吉川尚輝選手が13日、貧困などを理由に夢をあきらめざるをえない子供をなくす活動「吉川尚輝チャイルドドリームプロジェクト」の一環として、寄付金の贈呈先でもある東京都千代田区の認定NPO法人フローレンス本社を訪問しました。

　吉川選手は、フローレンスを通じて本プロジェクトを立ち上げ、先日行われたジャイアンツファンフェスタ内で、今季の「公式戦で記録した得点数と盗塁の合計数×1万円」の80万円をフローレンスに寄付しています。
　
　吉川選手はこの日、寄付金が活動資金に充てられるこども宅食事業の梱包作業を体験。用意された段ボールに、食料品や日用品、さらに、クリスマスシーズンにちなんでおもちゃなどを詰め込みました。梱包された荷物は、こども宅食「ひだまり便」クリスマス配送として、19日から順次発送されます。

　梱包を終えた吉川選手は「子どもの年代によって内容が違うことや、親御さんのことも考えられていて驚きました。段ボールの中に、より多くの物を入れるための工夫も必要だと感じました。来シーズンはリーグ優勝、日本一を勝ち取れるよう、また今シーズン以上の支援を多くの家庭に届けられるように頑張ります」と力強く話しました。

　吉川選手には赤坂緑代表から、感謝状とお礼の言葉が贈られました。

■認定NPO法人フローレンス　赤坂緑代表のコメント
　「フローレンスにご支援をいただきありがとうございます。吉川選手がこのプロジェクトをスタートしたことで、多くの方にこども宅食を知っていただくことができました。我々はこれから、物だけではなく吉川選手の温かいお気持ちもしっかりとご家庭に届けられるように活動していきます」