タイ・ムエタイ勢の大躍進が止まらない!タイ王国軍提携のルンピニー大会開催で加速か、日本のチャンスはあるのか
【ONE Championship】
現在(2023年1月4日)ONEではMMA部門、立ち技部門(ムエタイ・キックボクシング)、サブミッショングラップリング部門と主に3つの部門と4つの競技を実施しているが、その立ち技部門においては、全12人の王者に対し何と半分の6人がタイ出身の選手なのだ。それ以外の王者も出身地は別の国でも練習や所属の拠点はタイに置いていることが多く、ONEの立ち技部門はほぼタイ勢が占拠していると言っても過言ではない。
さらに昨年の9月、この流れを加速する歴史的な出来事が起きた。ONEがタイ王国軍と提携を結び、2023年から新機軸イベント『ONE Lumpinee』(ワン・ルンピニー)をスタートすることが決定したのだ。これはプロモーターとして、殿堂ルンピニースタジアムで年間52大会、毎週に渡りワールドクラスの試合を実施するもの。具体的な大会フォーマットは今後に発表されるが、この大会を通しONE本戦への出場権を手にする者や、次世代の超新星の誕生が期待されるだろう。
【ONE Championship】
この世界トップレベルの環境の中で、日本勢は、元ONEバンタム級キックボクシング世界王者の秋元皓貴、フライ級ムエタイでは元シュートボクシング王者の内藤大樹らが上位戦線で奮闘している。彼らに活躍にも注目だ。
新型コロナ感染が以前より収まってきた中、2023年はコロナ前以上の世界戦略を持ってグローバルな開催活動を再開させるというONE。その中でキックオフに選ばれたのがタイ・バンコク。1月14日には『ONE FIGHT NIGHT 6』、続く20日には『ONE Lumpinee 1』を実施する。
【ONE Championship】
2023年の初めから大暴れするタイ勢もそうだが、この世界トップレベルの環境の中で奮起する日本勢、元ONEバンタム級キックボクシング世界王者の秋元皓貴、フライ級ムエタイでは元シュートボクシング王者の内藤大樹らの活躍にも注目してもらいたい。cha
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