今季2度目の「エル・グラン・デルビー」。町の威厳とヨーロッパ行きをかけ、アンダルシアの両雄が激突
セビージャは同じくラモン・サンチェス・ピスフアンで行われた5月18日(木)のヨーロッパリーグ準決勝でユベントスを破り、7度目の決勝進出を果たした。ホセ・ルイス・メンディリバル監督の就任以降はラ・リーガ・サンタンデールでも好調を維持。同監督が指揮した直近8試合で手にした勝ち点19(6勝1分1敗)はアトレティコ・デ・マドリーの同18、バルセロナとジローナの同17を上回り、リーグ最多を誇る。その結果、それまで降格の危機に陥っていたチームは7位争いに食い込むほどの追い上げを見せている。
今季限りの引退を表明したベティスのホアキン・サンチェスにとっては、今回が現役最後のダービーとなる。バレンシア、マラガなどの所属時も含め、宿敵セビージャと対戦するのは今回で42度目。2000年11月19日、ラ・リーガ・スマートバンクの舞台で経験した初めてのダービーから20年以上の時を経て、彼はラ・リーガ・サンタンデール史上2位の通算618試合に出場してきたレジェンドとなった。
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