【ONE】7年間無敗の王者レギン・アーセル、ロシア未知の強豪メンシコフに「戦争になる」と予想、アドバンテージは「アグレッシブさとファイトIQの高さ」

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6月10日(現地時間)にタイ・バンコクのルンピニースタジアムにて開催される『ONE FIGHT NIGHT 11:Eersel vs. Menshikov』メインイベントのライト級ムエタイ世界タイトルマッチにて、挑戦者のドミトリー・メンシコフ(ロシア)と対戦する王者のレギン・アーセル(スリナム)が現在の心境を語った。

キックとムエタイの2競技のONE世界王座を保持するアーセル、ムエタイは今回が2度目の防衛戦。その相手メンシコフは『GLORY』で活躍したロシア実力者だ。これまでの対戦相手はほとんどKOし、ここ数年負けなし。流石のアーセルでも気は抜けない危険な相手だ。

今回の自身のアドバンテージについて、アーセルは「まずは自身のアグレッシブさとファイトIQの高さだと思う。また、戦いの経験値の差もある。彼はONEチャンピオンシップは初戦。そして何年間も5ラウンドの試合を行なっていない。加えて、試合前、メディアの注目を受けて色々と要求されることが多い。このどれも慣れていないはずだ」と、相手のメンシコフは初参戦の“洗礼”を受けることを想像する。

自身を振り返ると、実に21連勝中のアーセル。そのことについて「その一番の理由は自分を信じてやるべきことを全うしているから。自己犠牲を厭わないハードワークと努力。正しくマインドセットできれば、私達はどこへでも行けるし、何にでもなれる。だから、私は昔から望んでいた世界王者になっている。正しい練習方法とマインドセットを続け、このファイトIQさえあれば、私はONEチャンピオンシップで長期政権を築けると信じている」と自己分析した。

また、メンシコフ戦後についての展望を尋ねると「この質問はよくされる。私の階級には、世界トップクラスがウジャウジャいる。ドミトリー・メンシコフだって、アジアでは誰も知らなかっただろう?世界にはこのレベルが沢山いるし、ONEはそういった選手を見つけてくる。だから、階級を上げることも下げることも考えていないし、短絡的にMMA挑戦を考えたりしない。しかし、将来もしONEから良いオファーが来れば、考えても良いのかしれない」と、“絶対王者”として長く王座を守ことに集中する。

日本のファンへは「私を応援してくれて本当にありがとう。是非、私の試合を見てください。きっと激しい“戦争”になることを約束します。アリガトウ!」とメッセージした。
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シンガポール発、アジアで絶大な人気を誇る格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」! 世界トップクラスの選手や日本人注目選手の最新情報をお届けいたします。

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