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◇埼玉西武 十亀剣、佐野泰雄が球団スタッフに

 埼玉西武は、今シーズン限りで現役を引退した十亀剣投手が球団本部編成グループ・育成アマチュア担当に、佐野泰雄投手が同一軍グループ・先乗りスコアラーに就任すると発表した。

◇十亀スカウト コメント
「このたび、スカウトの職に就きました。ライオンズの戦力となる選手を発掘するという仕事に、新たなやり甲斐を感じているところです。高校、大学、社会人といろいろな環境で野球をしてきた自分の経験を生かして、選手発掘のため走り回りたいと思います。そして何より、選手時代から困った時に最も頼りにしていたのが、アマチュアの頃から自分のことを知ってくれているスカウトの方でした。選手が入団したらそれで終わり、ではなく、困った時にいつでも相談にのってサポートしてあげられるようなスカウトになりたいと思います」

◇佐野スコアラーコメント
「幼い頃からずっと埼玉で過ごしてきましたので、これからもライオンズの力になれるということをうれしく思いますし、とても感謝しています。僕は現役時代、試合前のミーティングでいつもスコアラーさんから貴重なデータをいただいていて、ピッチングに役立っていました。その説明もわかりやすくて本当に助けられました。個人的にもデータ分析や投球解析にも興味を持っていましたし、わりと得意な方だと思います。これからは僕が収集したデータを駆使して、それをチームに還元して勝利に導けるよう、裏から支えたいと思います」

 また、育成ドラフト4巡目で交渉権を獲得した是澤涼輔選手に指名あいさつを行った。コメントは以下の通り。

◇是澤涼輔選手コメント
「今日、竹下さん(球団本部 編成グループ育成アマチュア担当)とお会いして、より一層実感が湧いてきました。自分は大きな成績を残していないのですが、試合中に積極的にブルペン捕手を務める姿や、キャッチボールで投手とコミュニケーションをとる姿など、自分としても普段から意識している行動を評価いただいたのはうれしかったです。ノーヒットでのプロ入りとなりますが、しっかり練習して早くプロ初安打を打ちたいです」

◇オリックス 日本シリーズ第6戦

 2勝2敗1分で迎えた「SMBC日本シリーズ2022」第6戦は、オリックスが1対0で勝利。初回に先頭・塩見泰隆選手に安打を許したが、以降は5投手のリレーで安打を許さず。打線は6回表に杉本裕太郎選手の適時打で先制し、26年ぶりの日本一に王手をかけた。
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