習慣化された日常の先には待ちに待ったBリーグが開幕!琉球は連勝スタート!【B MY HERO!】
【B.LEAGUE】
バスケを楽しむ達人たちと自身の開幕戦に臨みます
私の朝はプロテインを飲み、白湯を飲んで体を温め、コーヒーを飲むことから始まる。
筋肉系ユーチューバーでもあるなかやまきんに君の『ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】』を見て得た知識ですが、プロテインを朝イチに摂取することで、夜寝ている間に枯渇してしまったタンパク質を補い筋肉を良い状態に保つことができるそう。
そして、最近お気に入りのモンハンゲーム実況の『あまみチャンネル』を見ながらヨガで体の柔軟性を高め、腹筋と腕立て伏せのトレーニングを行う。血糖値の低い朝食前の筋トレや運動は脂肪燃焼効率が高く、そこにコーヒーのカフェインの効果もプラスされるとその燃焼効率は爆上げされ、大量の汗をかくことができる!
9月で48歳になりましたが、身体は絞られ筋肉量も増えて年齢の割に若く見られます。
朝のルーティンを習慣化できたことで、人間が本来持っている肉体的なポテンシャルを最大限に引き出せているのかもしれません。
2022年10月2日。
Bリーグの新シーズンが開幕し、琉球ゴールデンキングスvs宇都宮ブレックスのGAME2が行われるこの日、いつものルーティンでたくさんの汗をかき、長くなるであろう1日を楽しむためのスイッチを入れた。
この日のお昼は、北谷にある『Go KINGS!CAFE』で、ほぼ毎日Bリーグ情報を配信しているズッボンさんのユーチューブチャンネル『ズッボンのバスケ』in沖縄というトークイベントにゲスト出演することになっていた。
夢のアリーナで宇都宮との試合を観戦 【(C)B.LEAGUE】
沖縄はミニバス世代からバスケは盛んで、中学や高校のバスケ大会の会場はどこも満員。試合会場の体育館はいつも応援の熱気で溢れていたことを覚えている。そうした日常の中でバスケットボールが愛され、文化として根付いていったことは間違いない。
その沖縄のバスケ文化をプロとして牽引しているのが琉球ゴールデンキングスで、キングスのファン・ブースターもまた、バスケを楽しむプロ、達人なんだなということを、今回のトークイベントでファンの皆さんと交流することで実感することができました。
イベント終了後、試合開始時刻までおよそ3時間。まあ余裕はあるということで近くのホテルの11階にある展望浴場でお風呂に入ることに。ほぼほぼパワープレイではありましたが、沖縄のバスケ文化を育てた人たちのバスケの楽しみ方は、沖縄アリーナに向かう前の時間もとことん楽しむスタイルなのだ。
新戦力も早々フィットの予感! 昨季王者に連勝スタート‼
2年目のフィリッピン選手がやりたい放題 【(C)B.LEAGUE】
私は映画館では必ずコーラとポップコーンを買う。その感覚と同じで沖縄アリーナでキングスの試合を楽しむためのフードとドリンクを買おうと、まずはフードコンコースへ向かった。
試合開始まで1時間弱、各種フード・ドリンクのコーナーは長蛇の列。沖縄アリーナで食べたい個人的1位のシャカシャカサラダと2位のサンドイッチはすでに売り切れていた。
「甘すぎないかな?」と心配しながらも初めておはぎを買い、席に座ってGAME2の試合開始を待ちました。
琉球vs宇都宮のGAME1は81-52と琉球が完勝しましたが、相手は昨シーズンの王者宇都宮ブレックス、どんな試合展開になるのか?ワクワクとドキドキが入り混じった感覚でした。
いざ試合が始まると1Qから22-6! え? 22-6? キングス強っ!
沖縄アリーナの空気は大盛り上がり! 「どきゅーんずきゅーん♫」“DA PUMPごきげんだぜ”っ状態!
私の前で観戦されていたご家族の4歳のお子さんは、バスケを初めて見にきたにも関わらずキャッキャとはしゃいでバスケの雰囲気をめちゃくちゃ楽しんでいました。
観戦するファン・ブースターの中にはムームーやアロハシャツを着て楽しむグループもいて。バスケの楽しみ方も進化していました。
試合前に買ったおはぎもハーフタイムの時に食べましたが、甘すぎず、美味しく食べられました。
まさに満喫。これは試合ちゃんと見てなくても楽しめちゃうな、と思えるほど沖縄アリーナのあちらこちらに楽しさがありました。
さて肝心のプレーヤーの方に目を向けると、コー・フリッピン選手がこの日もやりたい放題!
中継で解説に入っていた琉球OBの石崎巧さんに「チームのプレーじゃない、相手の虚を衝くプレー」と称されたそれは、新たなファンタジスタ誕生を予感させるに十分。そして“冷静と情熱のスナイパー”岸本隆一選手の3Pシュートは芸術の領域へ。また今シーズンの小野寺祥太選手のディフェンスと3Pへのファンの期待が相当高いことが、その歓声を聞いて感じました。
現有戦力に新戦力のダンカン選手、松脇選手が早くもフィット 【(C)B.LEAGUE】
また新加入の松脇圭志選手とジョシュ・ダンカン選手がチームにどうフィットしていくのか、実際に見るまで未知数でした。しかし昨シーズンのMVP比江島慎選手を相手に、当たり負けることなくオフェンスファウルを取った松脇選手のデフェンス。スコット選手相手に前から強く当たって相手に好きなようにプレーをさせなかったダンカン選手のディフェンスは、沖縄アリーナの観客を沸かせました。
終わってみれば85-70で琉球ゴールデンキングスが連勝。
昨シーズンファイナルではフィジカルが強い宇都宮のディフェンスの前に屈する形になりましたが、キングスはそこを超えていくためにbj時代から継続してきたディフェンスの底上げに着手。それが見事にハマった結果に正直驚きました。
「ディフェンスからリズムを作る」というキングスのスタイル。そこへさらにディフェンスやフィジカル面で新たな刺激(松脇・ダンカン)を加えることで、本来持っているポテンシャルにその先があることを見せてくれました。人間の体と同じで、チームが強くなるのも習慣化されること、継続することで最大限のポテンシャルを引き出す進化があるんだ、エボリューションされるんだなと思いました。
シーズンの最後にはどんな姿を見せてくれるのか?そんな期待に胸が膨らむと同時に、宇都宮がこのまま黙っているはずがないので、ここからどんな風にチームを仕上げてくるのか? 今後の戦いに『ココロ。たぎった』開幕節でした。
あったゆういち(B MY HERO!特派員)
【(C)あったゆういち】
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