「ラ・リーガ」から「ラリーガ」へ。新たなブランドロゴと国際戦略を発表

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【(C)LaLiga】

6月5日、ラ・リーガは「我々のフットボールが持つ力」というスローガンの下、新たなブランディング戦略を発表した。このスローガンは、ラ・リーガが社会にインスピレーションとポジティブなインパクトをもたらす存在であり続ける意思を改めて示すものだ。

ラ・リーガはこの10年で大きく進化し、フットボール界をリードする存在となった。世界各地に11のオフィスと専任の駐在員を配置し、41カ国にまで広がったラ・リーガのネットワークは、あらゆるスポーツ組織を上回る規模だ。この10年で積み重ねてきた経験と着実な成長により、ラ・リーガのブランドは国内外で広く認知されるようになった。

明確な意思と共に、新時代へ
ラ・リーガは老若男女を問わず、あらゆるファンにとって身近な存在となった世界規模のブランドとして、「我々のフットボールが持つ力」という新たなスローガンを提示した。この言葉には、人々や社会にインスピレーションをもたらすフットボール界の一員であることへの誇りが込められており、ファンやクラブ、スポンサーなど、様々な形でラ・リーガに関わる全ての人々が持つ力を示すものだ。

ラ・リーガでグローバルブランド&ストラテジー部門の責任者であるアンヘル・フェルナンデスは次のように語っている。

「この10年間、我々はフットボールが持つポジティブな価値を通し、人々にインスピレーションをもたらす責任を担ってきた。その価値とはクラブやファン、各コンペティションの運営組織、それに関連する経験によって継続的に示されてきたものだ。新たなブランドイメージはこの10年間がもたらしたそれらの変化を象徴するものであり、『我々のフットボールが持つ力』というスローガンは人として、社会としての成長を後押しするコンペティションの一員であることへの誇りを示すものだ」

新たなブランドロゴについて
こうした背景の下、ラ・リーガはこれまでの「LaLiga(ラ・リーガ)」から大文字で綴る一単語の「LALIGA(ラリーガ)」へと生まれ変わった。これは先に紹介した「我々のフットボールが持つ力」を象徴する言葉であり、ノルマを守り、社会に対する責任を背負い、あらゆる誹謗中傷をなくすべく戦っているこのリーグに対する誇りを示すものだ。

「LL」のイニシャルから作られた新たなブランドロゴは、フットボールにおける2つの欠かせない瞬間を象徴している。1つは選手たちがゴールや勝利を決めた後、立て膝になって喜ぶ際にできる「L」字のシルエット。もう1つはファンが自軍のゴールや勝利を喜び、両腕を突き上げた際にできる「L」字のシルエットだ。

なお「LALIGA」と「LL」のブランドロゴには誇りや情熱、エネルギー、フットボールがもたらす感動を象徴する赤色が採用されている。

新たなブランドロゴはラリーガに所属する全42チームのユニフォーム、1億8500万人超のユーザーを持つラリーガのデジタルメディアでの露出にとどまらず、試合会場やテレビ中継など、ラリーガに関するあらゆる体験を通してファンの目に留まることだろう。「我々のフットボールが持つ力」のスローガンと共に、新たなブランドロゴは6月中旬に解禁される。

またラリーガは新たなパートナー企業となったEA Sports社と協力し、リアルとバーチャルの垣根を取り払ったテレビ中継技術の導入などにより、2023/24シーズンからフットボールの体験方法に革命をもたらす準備を進めている。

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