【NJPW】『G1』初出場の成田蓮選手に直撃インタビュー!【G1】

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【新日本プロレスリング株式会社】

『G1』初出場を決めた成田蓮選手に直撃インタビュー!Aブロックエントリーとなった公式戦の対戦相手について言及!

そして、凱旋からSTRONG STYLE立ち上げ、2023年の上半期を振り返るともに、『G1 CLIMAX 33』への熱い想いを激語り!

ボクは新日本入門前からプロレスリング・ノアさんの試合も観てきたので、レスラーになったからには「(丸藤さん)いつかは1対1で闘いたい人」って思ってました

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――さて、成田選手。まずは2023年上半期を振り返っていかがですか?

成田 まずは、“STRONG STYLE”っていうものができて、鈴木(みのる)さん、(エル・)デスペラードさんにいろいろ助けてもらいながらも、自分なりには少しスキルアップもできたんじゃないかなと思いますね。

――結果的に、その3人でNEVER無差別級6人タッグ王座も戴冠しました。

成田 そうですね。HOUSE OF TORTUREからNEVER6人タッグを奪取できたことと、ベルトを失いはしましたが、オカダ・カズチカの名前を出して引っ張り出せたっていう部分では、自分の中でかなり大きな収穫になりました。

――鈴木選手、デスペラード選手は成田選手にとってどんな存在ですか?

成田 もちろん最初は疑いから入りましたね(苦笑)。鈴木軍を解散したのち、ボクに接近っていうのは「何を意味してるんだろう?」という疑惑がありましたけど、鈴木さんはコメントでも「俺はストロングスタイルのDNAを持っている」とか、STRONG STYLEっていうものに対しての想いを熱く語っていましたので……。

――最初は疑いから入りましたけど、言動でSTRONG STYLEというものに対して共感できる部分があったと。

成田 ええ。自分も” SON OF STRONG STYLE”って名乗ってる中で、「もっとSTRONG STYLEについて知っていかなきゃいけない」と思いましたし、あの2人とガッチリ握手した時に「この名前をちゃんと背負ってやっていこう」とあらためて覚悟を持てましたね。

――ちなみに成田選手の考えるストロングスタイルというのは?

成田 やっぱり(アントニオ)猪木さんが作った言葉ですし、新日本プロレスを象徴する言葉じゃないですか。いまはまだ具体的な言い方ができないですけど、「これが新日本プロレスだ」っていう感じです。

――チームを組む中で鈴木選手、デスペラード選手からの刺激というのは?

成田 鈴木さんはいままでの経験をボクにも教えてくれるのですごく刺激になる部分がありますし、デスペラードさんは自分というものが確立されている中で、デスペラードさんなりのSTRONG STYLEっていうのを試合で見せてもらっているので、それはそれでボクも勉強になりますし、2人から違った刺激をもらってます。

――師である柴田勝頼選手はROHピュア王座戴冠するなど、海を渡って活躍してますが、柴田選手の存在というのは?

成田 あの人の名前が出てくる度、勝手に自分のケツが叩かれるので、自分を鼓舞する存在ではありますけど、柴田さんは柴田さんの道、ボクはボクの道をそれぞれ歩んでるっていう感じですね。

――もう一人、気になる存在として『ALL TOGETHER』で丸藤正道選手とバチバチにやり合っていましたが、闘ってみての感想は?

成田 “方舟の天才”と言われる人間だけあって、試合前からオーラも全然違いましたし、見てわかる通り逆水平チョップで(胸を)真っ赤に裂かれましたからね。

――試合後、「丸藤さん、この胸の借りを返させてください。いつでもいいです。僕とシングルお願いします」とアピールもされました。

成田 ぶっちゃけ言うと、ボクは新日本入門前からプロレスリング・ノアさんの試合も観てきたので、レスラーになったからには「いつかは1対1で闘いたい人」って思ってました。

――成田選手の対戦要求に、丸藤選手も「成田君、元気があってよろしいじゃないですか。彼が望むなら全然1対1でもやりますよ」と返答がありました。

成田 あとは会社がどう動いてくれるかわからないですけど、ボクはいつでもお願いしたいです。

Aブロックに同世代が集まったのであれば、その中で頭一つ二つ抜ける結果を出せるチャンスですし、「おまえらと横並びじゃねぇんだぞ!」っていうのを示せる

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――では、ここからは『G1 CLIMAX』の話を伺っていきたいのですが、成田選手にとって『G1』とは?

成田 やっぱり新日本プロレス最大のシリーズじゃないですか。とはいえ、自分の中では「出場するのは当たり前」ぐらいの感じでいました。

――今年の『G1』は史上最多32名エントリーということで、この点に関してはいかがですか?

成田 多ければ多いほど優勝した時の感動だったりは増すのかなと思うんですけど、「誰でもエントリーできるような緩やかな大会でもない」っていう思う部分もあるんですよ。「もうちょっとシビアにしてもいいんじゃないかな」と思いつつ、人数がいたらそれはそれでいいのかなと。まあ、良いところも悪いところもあるんじゃないですかね。

――また今回も4ブロック制となり、さらに2位以内でトーナメント進出という形式になりましたが、この点についてはいかがですか?

成田 ウ~ン。もし仮に2位で準々決勝進出が決まったら嬉しいですよ。いい成績を残せなかったけど準々決勝に進める、チャンスがあるっていう部分ではいいのかもしれないですけど、さっきも言ったようにシビアにしてもいいんじゃないかなと。それが『G1』覇者の価値を高めるんじゃないですかなと思いますけどね。

――そして、今回の『G1』公式戦は20分1本勝負となりました。この初めての試みに関してはいかがですか?

成田 正直、なんで20分にするのか意味がわからないです。

――20分の闘い方についてはいかがですか?

成田 まあ、決まったことですからしょうがないとは思いますけど、だからと言って「自分のスタイルを変えよう」なんていうのは全くないです。自分がいままでやってきた試合をするだけなので、そこで時間切れになったら悔しい部分もありますけど……。

――やはり20分1本勝負は受け入れがたいですか?

成田 受け入れがたいというか、「なんで?」って腑に落ちないですね。だったら、「ちゃんと説明してくれ」って感じです。

――とはいえ、NJPW WORLD認定TV王座初代王者決定トーナメント(15分1本勝負)の決勝戦まで進出した経験もある成田選手からすると、短期決戦は一つ強みになる部分もあると思います。

成田 あれはあれで凄く良かったんですよ。初めてできたタイトルですし、15分1本勝負の中で選手たちも闘い方を変えたり、戦法を練ったりっていうのはありましたけど、ボクはそこが有利になるとは思ってないですね。それよりも、「なんで『G1』が20分1本勝負なんだ?」っていうのはちゃんと言っておきたいです。

――また、今回の初エントリー組の中で、成田選手は過去に『BEST OF THE SUPER Jr.』にもエントリーしており、シングルシリーズの経験を活かせるのかなとは思います。

成田 リーグ戦っていう経験は活かせると思いますね。長期シリーズでコンディションを整えながら、シングルマッチの連戦っていうのはキツいものだと思いますし、ボクは『SUPER Jr.』で経験してるのでそこは活かしたいなと。

――今回のエントリー選手を見ての印象は?

成田 ボクも去年“世代交代”っていう言葉を口にしてるので、もちろん全員とやらなきゃいけないっていう考えではいるんですけど、できることなら今年ベルト獲ってあえて名前を出したオカダさんと同じブロックで当たりたかった気持ちもありますし、6人タッグのベルトを獲られた棚橋(弘至)さん、石井(智宏)さん、その2人にもリベンジに意味を込めて、同じブロックに入りたかったなとは思いますね。

――ここからは公式戦の話を伺っていきたいのですが、成田選手がエントリーしたAブロックの印象は?

成田 なんか「仕組まれてるのかな」と思いましたね(笑)。

――仕組まれてるというのは?

成田 若い者同士がすごい固まってるなっていう印象ですよね。まあ、逆に仕組まれたなら仕組まれたで大歓迎ですよ。Aブロックに同世代が集まったのであれば、その中で頭一つ二つ抜ける結果を出せるチャンスですし、「おまえらと横並びじゃねぇんだぞ!」っていうのを示せるブロックですよね。

もちろん初戦が大事ですし、(海野は)“絶対に負けたくない相手”ではあるので、この一戦は絶対に落とせないです

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――では、ここからは公式戦の話を伺っていきたいのですが、開幕戦となる7月15日(土)札幌大会では海野翔太選手と対戦します。

成田 もちろん初戦が大事ですし、“絶対に負けたくない相手”ではあるので、この一戦は絶対に落とせないです。

――海野選手に対してどんな感情を持っていますか?

成田 なんかよく「仲が悪いんですか?」って聞かれますけど、べつに仲が悪いっていうわけではないんですよ。ただ、おたがい血の気が多くなるとワーワーなっちゃうんですけど、ボクは「世代交代」、向こうは「新日本プロレスを変えてやる」って似たようなことを言ってて、おたがいに同じ方向を向いてるのかなと。

――比較で言うと、成田選手は凱旋試合が両国大会の第1試合という中、海野選手は有明大会のメインイベントでIWGP USヘビー級王座挑戦という華々しい凱旋試合がありましたが、この点に関してはいかがですか?

成田 当時はあの扱いに対して、凱旋試合後のバックステージで「(会社がどう俺を使おうか分かんねぇけど、俺は少なくとも)怒ってる」って言ったんですけど、いま思うと「恥ずかしいな」って思いますね。

――と言いますと。

成田 そのあとの(NJPW WORLD認定)TV王座トーナメントの初戦が石井(智宏)さんだったんですけど、前哨戦の後楽園ホールの石井さんの「1試合目だとか、6人だとか、そんなもんはな、お飾りなんだよ!」っていうコメントを見て、初心に戻るじゃないですけど「たしかにそうだよな。ちっちゃなことにこだわってたな」って出鼻をくじかれましたね。

――なるほど。ちみなみに、海野選手はこの一戦に関して、公式戦の試合順に不満があるとおっしゃってました。

成田 それはボクも同じ考えですけど、単にボクらの実力がまだないだけなのか、そこは「そういう風に見られてるんだな」って思うしかないですね。

――逆に言えばここで結果を出せば、ですよね。

成田 そうですよ。メインよりとんでもない試合をして、会社を後悔させますよ(ニヤリ)。

先にIWGP挑戦したっていう部分では負けたくないですよね。辻さんとは試合をして“何かが生まれる一戦”なのかなと思ってます

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――――続く第2戦では、7月18日(火)山形大会の公式戦で辻陽太選手と対戦しますが、凱旋以降の辻選手の印象は?

成田 「なんか派手になったな」って思いますね。ただ、べつに「自分がまだまだだから負けてられないな」っていう気持ちがすごいですし、やっぱり同じ道場で生活してきた2人が先を越すような活躍をしてるので……。だからと言って「面白くない」って思うわけではないです。

――道場時代はどんな方だったんですか?

成田 ピンクのワイシャツを着ててダンディーな印象ですね(笑)。

――では凱旋後、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに加入したことに関しては?

成田 特にないですね。

――辻選手に対して思う部分というのはあまりないですか?

成田 ヤングライオンの時にたくさん試合をして、(入門が)1年下とはいえ、一緒に生活してきた人ではありますし、先にIWGP挑戦したっていう部分では負けたくないですよね。

――辻選手はAブロックエントリー選手に対して煽る発言もされていて、成田選手を“柴田の真似事野郎”と比喩されていました。

成田 自分が言うのもなんですけど、辻さんに煽られて「テメェ、コノヤロー!」ってなるかっていうと……。

――とはいえ、この一戦も新日本プロレスの将来を担う闘いになると思いますが、どんな闘いを見せたいですか?

成田 どういう試合をするって言ったら、いつも自分がやってる試合をするだけで、そこに翔太、辻に想う感情がちょっと乗るのかなと。ただ、辻さんとは試合をして“何かが生まれる一戦”なのかなと思ってます。

LA道場、初日の練習からかなりキツかったんですけど、人一倍気にかけてくれたのがゲイブだった。翔太との試合と同じぐらい負けたくない相手がゲイブです

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――そして第3戦では、7月21日(金)長岡大会の公式戦で、ゲイブ・キッド選手と対戦します。

成田 覚えてますよ。ボクがLA道場に行って、初日の練習からかなりキツかったんですけど、人一倍気にかけて一番最初に声をかけてくれたのがゲイブだったんですよ。ゲイブも同い年なんですけど、彼といろいろ話したり、飯を食いに行くっていうのが多かったですね。

――そんな優しい人間が、突如BULLET CLUBに加入しました。

成田 正直、ヒールになろうがどこ行こうが、「ゲイブが選択したんだ」っていうぐらいにしか思ってないですね。そこに関して「なんでBULLET CLUBに入ったんだ?」とか、そういう想いはないですね。

――BULLET CLUBというユニットへの怖さはないですか?

成田 相手がどうであれ、自分がガッチリした試合をするだけですから。正直言って、翔太との試合と同じぐらい負けたくない相手がゲイブです。

――いちレスラーとしてはどうご覧になってますか?

成田 BULLET CLUB入りしてからはちゃんと見てないんですけど、イギリスのレスラーだけあって持ってるテクニックはすごいですよ。ボクもLA道場に居る時、何回もゲイブに「教えてくれ」って一緒に練習もしたこともありましたからね。

――海野選手もランカシャーレスリングがすごいとおっしゃってました。

成田 テクニックもあってパワーもありますし、手強い相手だと思いますね。

――それに加え、BULLET CLUBという不気味さもありますが、この点はいかがですか?

成田 ボクは(HOUSE OF TORTUREに)スプレーで落書きもされましたし、“介入上等”ではありますけど、介入させるんだったら「そこまで落ちたんだな」って。正直、誰も入れずに1対1で向き合ってほしいなと思ってます。

あの体格ですから、もちろんパワーファイトをしてくると思いますし、かつ頭脳もいいっていうことでスキがない。正直、一番用心しなきゃいけないのはヒクレオです

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――続く第4戦では、7月25日(火)後楽園大会の公式戦で、ヒクレオ選手と対戦となります。

成田 Aブロックって思い入れのある選手が多すぎませんか(苦笑)。

――成田選手から見てどんなレスラーですか?

成田 アイツはマジメですよ。話を聞いてると「コイツ頭いいな」って思いますし、人一倍、真剣に考えてます。そんなに頭が切れてあの体格ですから、もちろんパワーファイトをしてくると思いますし、かつ頭脳もいいっていうことでスキがないですよね。

――そんな相手をどう攻略しますか?

成田 さっき「いつも自分がやってる試合をするだけ」って言いましたけど、正直、一番用心しなきゃいけないのはヒクレオですよね。

――長身に長い手足とやりにくい相手でもあります。

成田 いやぁ、分が悪いですね。スープレックス、コブラツイストもかけにくそうですし、「コノヤローやってやる!」だけで通用する相手ではないので、そこは「ちょっと捻っていかないといけないな」と思ってます。

TV王座(決定トーナメント)で勝った時の手応えっていうのは残っているので、正直、自分が負けるっていうのは想像できないですね

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――続く第5戦では、7月27日(木)大田区大会の公式戦で、IWGP世界ヘビー級王者のSANADA選手と対戦します。

成田 軍団が変わって、技も変わって、コスチュームも髪型も変わったみたいですけど、ボクは何が変わったのかわからないです。まあ、チャンピオンになったっていう部分では脅威には感じますけど、TV王座(決定トーナメント)で勝った時の手応えっていうのは残っているので、正直、自分が負けるっていうのは想像できないですね。

――対SANADAにはいいイメージを持って臨めると。

成田 そうですね。頭の中ではっきりとイメージできてる相手ですね。

――じつは海野選手もSANADA選手に対して、「軍団変って、技も変わって、コスチュームも髪型も変わって」というような発言をされておりました。

成田 そんなんでベルトが巻けるんだったら俺だって変えますよ!

――とはいえ、ここでSANADA戦2連勝となれば、状況は大きく変わってくると思います。

成田 いま考えたら“おいしいブロック”ですよね。ここで勝って『G1』も優勝したら文句なく挑戦もできますし、ベルトを獲れる未来しか見えてないないじゃないですか。

「こういう闘い方もあるんだ」ってスキルを身につけるための試合ですね。いい経験値になりますよ。まさにチェーズは“はぐれメタル”です(ニヤリ)

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――続く第6戦では、8月1日(火)高松大会の公式戦で、チェーズ・オーエンズ選手と対戦となります。

成田 曲者ですよね。技術も長けてますし、試合運びは新日本の中でもダントツに上手いんじゃないかって思いますね。

――実力十分のチェーズですが、じつは年齢もまだ33歳という若さです。

成田 いやぁ、サバ読んでるぐらい試合の落ち着きようですよ。あれは33歳じゃないです(笑)。

――そんな相手と試合するというのは?

成田 もうプラスしかないですよ。吸収できるものがあればもちろん吸収しますし、向こうの戦術も盗むじゃないですけど、「こういう闘い方もあるんだ」ってスキルを身につけるための試合ですね。

――この一戦はかなりの経験値を積める闘いですか?

成田 いい経験値になりますよ。だから、ホントに全部の試合が意味のあるものになるのですよね。まさにチェーズは“はぐれメタル”ですよ(ニヤリ)。

(清宮戦は)ハッキリ言いますけど、“負ける”っていうことは絶対にないです。勝って当たり前、勝つしかないです。自分が一方的にシバきますよ

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――――そして最終公式戦では、8月5日(土)大阪大会でプロレスリング・ノアの清宮海斗選手と対戦が決まりました。

成田 正直言って、ボクがヤングライオンの時からトップで闘ってる人っていうイメージはあるんですけど、そこで止まってるんですよ。自分が海外行ってから清宮さんがどうなったかっていうのは知らないですし、直近で言うとこの前、オカダさんに挑戦して負けたっていうイメージかないのです。

――なるほど。

成田 まあ、『G1』にエントリーされるぐらいですから、「それ相応のものがあるんだな」とは思ってるんですけど、言ってしまえば“新日本プロレスvsプロレスリング・ノア”ですから、そこは新日本の名前を背負ってノアに勝つだけです。

――いまおっしゃった通り対抗戦という見え方になると思いますが、この点に関してはいかがですか?

成田 対抗戦っていう部分に関しては、やっぱり熱くなっちゃいますよね。昔から団体対抗戦っていうのが好きな人間なので、血の気が多くなるんじゃないかな。

――おたがいに団体を背負った闘いになると。

成田 ハッキリ言いますけど、“負ける”っていうことは絶対にないです。勝って当たり前、勝つしかないです。

――最終戦ということで、さらにヒートアップした闘いが期待されていると思います。

成田 シバかれることはないでしょ?自分が一方的にシバきますよ(ニヤリ)。

――とはいえ、GHCヘビー級王座戴冠、『N-1 VICTORY』優勝など、実績のある選手ではあります。

成田 申し訳ないですけど、『N-1』が『G1』と横並びになるかと言ったら、ボクはそう思いません。

STRONG STYLEの名に恥じぬような試合をしつつ、“全勝優勝”して『G1』で世代交代を実現させます!

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――Aブロックについて話を伺ってきましたが、その他ブロックで気になる選手はいらっしゃいますか?

成田 正直、LAで一緒にやってたアレックス(・コグリン)とかは気になりますよね。なんか瞳孔も開いちゃってロボットみたいですし、どんな闘いをするのかなと。あとは、エディ・キングストンも気になってます。

――エディ・キングストン選手ですか!

成田 単純にどんな人なのかなと。全日本プロレスの四天王に影響を受けてるっていうのは聞いてますけど、ちゃんと試合を見たことがないので、どんな闘いをするのか気になりますね。

――では、ズバリ優勝決定戦で対戦したい相手は?

成田 誰と闘いたいというのではなく、闘わなきゃいけないっていうのは同じAブロックの人だったので……。

――その選手と2人でブロック通過してトーナメントを勝ち進めば、優勝決定戦で再戦ということも可能もあるかと思います。

成田 となると、やっぱり海野翔太ですね。この2人がそこ(優勝決定戦)に行かないとダメですよ。じゃないと、世代交代なんて言ってらんないです。

――今日は長時間インタビューありがとうございました。最後に改めて、初出場となる『G1』へ向けて意気込みをお願いします。

成田 やっぱりSTRONG STYLEというものを出しつつ、STRONG STYLEの名に恥じぬような試合をしつつ、“全勝優勝”して『G1』で世代交代を実現させます!

『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』 

『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』 
・7月15日(土) 開場15:30 試合開始17:00
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
※「最前列VIPシート」は完売となりました。

・7月16日(日) 開場12:30 試合開始14:00
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
※「最前列VIPシート」は完売となりました。

・7月18日(火)  開場17:00 試合開始18:30
山形・山形市総合スポーツセンター
※「ロイヤルシート(最前列)」は完売となりました。

・7月19日(水) 開場17:00 試合開始18:30
宮城・ゼビオアリーナ仙台
※「ロイヤルシート(最前列)」は完売となりました。

・7月21日(金) 開場17:00 試合開始18:30
新潟・アオーレ長岡
※「ロイヤルシート(最前列)」は完売となりました。

・7月23日(日)  開場16:30 試合開始18:00
長野・ビッグハット
※「ロイヤルシート(最前列)」は完売となりました。

・7月25日(火) 開場17:30 試合開始18:30
東京・後楽園ホール
※「ロイヤルシート(パイプ椅子席)」は完売となりました。

・7月26日(水) 開場17:30 試合開始18:30
東京・後楽園ホール
※「ロイヤルシート(パイプ椅子席)」は完売となりました。

・7月27日(木)  開場17:00 試合開始18:30
東京・大田区総合体育館

・7月30日(日) 開場15:00 試合開始16:00
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)

・8月1日(火)  開場17:30 試合開始19:00
香川・高松市総合体育館 第1競技場

・8月2日(水)  開場17:00 試合開始18:30
広島・広島サンプラザホール
※「ロイヤルシート(最前列)」は完売、「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。

・8月5日(土) 開場15:30 試合開始17:00
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
※「ロイヤルシート(最前列)」「ロイヤルシート(2列目以降)」は完売となりました。

・8月6日(日) 開場12:30 試合開始14:00
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
※「ロイヤルシート(最前列)」「ロイヤルシート(2列目以降)」は完売となりました。

・8月8日(火)  開場17:30 試合開始18:30
神奈川・横浜武道館

・8月9日(水)  開場17:30 試合開始18:30
静岡・アクトシティ浜松

・8月10日(木) 開場17:00 試合開始18:30
千葉・船橋市総合体育館(船橋アリーナ)

・8月12日(土) 開場15:30 試合開始17:00
東京・両国国技館
※「砂かぶり席(最前列)」「砂かぶり席(2-4列)」「ボックス席4人用」「ボックス席5人用」は完売となりました。

・8月13日(日) 開場13:00 試合開始15:00
東京・両国国技館 
※「砂かぶり席(最前列)」「砂かぶり席(2-4列)」「2階指定席A」「ボックス席4人用」「ボックス席5人用」は完売となりました。

※発売日程や大会開催日時等は変更となる場合もございます。
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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