セレッソ大阪【J1リーグ第13節 京都vs.C大阪】今季3度目の京都戦。ルヴァンカップの借りを返し、リーグ戦での上位追撃となる勝利を目指す

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【CEREZO OSAKA】

前節の鹿島アントラーズ戦から中6日。セレッソ大阪は、京都サンガF.C.のホームに乗り込み、明治安田生命J1リーグ第13節に挑む。「Jリーグ30周年記念マッチ」となる今節、「ピッチで戦えることを有難く思いつつ、嬉しくプレーできれば」(為田大貴)と選手たちは気持ちも新たにこの試合に臨む。

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鹿島戦の翌日、チームはヴィッセル神戸と練習試合を行い、7-0で勝利した。「自分が試合に出る、チームの勝利に貢献する、その強い思いを全員が発揮してくれた」と小菊昭雄監督も評したように、ハットトリックの加藤陸次樹、2得点の阪田澪哉、1得点3アシストを含む7得点全てに絡んだジョルディ クルークスら好パフォーマンスを見せた選手は多い。サンフレッチェ広島、ガンバ大阪、鹿島と続いたゴールデンウイーク3連戦も含め、「様々な振り返りもしながら、今週1週間は素晴らしい競争もできた」と指揮官は語る。ここまで積み上げてきた攻守の形に加え、そうした突き上げをいかにチームに生かしていくか。今節は上門知樹が出場停止で、U-20日本代表に選出された北野颯太が不在。「明日は18人の中での入れ替えも若干、考えている。先発、もしくは途中から、色んな役割はあるが、今まで準備してきたことをチームの勝利のために100%発揮して欲しい」と指揮官は話す。今節は、チャンスをつかんだ選手の躍動にも期待が懸かる一戦だ。

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京都とは、今季はすでにJリーグYBCルヴァンカップで2度対戦し、アウェイでは0-4、ホームでは0-2と連敗を喫した。敵地では京都のプレスに苦しみ失点を重ね、リベンジを期したヨドコウ桜スタジアムでの一戦では、ボールこそ握るも京都の守備を崩せずカウンターとセットプレーから2失点。多くの教訓を得た試合となった。京都の特長は、「攻守に重心を前に、全員で思いを共有してアグレッシブに戦ってくる」(小菊監督)姿勢にある。セレッソとしては、相手の強烈なプレスをいかにかいくぐり、ボールを前に運んで仕留め切れるか。「ゴールを奪いにいく強度を明日はいつも以上に意識しながら迫りたい」と為田も言葉に力を込めるが、足元と背後をうまく使い分けつつ、京都のスペースに進入し、ゴールへ向かいたい。開始からの数分間は京都の圧力も強いと思われるだけに、この時間帯で失点しないことも重要だ。「ルヴァンカップ2試合の悔しさを結果で示し、リベンジしたいという思いを強くもって取り組んだ」(小菊監督)1週間。「リーグ戦は、カップ戦とは違う結果になる」(キム ジンヒョン)ことを見せつけたい。

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ここまで12節を終えて5勝2分5敗。連勝も連敗も1度ずつで、順位も9位。中位でシーズンの3分の1を終えたが、ここから前半戦の残り5試合、どのような結果を残すかで後半戦の目標も変わってくる。まずは今節。ルヴァンカップでの借りを返すとともに、リーグ戦での上位追撃の狼煙となる勝利を目指す。
(文=小田尚史)
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