【神戸スティーラーズ リーグワン第16節に向けて】 PR山下(裕)の公式戦出場200試合目となる最終節 来シーズンにつながる戦いをして勝利を!

チーム・協会

【コベルコ神戸スティーラーズ】

前節で花園近鉄ライナーズに悔しい逆転負け(33–34)を喫した神戸スティーラーズ。7点差以内の敗戦で勝ち点「1」を獲得し、直接対決で勝利している10位の三菱重工相模原ダイナボアーズが敗れ、勝ち点差が「5」になったことから、9位以上が確定した。入替戦は回避されることになったが、10敗はトップリーグ時代を通じてワーストの成績だ。最終節では来シーズンにつながるような戦いをしようとチーム一丸となって臨む。対戦するのは、第1節で30–39で敗れた横浜キヤノンイーグルスだ。もうこれ以上同じ相手に2度負けるわけにはいかない。また、今節は、第14節でチーム最多公式戦出場記録「199」を更新した「ヤンブー」こと、ベテランPR山下(裕)がスタメン入りし、スティーラーズキャップ「200」の大記録を達成する。タフな試合が予想されるが、2008年シーズンからスクラムの最前線で体を張り続ける功労者の記念すべき一戦を勝利し、Steel Matesと喜びを分かち合いたい。(取材日:2023年4月21日)

ホストゲームのスタンドにはヤンブーの巨大顔パネルが飾られていることも。「Steel Matesの応援が励みになっている」と山下(裕)。公式戦出場200試合を達成し、次なる目標は、PR久富 雄一選手(2023年3月日野RD退団)が持つリーグ戦通算出場記録177を更新することだとか。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

PR山下 裕史選手
今シーズンはふがいない試合が多く、応援してくれているSteel Matesに申し訳ない気持ちでいっぱいです。今節はシーズン最後の試合ということで、これまでのフラストレーションを吹き飛ばすようなスカッとした内容のゲームをしたいと思います。また、今節は、自分にとって公式戦200試合目の戦いとなります。大きな怪我なく、ここまでプレーすることができ、丈夫な体に産んでくれた母親に感謝しています。試合では、スティーラーズキャップ200試合目ということを意識することなく、いつもと同じようにスクラムを押して、バックスに良いボールを供給したいですし、チームの元気印として仲間を鼓舞していきます。チームとして結果を残して良い終わり方ができるよう頑張りますので期待していてください!

「勝負どころでミスや反則が出るところがなかなか修正できずに、最終節まで来てしまった」と橋本。最終節は1人1人が精度高くプレーし、来シーズンにつながるような試合をしたいと意気込む。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FL橋本 皓選手(キャプテン)
前節は悔しい敗戦になってしまいましたが、その前の東京SG戦やS東京ベイ戦は敗れた中でもチームとして「僕たちの力はこんなもんじゃない」というところを見せることができました。最終節の相手は、初戦で負けた横浜Eです。その時と比べると、シーズンが深まり相手は調子が上がっていると思いますが、自分たちのやるべきことをしっかりグラウンドで遂行し、神戸の力を見せつけたい。特に今節はヤンブーさんの公式戦出場200試合目のゲームです。チームの元気印であるヤンブーさんの大記録を勝利で祝うことができるようにしたいと思います。僕もこれまで通り体を張ったプレーで勝利に貢献できるよう頑張ります!

今シーズン初先発出場となった第6節トヨタVは脳震盪で前半25分にグラウンドを後にした。前節で再びチャンスを掴み、気合いが入る。ちなみに、ニックネームは「チュン」。名付け親は、山下(裕)だとか。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

WTB中 孝祐選手 
花園L戦はウォーミングアップ中にアタ(モエアキオラ)が怪我をし、急遽スタートから出場することになりました。かえって気負わずに試合に入ることができ、敗れましたが、個人的には強気なプレーが出せて、パフォーマンス自体は悪くなかったです。今節は最終節ということで、チームも個人としても、来シーズンにつながる試合にしたいという思いが強いです。「コネクト」をテーマに掲げ、80分間互いにつながり続けて勝利しようと話しています。個人としてはアグレッシブなプレーをして、チームに勢いをもたらしたいですし、まだ公式戦ではトライをマークしたことがないので、トライをどんどん狙いにいきます!
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著者プロフィール

兵庫県神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

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