色とりどりのTシャツ20種類が新登場!「#Bシャツ祭り」の舞台裏
【オリックス・バファローズ】
写真:昨年発売し好評だった「ラオ福漫才Tシャツ」 【オリックス・バファローズ】
◆2019年スタート
テーマやコンセプトについては、あえて設定していない。そうすることでライトファンからコアファンまで、男女問わず多くの人に刺さるデザインが自然とラインナップされる。
MD部内では“Bシャツ祭り目線”なる独自の視点がある。単体で展開するには唐突感のあるデザインも「#Bシャツ祭り」ではむしろその個性にスポットライトが当たり、採用される傾向があるという。
写真:MD部のスタッフ同士で意見を出し合ったデザイン選定ミーティング 【オリックス・バファローズ】
◆お祭りのような会議
和気あいあいとした雰囲気で進む会議に、粟屋は「この会議自体もちょっとしたお祭りのようなものですね」と楽しげに話す。
会議中には新しいアイデアも浮かぶ。「やっぱり選手関連の面白いシャツはほしいよね」。そんな声から生まれたのは「何卒(なにそつ)よろしくTシャツ」「ガッツしか勝たん!Tシャツ」「〔定期〕先発全員安打Tシャツ」。ざっくばらんに意見を伝え合える会議だからこそ、新しいデザイン案が生まれる。
写真:マスコット波乗りTシャツを着る西野選手㊧と小田選手 【オリックス・バファローズ】
写真:「あさごはんTシャツ」を着て笑顔の宮城投手 【オリックス・バファローズ】
◆キャスティングにもこだわり
前述の「マスコット波乗りTシャツ」のペアルックは、小田裕也選手と西野真弘選手の仲良しコンビ「俺の友達」にお願いした。「ノリ良く撮影に応じてくれるコンビですし、ピンときました。小田選手が先輩なのでお兄ちゃんのブルくん、西野選手は妹のベルちゃんでお願いしました」と説明する。
宮城大弥投手には、ベテラン男性スタッフ曰く「おじさんも全然いける」デザインの「あさごはんTシャツ」をセレクト。両手にフォークとスプーンを持たせて、可愛らしいポーズで撮影した。
写真:アートビールTシャツを着こなす比嘉投手 【オリックス・バファローズ】
そのハマり具合に粟屋は「比嘉投手に着てもらえるなら、いっそ瓶ビールのTシャツもアリでしたね」とこぼした。
◆バファローズの夏の風物詩に
最後に「バファローズの夏の風物詩の一つとして、浴衣や甚兵衛のような感覚でBシャツを着てもらえれば」とアピールした。
オンラインでの販売期間は、7月3日まで。ぜひお気に入りをセレクトし、Bシャツ姿でバファローズと共に熱い夏を過ごしてほしい。(西田光)
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