メダリスト凱旋!体操競技の国内最終戦
メダリスト凱旋!体操競技の国内最終戦
そもそも体操競技は個人種目である。一人の選手がステージ(器械種目)に向かい,やり直しのきかない演技を披露する。通常であれば成功も失敗もその得点はすべて自分自身にのみ降りかかる。しかし団体戦では,成功も失敗も自分ではなく,チームに影響する。今大会は2009年から続く6ー3ー3制(6人のエントリー選手の中から各種目3選手が演技し,その3つの得点全てがチーム得点になる制度)なので,失敗はチーム得点に直結。成功による歓喜と失敗による落胆は個人戦の比ではない。とにかく団体戦で体操競技選手がみせる表情はいつみても魅力的に映る。
(日本体操協会 遠藤幸一)
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