【日本選手権】第3日ハイライト/三段跳・森本麻里子が14m16のビッグジャンプで24年ぶりに日本記録を更新!100mハードルの大熱戦は寺田明日香が制す
【フォート・キシモト】
この日、最も注目を集めたのは、12秒台続出で活況を呈する女子100mハードル。誰が勝ってもおかしくない、予測不能の決勝は、まさにその言葉通りの大熱戦となりました。中盤で力強く抜け出した寺田明日香(Japan create Group)を、終盤に青木益未(七十七銀行)、田中佑美(富士通)、福部真子(日本建設工業)が猛追。4人がフィニッシュラインになだれ込むように飛び込みました。
制したのは寺田。12秒95(-1.2)で2年ぶりに女王の座を奪還し、5度目の栄冠を手にしました。同タイム、0.007秒の僅差で2位が青木、3位には田中が12秒96で入りました。12秒73の日本記録保持者・福部は、その記録でブダペスト世界選手権の参加標準記録(12秒78)をただ1人突破していましたが、12秒99で4位にとどまり、今大会での即時内定は得られませんでした。4人が繰り広げた史上空前の優勝争いはスタンドの観客を大いに魅了し、選手たちを称える惜しみない拍手が送られました。
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男子棒高跳は風が回る難しいコンディションに各選手が苦しむなか、柄澤智哉(日本体育大)が5m41を2回目にクリア。3回目での成功だった澤慎吾(きらぼし銀行)を抑え、初優勝を成し遂げました。
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同時開催のU20日本選手権は10種目で決勝が行われ、女子100mハードルは予選で13秒57(+0.1)の好タイムをマークした片山心菜(中京大中京高・愛知)が、決勝も向かい風1.4の中で13秒58と力走して優勝。前日に2投目まで終えた時点で大雨の影響で1日順延となった男子円盤投は、3投目以降の試技が行われ、6投目に51m07を放った武井夢叶(京都産業大)が逆転優勝を飾った。
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文:月刊陸上競技編集部
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