【AMA-SX】セクストンがクラッシュしながらもランキング3位をキープ
AMAスーパークロス 2023 第9戦 【本田技研工業株式会社】
コースコンディションは、ソフトな土質でわだちが多く、非常に難しい路面との闘いになりました。450SXの計時予選では、チェイス・セクストン(Team Honda HRC)が45秒215で、ゲートピック1位を獲得。セクストンは、ヒートレースでもトップチェッカーを受けました。僚友のコルト・ニコルズ(Team Honda HRC)は、前戦タイムアタック中のクラッシュで脳震とうを起こしたため、今大会を欠場しています。
20分+1周で争われる決勝レースでは、セクストンが1周目を3番手でクリアしました。3周目には、クーパー・ウェブ(KTM)を抜いて2番手に浮上。トップを走るケン・ロクスン(スズキ)も追い詰めたセクストンですが、7周目に転倒を喫してしまいました。ここで20秒ほどロスしたセクストンは足首を痛め、マシンのダメージもあって12番手まで後退。その後は45秒台のハイペースを取り戻すことができないまま、セクストンは周遅れの10位でレースを終えました。ポイントランキングでは、首位に立ったウェブが202点、今回8位のイーライ・トマック(ヤマハ)が201点、セクストンが189点で3位につけています。
250SX ハンター・ローレンスがスタートトゥフィニッシュで4勝目を挙げる
15分+1周の決勝では、ローレンスがスタートから独走態勢に持ち込み、早々とレースの主導権を握りました。背後には、ネイト・スラッシャー(ヤマハ)、ジョーダン・スミス(ヤマハ)、ジェレミー・マーティン(ヤマハ)が続きましたが、周回が進むほどに難易度が増すコースコンディションに誰もが苦戦。レースの折り返し点を過ぎる頃には、各々が単独走行状態となりました。ローレンスは、最終的に7.9秒のマージンで逃げきり、今季4勝目を挙げました。ローレンスのランキング首位は一段と強固なものとなり、ポイントリードは22点に拡大しています。
ハンター・ローレンス 【本田技研工業株式会社】
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