王者デメトリアス・ジョンソン、モラエスとの3度目の対戦に「新しい武器を持ってこの戦いに挑む」

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2022年8月のONE Fight Night で、ONEフライ級世界王者に輝いたデメトリアス・ジョンソン 【ONE Championship】

5月6日(現地時間5日)に米国コロラド州ブルームフィールドにて開催される『ONE FIGHT NIGHT 10: Johnson vs. Moraes Ⅲ』のメインイベント、ONEフライ級世界タイトルマッチで、前王者のアドリアーノ・モラエス(ブラジル)を挑戦者に迎える、王者のデメトリアス・ジョンソン(米国)。

両者はこれまで2度の対戦。1度目は2021年4月の『ONE on TNT Ⅰ』で、ジョンソンはモラエスの王座に挑戦したが、顔面へのヒザ蹴り攻撃でKO負け。しかし、昨年8月の『ONE FIGHT NIGHT』でリマッチ。今度はジョンソンが飛び膝蹴りでモラエスをKO。雪辱と共に王座を奪取した。

対戦戦績1勝1敗のタイで迎える今回の3度目の対戦は、ONE初となる米国での実施となる。元UFC王者ジョンソンがONEのベルトを提げての凱旋試合。ジョンソンの現在の心境を尋ねた。
今回の3度目の対戦について「確かに違うものだ。しかし、同じ相手と続けて何度も戦うと、MMA選手としての成長が止まることがある。自分の場合はアドリアーノと戦って敗れ、その後にロッタンと戦って新鮮な空気を吸えた気がする。この経験がこれまでと違う何かを手にし(その後にアドリアーノに勝利した)。今回、再びアドリアーノと戦うことになり、コンディション万全の状態でトレーニングキャンプを行ってる。さらにクリエイティブに、新しい武器を持ってこの戦いに挑む。でも、結局は戦いは戦いだ。」と、さらに進化した姿を見せるつもりだ。

また、ONE初の米国開催でブレイクの可能性がある選手を尋ねると、「出場する全選手にその可能性はある。18年間このスポーツをやっているが、王者として世界の頂点に立つには、試合だけでなく、様々なことが大切になる。人格やファンの人気も大切だ。その中でも自分の個性を発揮して、戦うことが大切だと思う。私の場合は、フライングアームバーなどのクリエイティブな戦い方が良かった。そして、容赦無くKOを狙う姿勢も。もっと言うと、YouTubeでの活動も私のスター性を高めているでしょう。試合でフィニッシュすることも大切だが、それ以外でも自ら工夫し、アクティブにならないといけない。選手がそうすることで、それは、ONEチャンピオンシップのブランドを高め、視聴率にも貢献する結果になると思う。今回はすでにソールドアウトしていると聞きます。これからも米国の大会開催が増えることを期待します。」とコメントした。

ONE初のアメリカ大会となるONE Fight Night 10はABEMAで無料生中継 【ONE Championship】

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シンガポール発、アジアで絶大な人気を誇る格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」! 世界トップクラスの選手や日本人注目選手の最新情報をお届けいたします。

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