“川崎産”の選手たちが見せた活躍――未来に託された想いのバトン
【©JFA】
板倉滉はグループステージ全3試合にフル出場。守備はもちろん、攻撃でも1アシストを記録した。 【©JFA】
山根視来はコスタリカ戦で62分間のプレー。システム変更にもうまく対応した。 【©JFA】
守田英正は2戦目のコスタリカ戦から3試合連続での先発出場。中盤で存在感を発揮した。 【©JFA】
谷口彰悟はスペイン戦、クロアチア戦にフル出場。守田、田中とのトライアングルではフロンターレらしいボール回しも見せた。 【©JFA】
田中碧は3試合に出場。三笘―田中の「鷺沼兄弟」で決めたスペイン戦のゴールに日本中が熱狂した。 【©JFA】
そして運命のPK戦。1人目で南野が外して劣勢に立った日本の2番手に、三笘が名乗りを上げる。「(先輩たちが)つないできたものがあって、それを受け継ぐ覚悟ができていたから立候補した。勝たせたかった」と覚悟を決めてキックを放ったが、これが相手GKに阻まれてしまい、そのまま悔しい敗戦。目標にしていたベスト8まで、あと一歩のところで届かなかった。
三笘薫は全4試合に途中出場。最後に味わった悔しさをバネに今後の飛躍を誓う。 【©JFA】
「代表でもチームを勝たせる存在にならないと。ワールドカップで活躍できる選手がいい選手だと思いますし、ベスト8に導ける選手だと思うんで、それを4年間もう一回、目指そうと思っています」
チーム最年長選手として背中で引っ張り、言葉で周りを支えた川島永嗣は、「これは間違いなくいい経験になる。次に向けて特に若い選手たちに前に進んでいってほしい」と後進に未来を託すコメントを残した。
川島永嗣は出場機会こそなかったものの、日本代表のグループステージ突破を陰で支えた。 【©JFA】
(文:青山 知雄)
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