【ラグビー/NTTリーグワン】7年間、いつも一緒だった二人の邂逅。 花園で実現する藤原忍とシオサイア・フィフィタの初対戦 <クボタスピアーズ船橋・東京ベイ>

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2023年、クボタスピアーズ船橋・東京ベイの戦いは、西のメッカ“花園”からスタートを切る。相手は、その聖地をホストスタジアムとする花園近鉄ライナーズ。1月8日の今季第3節、敵地に乗り込んでの一戦を前に、旧友との再会を心待ちにしている選手がいる。

「サイアが強い選手であることはよく知っています。彼がもし次の試合に出場するのならば、僕としては頑張るだけです」

藤原忍が言う「サイア」とは、花園近鉄ライナーズ所属で日本代表のシオサイア・フィフィタ。二人は日本航空高等学校石川、天理大学の同級生で、7年間苦楽をともにした間柄。ちなみに、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ所属では大学時代の1学年先輩に岡山仙治、2学年先輩にファウルア・マキシ、そして1学年後輩にアシペリ・モアラがいる。ファウルア・マキシ、アシペリ・モアラは日本航空高等学校石川出身でもある。中でも、藤原とシオサイア・フィフィタは同学年ということもあり、プライベートでも多くの時間をシェアしてきた。

「サイアは体に気を遣っているので、大学のころからお酒は飲まなかったです。だから飲みにいくことはなかったのですが、よく一緒にカフェに行ったり、ご飯に行ったりしていました。僕が関西に帰ったときも、お互いのオフが重なったタイミングがあれば、連絡を取って一緒に食事をしていました」

通ったラーメン屋さんも同じだったという二人。今節での顔合わせが実現すれば、それが正真正銘の初対戦となる。

「サイアとは大学のときも高校のときも同じチーム、同じメンバーの中にいました。練習でも、当たったことはあまりありません。実際のところ、サイアはどれだけ強いんだろうと。今回、初めてそれを体感できるかもしれません。楽しみです」

かつてはチームメート としてともにピッチに立った、あの場所での邂逅。楕円球が紡ぐ青春物語は続く――。

(藤本かずまさ)
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