパワーはある、だが、怪物と呼ばれることに関しては、俺は別格の存在なんだ。彼との試合は本当に楽しみだけどね。
キヨミヤはもっとアグレッシブになるべきだ。でも、彼の試合を見た限りでは、問題なく勝てると思っている。オカダが彼をビンタしたときの気持ちがよく分かるよ。
――その次は清宮海斗選手との対戦になります。彼はプロレスリング・ノアを代表して『G1』に出場しますが、それはあなたにとって重要な要素となりますでしょうか？
ヒクレオ いや、本当にどうでもいいよ。キヨミヤの試合を見たけれども、正直言って……。ただ試合では彼をたたき潰す、それだけだよ。
――彼は他団体の代表というプライドを持って戦うことになります。
ヒクレオ そうだろうな。プロレスリング・ノアの代表として戦うのであれば、彼のような姿勢が必要だ。「ゲイブやヒクレオと闘って勉強させてもらうのが楽しみだ」といった謙虚な態度はみっともないよ。
彼はもっとアグレッシブになるべきだ。でも、彼の試合を見た限りでは、問題なく勝てると思っている。オカダ（・カズチカ）が彼をビンタしたときの気持ちがよく分かるよ。キヨミヤのことはあまり気にしていないんだ。
ヒクレオ いや、本当にどうでもいいよ。キヨミヤの試合を見たけれども、正直言って……。ただ試合では彼をたたき潰す、それだけだよ。
――彼は他団体の代表というプライドを持って戦うことになります。
ヒクレオ そうだろうな。プロレスリング・ノアの代表として戦うのであれば、彼のような姿勢が必要だ。「ゲイブやヒクレオと闘って勉強させてもらうのが楽しみだ」といった謙虚な態度はみっともないよ。
彼はもっとアグレッシブになるべきだ。でも、彼の試合を見た限りでは、問題なく勝てると思っている。オカダ（・カズチカ）が彼をビンタしたときの気持ちがよく分かるよ。キヨミヤのことはあまり気にしていないんだ。
（ブロック最終戦）海野に負ければ、その時点でブロックを勝ち抜くことなく脱落してしまうことになるだろうから、俺にとっては非常に大切な試合になるだろう。
――8月5日、大阪でのブロック最後の対戦となるのは海野翔太選手です。2月にジェイ・ホワイトを破ったときと同じ会場で海野選手を倒せば、ベスト8入りの可能性も見えてきます。
ヒクレオ 大阪は良いところだよ。あなたが言うように、俺はあの会場でジェイ・ホワイトに勝ったんだ。その前は（高橋）ユウジロウに90秒で勝ったよ。ブロック最終戦を行うのには最適な会場さ。
――海野選手とは、あなたはかなり縁がありますね。
ヒクレオ 大阪は良いところだよ。あなたが言うように、俺はあの会場でジェイ・ホワイトに勝ったんだ。その前は（高橋）ユウジロウに90秒で勝ったよ。ブロック最終戦を行うのには最適な会場さ。
――海野選手とは、あなたはかなり縁がありますね。
ヒクレオ そうだな、同じ時期にイギリスにいたし、レボリューション・プロレスリングでの試合では、彼に負けているんだ。でも、今回の状況はジェイ・ホワイトと戦ったときと同じような感覚だな。負けた方が国を出ていくというわけではないが、負ければその時点でブロックを勝ち抜くことなく脱落してしまうことになるだろうから、俺にとっては非常に大切な試合になるだろう。
――Aブロックから勝ち上がると、勝ち点によってDブロックかCブロックの選手と対戦することになります。そのときのことをすでに考えていますか？ それとも、それはまだ先のことなので、ブロックでの試合を一つずつ勝ち進めていこうと考えているのでしょうか？
ヒクレオ そうだな、タマとタンガ・ロアが勝ち進むことを願っているよ。もし同じブロックに入っていたならば試合ができるし、子供の頃のリベンジもできると考えていたんだけど（笑）。でも、相手が誰であろうと準備はできている、それだけだよ。
――最後に、『G1』をワンフレーズ、もしくはワンセンテンスで表現するとしたら、どんな感じになるでしょうか？
――Aブロックから勝ち上がると、勝ち点によってDブロックかCブロックの選手と対戦することになります。そのときのことをすでに考えていますか？ それとも、それはまだ先のことなので、ブロックでの試合を一つずつ勝ち進めていこうと考えているのでしょうか？
ヒクレオ そうだな、タマとタンガ・ロアが勝ち進むことを願っているよ。もし同じブロックに入っていたならば試合ができるし、子供の頃のリベンジもできると考えていたんだけど（笑）。でも、相手が誰であろうと準備はできている、それだけだよ。
――最後に、『G1』をワンフレーズ、もしくはワンセンテンスで表現するとしたら、どんな感じになるでしょうか？
ヒクレオ 「俺の名前を言ってみろ！」だ。新世代の選手間の会話では、俺の名前は一切出てこないんだ。俺の名前はみんなもちろん知っているはずだが、『G1』が終わった後、俺の名前は今以上にあちこちで呼ばれることになるだろう。（了）
『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』
『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』
・7月15日(土) 開場15:30 試合開始17:00
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
※「最前列VIPシート」は完売となりました。
・7月16日(日) 開場12:30 試合開始14:00
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
※「最前列VIPシート」は完売となりました。
・7月18日(火) 開場17:00 試合開始18:30
山形・山形市総合スポーツセンター
※「ロイヤルシート（最前列）」は完売となりました。
・7月19日(水) 開場17:00 試合開始18:30
宮城・ゼビオアリーナ仙台
※「ロイヤルシート（最前列）」は完売となりました。
・7月21日(金) 開場17:00 試合開始18:30
新潟・アオーレ長岡
※「ロイヤルシート（最前列）」は完売となりました。
・7月23日(日) 開場16:30 試合開始18:00
長野・ビッグハット
※「ロイヤルシート（最前列）」は完売となりました。
・7月25日(火) 開場17:30 試合開始18:30
東京・後楽園ホール
※「ロイヤルシート（パイプ椅子席）」は完売となりました。
・7月26日(水) 開場17:30 試合開始18:30
東京・後楽園ホール
※「ロイヤルシート（パイプ椅子席）」は完売となりました。
・7月27日(木) 開場17:00 試合開始18:30
東京・大田区総合体育館
・7月30日(日) 開場15:00 試合開始16:00
愛知・愛知県体育館（ドルフィンズアリーナ）
・8月1日(火) 開場17:30 試合開始19:00
香川・高松市総合体育館 第1競技場
・8月2日(水) 開場17:00 試合開始18:30
広島・広島サンプラザホール
※「ロイヤルシート（最前列）」は完売、「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。
・8月5日(土) 開場15:30 試合開始17:00
大阪・大阪府立体育会館（エディオンアリーナ大阪）
※「ロイヤルシート（最前列）」「ロイヤルシート（2列目以降）」は完売となりました。
・8月6日(日) 開場12:30 試合開始14:00
大阪・大阪府立体育会館（エディオンアリーナ大阪）
※「ロイヤルシート（最前列）」「ロイヤルシート（2列目以降）」は完売となりました。
・8月8日(火) 開場17:30 試合開始18:30
神奈川・横浜武道館
・8月9日(水) 開場17:30 試合開始18:30
静岡・アクトシティ浜松
・8月10日(木) 開場17:00 試合開始18:30
千葉・船橋市総合体育館（船橋アリーナ）
・8月12日(土) 開場15:30 試合開始17:00
東京・両国国技館
※「砂かぶり席（最前列）」「砂かぶり席（2-4列）」「ボックス席4人用」「ボックス席5人用」は完売となりました。
・8月13日(日) 開場13:00 試合開始15:00
東京・両国国技館
※「砂かぶり席（最前列）」「砂かぶり席（2-4列）」「2階指定席Ａ」「ボックス席4人用」「ボックス席5人用」は完売となりました。
※発売日程や大会開催日時等は変更となる場合もございます。
・7月15日(土) 開場15:30 試合開始17:00
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
※「最前列VIPシート」は完売となりました。
・7月16日(日) 開場12:30 試合開始14:00
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
※「最前列VIPシート」は完売となりました。
・7月18日(火) 開場17:00 試合開始18:30
山形・山形市総合スポーツセンター
※「ロイヤルシート（最前列）」は完売となりました。
・7月19日(水) 開場17:00 試合開始18:30
宮城・ゼビオアリーナ仙台
※「ロイヤルシート（最前列）」は完売となりました。
・7月21日(金) 開場17:00 試合開始18:30
新潟・アオーレ長岡
※「ロイヤルシート（最前列）」は完売となりました。
・7月23日(日) 開場16:30 試合開始18:00
長野・ビッグハット
※「ロイヤルシート（最前列）」は完売となりました。
・7月25日(火) 開場17:30 試合開始18:30
東京・後楽園ホール
※「ロイヤルシート（パイプ椅子席）」は完売となりました。
・7月26日(水) 開場17:30 試合開始18:30
東京・後楽園ホール
※「ロイヤルシート（パイプ椅子席）」は完売となりました。
・7月27日(木) 開場17:00 試合開始18:30
東京・大田区総合体育館
・7月30日(日) 開場15:00 試合開始16:00
愛知・愛知県体育館（ドルフィンズアリーナ）
・8月1日(火) 開場17:30 試合開始19:00
香川・高松市総合体育館 第1競技場
・8月2日(水) 開場17:00 試合開始18:30
広島・広島サンプラザホール
※「ロイヤルシート（最前列）」は完売、「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。
・8月5日(土) 開場15:30 試合開始17:00
大阪・大阪府立体育会館（エディオンアリーナ大阪）
※「ロイヤルシート（最前列）」「ロイヤルシート（2列目以降）」は完売となりました。
・8月6日(日) 開場12:30 試合開始14:00
大阪・大阪府立体育会館（エディオンアリーナ大阪）
※「ロイヤルシート（最前列）」「ロイヤルシート（2列目以降）」は完売となりました。
・8月8日(火) 開場17:30 試合開始18:30
神奈川・横浜武道館
・8月9日(水) 開場17:30 試合開始18:30
静岡・アクトシティ浜松
・8月10日(木) 開場17:00 試合開始18:30
千葉・船橋市総合体育館（船橋アリーナ）
・8月12日(土) 開場15:30 試合開始17:00
東京・両国国技館
※「砂かぶり席（最前列）」「砂かぶり席（2-4列）」「ボックス席4人用」「ボックス席5人用」は完売となりました。
・8月13日(日) 開場13:00 試合開始15:00
東京・両国国技館
※「砂かぶり席（最前列）」「砂かぶり席（2-4列）」「2階指定席Ａ」「ボックス席4人用」「ボックス席5人用」は完売となりました。
※発売日程や大会開催日時等は変更となる場合もございます。
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