FAカップ準々決勝、マンチェスター・シティはホームでイングランド2部リーグのバーンリーFCと対戦。この試合では、シティの元主将であるヴァンサン・コンパニが、対戦相手の監督としてエティハド・スタジアムに戻ってきたことも話題となった。

　グアルディオラ監督は先日のライプツィヒ戦から7人を入れ替え、GKのシュテファン・オルテガなどといった選手を先発で起用。2部リーグのクラブを相手にキックオフ30分過ぎまでスコアは動かなかったが、先制点を奪うとそこからゴールラッシュが始まる。

　まずは32分、先日クラブとの契約を延長したばかりのフリアン・アルバレスが、前線にスルーパスを供給すると、反応したのはハーランド。CLライプツィヒ戦で5ゴールを記録した怪物がGKとの1対1を制し、この日もゴールネットを揺らす。

　ハーランドはさらに3分後に追加点を決める。35分、カウンターで左サイドを駆け上がるフォーデンが、ゴール中央に絶妙なグラウンダークロス。ディフェンスラインとGKの間に走り込んだ背番号9がダイレクトでボールを押し込み、この日早くも2点目を記録した。

　2-0で迎えた後半もハーランドは止まらない。59分にフォーデンのポスト直撃シュートの跳ね返りを押し込み、公式戦2試合連続でハットトリックを成し遂げたのだ。シティはさらに62分にアルバレス、68分には途中出場のパルマーもゴールを決め、スコアは5-0。

　アルバレスは73分にも自身2点目となるゴールを決め、終わってみれば6-0でマンチェスター・シティの圧勝。02-03シーズン以来、FAカップ準々決勝に進出した相手に大量得点かつ無失点で勝利し、FAカップ準決勝に進出している。

ゴール
1-0　マン・シティ：ハーランド（32分）
2-0　マン・シティ：ハーランド（35分）
3-0　マン・シティ：ハーランド（59分）
4-0　マン・シティ：J・アルバレス（62分）
5-0　マン・シティ：パルマー（68分）
6-0　マン・シティ：J・アルバレス（73分）