【AMA-MX】ジェット・ローレンスがパーフェクトシーズンを更新
AMA-MX 2023 第5戦 【本田技研工業株式会社】
・450ルーキーが2レースの全ラップをリード
・負傷からカムバックしたセクストンは総合3位(2-3)を獲得
・ハンター・ローレンスが250モト1で優勝
AMAプロモトクロス450クラスにおけるジェット・ローレンス(Team Honda HRC)の驚くべきルーキーシーズンは、アメリカ独立記念日に近い週末に行われたレッドバッド・ナショナルに至っても衰えを見せません。CRF450Rを駆る19歳のオーストラリア人は、決勝の2レースで全周をリードし、無傷の記録を更新しました。第5戦まで消化した今、J.ローレンスはこの大排気量クラスで1レースも落としていません。獲得可能最多の250ポイントを保持し、まだシーズンの半分以上が残っている段階で、ランキング2位のライダーに対して50ポイント以上の差を付けています。3戦を欠場した後「ホームレース」に復帰したイリノイ州出身のチェイス・セクストン(Team Honda HRC)は、総合3位(2-3)という上々の成績を収めました。250クラスでは、ハンター・ローレンス(Team Honda HRC)がCRF250Rを駆りモト1で優勝を果たしました。モト2では1コーナーのクラッシュでリタイアを喫したため、今季初めて総合優勝を逃しています。
450モト1では、J.ローレンスが印象的なホールショットからスムーズに走り、18秒差の勝利を収めました。セクストンは序盤5番手でしたが、17周のレースの5周目で3番手に浮上。次の周には2番手を確保し、そのポジションを守ってフィニッシュしました。モト2はJ.ローレンスにとって同様のパフォーマンスでしたが、勝利のマージンが5秒差だったことからわかるように、ディラン・フェランディス(ヤマハ)の追撃を受けたレースでした。セクストンは3番手からフェランディスを激しくプッシュしましたが、コーナーでの転倒により遅れて3位でチェッカー。総合成績は3位(2-3)でした。
250モト1では、H.ローレンスが圧倒的なホールショットから、13秒差の独走優勝を果たしました。モト2のスタートでは、高速の左コーナーで多重クラッシュに巻き込まれたため、痛みを感じたH.ローレンスはレースをあきらめて医務室に向かいました。検査の結果、今後の欠場を強いられるほど深刻なダメージはなかったため、H.ローレンスは次戦でトップに復帰できるでしょう。
NOTE
Team Honda HRCに、開幕戦直後の練習中に脳震とうを起こし、回復のため3ラウンド休みを取っていたセクストンが復帰しました。その一方で、チームは第4戦直後に左ヒザの前十字じん帯を断裂したチャンス・ハイマス(Team Honda HRC)を欠いてしまいました。ハイマスは手術に成功しましたが、回復するまで2023年シーズンの残りを欠場することになりそうです。
レッドバッドは今年でナショナル開催50周年を迎えました。Team Honda HRCはスロットルジョッキーがデザインした特別なレトログラフィックで出場しました。 また、祝賀イベントの一環として、Team Honda HRCのテストライダー、トレイ・カナードが他の元レーサーとともに「レジェンドラップ」に参加しました。
J.ローレンスは450クラスで最高の250ポイントを獲得し、現在57ポイントという圧倒的なリードを保っています。セクストンは5戦中3戦を欠場しながらも、ランキング10位まで浮上しました。 H.ローレンスは第4戦で7ポイントを剥奪され、レッドバッドのモト2でリタイアを喫したものの、11ポイントリードで250クラス首位を守っています。
・負傷からカムバックしたセクストンは総合3位(2-3)を獲得
・ハンター・ローレンスが250モト1で優勝
AMAプロモトクロス450クラスにおけるジェット・ローレンス(Team Honda HRC)の驚くべきルーキーシーズンは、アメリカ独立記念日に近い週末に行われたレッドバッド・ナショナルに至っても衰えを見せません。CRF450Rを駆る19歳のオーストラリア人は、決勝の2レースで全周をリードし、無傷の記録を更新しました。第5戦まで消化した今、J.ローレンスはこの大排気量クラスで1レースも落としていません。獲得可能最多の250ポイントを保持し、まだシーズンの半分以上が残っている段階で、ランキング2位のライダーに対して50ポイント以上の差を付けています。3戦を欠場した後「ホームレース」に復帰したイリノイ州出身のチェイス・セクストン(Team Honda HRC)は、総合3位(2-3)という上々の成績を収めました。250クラスでは、ハンター・ローレンス(Team Honda HRC)がCRF250Rを駆りモト1で優勝を果たしました。モト2では1コーナーのクラッシュでリタイアを喫したため、今季初めて総合優勝を逃しています。
450モト1では、J.ローレンスが印象的なホールショットからスムーズに走り、18秒差の勝利を収めました。セクストンは序盤5番手でしたが、17周のレースの5周目で3番手に浮上。次の周には2番手を確保し、そのポジションを守ってフィニッシュしました。モト2はJ.ローレンスにとって同様のパフォーマンスでしたが、勝利のマージンが5秒差だったことからわかるように、ディラン・フェランディス(ヤマハ)の追撃を受けたレースでした。セクストンは3番手からフェランディスを激しくプッシュしましたが、コーナーでの転倒により遅れて3位でチェッカー。総合成績は3位(2-3)でした。
250モト1では、H.ローレンスが圧倒的なホールショットから、13秒差の独走優勝を果たしました。モト2のスタートでは、高速の左コーナーで多重クラッシュに巻き込まれたため、痛みを感じたH.ローレンスはレースをあきらめて医務室に向かいました。検査の結果、今後の欠場を強いられるほど深刻なダメージはなかったため、H.ローレンスは次戦でトップに復帰できるでしょう。
NOTE
Team Honda HRCに、開幕戦直後の練習中に脳震とうを起こし、回復のため3ラウンド休みを取っていたセクストンが復帰しました。その一方で、チームは第4戦直後に左ヒザの前十字じん帯を断裂したチャンス・ハイマス(Team Honda HRC)を欠いてしまいました。ハイマスは手術に成功しましたが、回復するまで2023年シーズンの残りを欠場することになりそうです。
レッドバッドは今年でナショナル開催50周年を迎えました。Team Honda HRCはスロットルジョッキーがデザインした特別なレトログラフィックで出場しました。 また、祝賀イベントの一環として、Team Honda HRCのテストライダー、トレイ・カナードが他の元レーサーとともに「レジェンドラップ」に参加しました。
J.ローレンスは450クラスで最高の250ポイントを獲得し、現在57ポイントという圧倒的なリードを保っています。セクストンは5戦中3戦を欠場しながらも、ランキング10位まで浮上しました。 H.ローレンスは第4戦で7ポイントを剥奪され、レッドバッドのモト2でリタイアを喫したものの、11ポイントリードで250クラス首位を守っています。
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