大幅メンバー変更の可能性も。2連勝でグループ突破なるか【プレビュー:FIFAワールドカップカタール2022 GS 第2節 日本vsコスタリカ】

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23日に行われたドイツとの一戦で、歴史的な勝利を収めた日本代表は、27日にグループリーグ突破をかけてコスタリカ代表と対戦する。

コスタリカは欧州の強豪クラブでプレーする守護神のケイロル ナバスを中心とした堅守が売りのチーム。北中米・カリブ海予選では14試合中7試合でクリーンシートを達成し、ニュージーランドとの大陸間プレーオフでも1-0と相手の攻撃を完全に封じ込めている。

もっとも23日に行われたスペイン戦では、自慢の守備が崩壊。開始11分の失点を皮切りに大量7ゴールを奪われて完敗を喫している。

早くも後がなくなったコスタリカは、この日本戦に一戦必勝の想いで挑んでくるはずだ。守るだけではなく、その後の展開を考えれば多くのゴールを求められる状況でもあるだけに、経験豊富なジョエル キャンベルを中心に果敢に攻勢を仕掛けてくる可能性もあるだろう。

対する日本は初戦で望外の結果を手にすることができただけに、精神的には優位な立場でこの試合に臨めるだろう。ドイツ戦から中3日であり、また怪我人が生まれていることも踏まえれば、大幅なメンバーの入れ替えも十分に考えられる。

4バックには谷口 彰悟と山根 視来の川崎Fコンビ、攻撃陣ではドイツ相手に結果を出した堂安 律や途中出場から流れを変えた三笘 薫のスタメン出場もあり得るだろう。決勝ゴールを決めた浅野 拓磨は再びジョーカー起用となるか。

勝てば決勝トーナメント進出が決まる可能性がある一方で、敗れれば逆に窮地に追い込まれる危険性もある。強度の高い守備を保ちながら焦れずに隙を窺い、後半に一気にギアを上げて相手ゴールに襲い掛かる。ドイツ戦でも見せたしたたかな試合運びを再現できれば、勝機はぐっと高まるだろう。采配が冴え渡る森保 一監督の手腕にも再び期待がかかる。

日本がコスタリカとワールドカップで対戦するのは初めてだが、通算対戦成績では3勝1分と負けがない。森保監督の初陣となった2018年9月の一戦でも南野 拓実、伊東 純也のゴールなどで3-0と快勝を収めている。相性の良い相手を再び撃破し、決勝トーナメント進出を確定させたい。



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