セレッソ大阪【J1リーグ第7節 C大阪vs.札幌】“難敵・札幌”を撃破し、今季初の連勝で上位進出を目指す

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【CEREZO OSAKA】

4月に入り公式戦3試合目となる今節。セレッソ大阪は、前節に続きホーム開催となり、ヨドコウ桜スタジアムに北海道コンサドーレ札幌を迎える。昨季はホームで引き分け、アウェイでは逆転負けを喫した相手。その雪辱を期し、セレッソは勝利だけを求め、試合に挑む。

開幕から1分2敗と出遅れたセレッソだが、直近のリーグ戦は3戦無敗(2勝1分)と復調。特に前節は昨季のJ1王者、横浜F・マリノスを倒したことで、チームの士気も一気に上がった。星も五分に戻し、いよいよここから上位争いへ。そうした段階へ突入していく。自身もコンディション不良で開幕には出遅れた中で、J1リーグの第3節から復帰し、好パフォーマンスを見せているキム ジンヒョンは、現在にチームについて、「監督とともにチーム全員で目指すサッカーに近づいていると思いますし、ちょっとずつ良くなっています」と話す。課題であった試合終盤の守備にも変化が見られる。従来は、試合途中で選手が代わっても最後まで守備ベースは[4-4-2]を崩さず戦っていたが、前節は後半から[4-5-1]で中を締め、ラスト10分は[5-4-1]でクローズした。試合展開や状況、対戦相手との兼ね合いに応じて、[4-4-2]のハイプレス、[4-5-1]のミドルプレス、5バックでのリトリート。様々な戦術を駆使できるようになれば、チーム全体の対応力も増していくだろう。今節以降も引き続き高めていきたいポイントだ。

【CEREZO OSAKA】

今節の相手、札幌はペトロヴィッチ監督の哲学が浸透したアグレッシブなチーム。しっかりつないで崩してくる攻撃、マンツーマンで人に付いてボールを奪いにくる守備、攻守に前向きの矢印を前面に押し出してくる特長をもつ。セレッソとしては、そうした相手の特長とどう向き合い、逆手にとっていくか。「ストロングを出させないように、ウィークをしっかり突いていくこと」(小菊監督)が求められる。守備では、相手のビルドアップに対してこちらがどうプレスをかけるか。前線から始まる連動性がカギを握る。攻撃では、つなぐところと、相手のプレスを裏返すボールをどう使い分けるか。前からくる分、相手の背後にはスペースも空くだけに、出し手と受け手の呼吸をうまく合わせ、ゴールに迫りたい。

徐々にメンバーが固まり始め、戦い方の幅も広がってきた現在。ここからさらに上位を狙っていくために、今節も勝点3は譲れない。舞台は前節に続いてヨドコウ桜スタジアム。今季、公式戦負けなしのホームでサポーターの後押しも受け、“難敵・札幌”を撃破し、今季初の連勝で一気に波に乗っていきたい。
(文=小田尚史)
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