【ONE】今からでも遅くない!ONEで躍進する“要チェック”な女子ファイターとは

ONEチャンピオンシップ
チーム・協会

【ONE Championship】

 ONEチャンピオンシップで実施される競技はMMA、キック、ムエタイ、グラップリング(過去プロボクシングも実施)と他団体と比べると多岐に渡るが、そこで活躍する選手は男性だけでない。この世界が注目する舞台には、多くの女性ファイターも人気を博している。世界的にも年々レベルが上がっている女子格。2023年もさらにONEで戦う彼女達が飛躍する年になることは間違いないが、その中でも確実に押さえておくべき、選手を紹介する。

これからONEを初めて観戦する方でも遅くはない。まずはこの3名を要チェックだ!

【ONE Championship】

スミラ・サンデル

スミラ・サンデルはスウェーデン出身で、ONE史上最年少の世界王者になった女子ムエタイの超新星。あどけない表情とは裏腹に、アグレッシブな攻撃スタイルで数々の強豪を撃破。今年4月の女子ストロー級ムエタイ世界王座決定戦ではジャッキー・ブンタンを判定で下し(当時)17歳でONEの最年少王者に輝いた。同級では長身の173cmから繰り出される速射砲のような攻撃。パンチや蹴りだけでなく容赦無くヒジ打ちも切りつけ、それまで同級のトップと考えられていたブンタンの顔はボコボコに。現在、タイの名門ジム「フェアテックス」で汗を流し、スタンプ・フェアテックスと同門。伸び代しかない18歳、2023年、更なる進化と飛躍が期待できそうだ。

【ONE Championship】

スタンプ・フェアテックス

スタンプはONE生え抜きのタイ・ムエタイのスーパーガール。試合入場時のダンスは多くのファンが魅了されているが、その実力は規格外。スタンプはONEでキックとムエタイ2冠を達成した後、MMAに電撃転向。MMA女子アトム級のWGPで優勝し、今年3月に同級王者のアンジェラ・リーの王座に挑戦したが、善戦するも最後は一本負けした。アンジェラには一歩及ばずのスタンプだったが、今年10月の再起戦では、山口芽生、平田樹などを撃破し連勝の波に乗るジヒン・ラズワンに判定快勝。進化したグラウンド技術を披露するなど、MMA選手としての完成度が上がっていることを証明した。

MMA選手としての総合力で一回りスタンプだが、次戦は1月14日にタイ・バンコクで開催される『ONE FIGHT NIGHT 6』。そこでなんと、キック強豪のアニッサ・メクセン(フランス)とムエタイ&MMAのMIXルールで激突する。通算100勝の実績を持ち、女子キック界のパウンド・フォー・パウンドとも呼ばれるメクセンと、ルールが混ざった異色の対決。果たして、どのような戦いになるのか注目だ。

【ONE Championship】

アンジェラ・リー

最後はやはり、ONEを代表する女子ファイター、アンジェラ・リー。ONEの女子MMAは彼女を中心に回っていると言っても過言ではないだろう。現在アトム級の王座を持つアンジェラは2階級制覇を目指し、今年10月に宿敵のション・ジンナンが持つストロー級のベルトに挑戦。1Rにダウンを奪われKO負けの窮地に立たされるも、そこから挽回。後一歩のところまでジンナンを追い詰めるも、判定負けで王座を逃した。

因縁の対決に敗れたアンジェラだが、これは産休明けの復帰第2戦目。ここからさらに調子を上げてジンナンのベルトを奪いに行くに違いない。来年もアンジェラの活躍に期待だ。
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シンガポール発、アジアで絶大な人気を誇る格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」! 世界トップクラスの選手や日本人注目選手の最新情報をお届けいたします。

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