12月3日、東京女子プロレスが、神奈川・横浜ラジアントホールで『TJPW AUTUMN TOUR '22』を開催。メインイベントでは山下実優が6人タッグマッチで快勝し、翌週の浜松大会でのEVE王座防衛戦、さらに1・4後楽園ホール大会での坂崎ユカの持つプリンセス・オブ・プリンセス王座奪取へ気炎を揚げた。

山下はこの日、伊藤麻希、宮本もかとのトリオで坂崎＆乃蒼ヒカリ＆遠藤有栖組と対戦。特に坂崎とはお互い先発を買って出たファーストコンタクトは静かな立ち上がりだったものの、中盤のセカンドコンタクトは山下がハイキックをぶち込めば、坂崎がTea timeですぐにやり返すなど五角の攻防を繰り広げた。最後はキャメルクラッチで意地を見せる遠藤を山下がハイキック→アティテュード・アジャストメントで料理。

試合後、山下は「久しぶりにユカちゃんと絡んで前哨戦が始まったなと。イッテンヨンまであまり時間はないけどすごいワクワクしている。対策しなきゃいけない部分はあるけど、今日はワクワクできた」とコメント。浜松では初対戦のリオからEVE王座の挑戦を受けるが「前回のイギリスで初めて会った。試合を見て対策します」と警戒心を露わにし「気合い入れてそこを乗り越えないと二冠にならない。このままの勢いで二冠になります」と宣言した。