【ONE】元フェザー級キック世界王者スーパーボン、強敵オズカンを相手に再起なるか「いかなる形になっても彼を倒す」

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6月10日(現地時間)にタイ・バンコクのルンピニースタジアムにて開催される『ONE FIGHT NIGHT 11:Eersel vs. Menshikov』フェザー級キックボクシングにて、タイフン・オズカン(オランダ/トルコ)と対戦するスーパーボン・シンハ・マウイン(タイ)が現在の心境を語った。

スーパーボンは2021年10月のONEフェザー級キックボクシング世界王座決定戦で、ジョルジオ・ペトロシアンをKOで下し、初代同級世界王者に。昨年3月にはマラット・グレゴリアンを下し初防衛に成功したが、今年1月にチンギス・アラゾフにKO負けを喫し王座を陥落した。再起戦の相手となるのが『エンフュージョン』の元世界王者のオズカン。シッティチャイ、エンリコ・ケール、マラット・グレゴリアンらONEのトップファイター達と互角に勝負する実力者だ。
スーパーボンは前回のアラゾフ戦について「言い訳する気はない。あれはシンプルに私の負けだ。自分自身、準備ば万全だったのだが、あの日は彼の方が私より強かった」と潔く負けを認めると「(敗戦後)いくつかの面で自分の動きを修正した。常に変化させるのは当然のことだし、そのこと自体が既に戦いの一部だ。今言えることは、私は以前より勝利に対する執着が強くなった。私と戦う相手は、そこを気を付けるべきだ」と敗戦からの成長に自信を持つ。

今回の再起戦のオズカンの印象について「相手は非常にタフなファイター。決して侮れない相手だ。ファイトIQも高く素晴らしい戦略を準備してくる」といい、「このレベルは誰でもそうだが、簡単な相手ではない」と警戒する。

その一方で「技や武器の引き出しの数は私の方が多い。自分の肉体のあらゆる部分を武器にすることができるし、テクニックの幅の広さが大きく違う。彼が持っている武器はパンチだけ。そこは私も警戒している」と、実力自体は自身が上であることを力強くコメント。

理想的な試合展開については「当たり前の話だが、勝負ごとに勝者は一人だけ、負ける場合もある。しかし、勝つのは私だ。戦いがいかなる形になっても、私が彼を倒す」と、必勝を誓った。

日本のファンに対し「私を応援してくれる日本のファンの皆様、いつもありがとうございます。今週の土曜日、私の試合を見てください!最高のショーになることを約束します」とメッセージした。
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