【湘南ベルマーレ】伊久間洋輔監督 試合後コメント(フットサル/Fリーグ)

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12月28日、春日井市総合体育館でFリーグ2022-2023 ディビジョン1「名古屋オーシャンズ vs 湘南ベルマーレ」が行われました。

AFCフットサルアジアカップの影響により変則的な日程での開催となったこの試合。リーグ戦3位以内でのプレーオフ出場を目指す湘南は、高橋広大選手の先制点、勝ち越し点で名古屋からリードを奪いますが、終盤に逆転され2-3で敗戦しています。

試合後の伊久間洋輔監督のコメントです。

ー試合の総括をお願いします。
名古屋を研究して、ピヴォに当てさせないようなディフェンスをしながら得点機会を窺うような戦い方になると想定していました。戦い方はとてもよかったと思いますし、カウンターからゴールを取ることができ、ゲーム運びとしては湘南のゲームだったと思います。ただ、やはり40分間で名古屋を抑えきることができなかった。その力の差、まだ足りないところですね。負傷でジャッピ(本田真琉虎洲選手)がいなかったので、最後の局面ではジャッピがいればもしかしたら変わったかもしれませんが、それでもいつもは出場機会の少ない選手たちも非常にがんばってくれたと思います。次につながる試合でした。

ー前節の浦安戦のあとに「浦安戦、名古屋戦の2試合でプランを立てているが、プラン通りにはいかないので名古屋戦に向けてはこれから考える」というお話をされていました。短い時間のなかでプラスして取り組んだことはありますか?
ピヴォとして平田選手は欠場だったので、ダルラン選手にいかに仕事をさせないかということをまず共有しました。また、前節の名古屋とフウガドールすみだの対戦では、すみだも名古屋を研究してピヴォに当てさせず後ろで滞留させて奪うような戦い方をしていました。それをすることが勝機につながると思っていました。いろいろとやりたいことはありますが、難しかったですね。名古屋の強度の高いプレスに対していかに回避していくかは、浦安戦同様に我々の課題ですが、そういったことも並行して続けました。

ーU-23への選出や負傷での欠場でこれまでとはメンバーが異なるなかで、いつものセットではない組み合わせや出場機会の少なかった選手も共通した守備の認識を持てていたように感じました。
雰囲気もとてもよかったですし、前節の会見でも伝えたとおり出ていない選手に力がないわけではないので、彼らには「久しぶりの出場で、相手が名古屋だからといって緊張することなく思いっきりプレーしていい。ミスはあるものだから」という話をしました。守備の時間が増えることは間違いないので、そこは全員で共有しました。組織で守るということはもちろんですが、結局1対1でやられてしまうと終わりなので、そこの部分は「抜かれてもとにかく粘り強くついていく、追っていくというように、最終的には体を張るしかない」と伝えていたので、そういったことを全員が体現してくれ、素晴らしかったのではないかと思います。

ーパワープレーで2-2の同点に追いつかれたあと、名古屋はパワープレーを続けました。同点の段階でパワープレーを仕掛けるという想定はありましたか?
ワンチャンスあれば返したいという気持ちがありました。2-2で湘南がパワープレーをしたときにどちらに転ぶか。それは選択なので、名古屋が取りにきたときに(GKの)フィウーザがキャッチして逆に得点をすることもあり得ますし、残り1分まで耐えて、1分を切ったらパワープレーをすることを話していました。そしたら相手に取られてしまったのですが、本当に相手の精度が高いですね。パワープレーの守備という特殊局面で湘南が課題を抱えていることは間違いないので、そこは引き続き取り組んでいき、守備に入れる人数も増やさないといけないといったところですね。
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一般社団法人日本フットサルトップリーグが運営する日本フットサルリーグ(Fリーグ)の公式サイトです。Fリーグは、競技フットサルの全国リーグです。北は北海道から南は大分まで、全国各地のチームが所属しています。日程や結果、順位表などチームや試合に関する情報のほか、選手のコメントやイベントレポートなど、Fリーグ、フットサルを楽しんでいただける情報を掲載しています。

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