【北海道・札幌2030オリンピック招致特別企画】ネクストシンボルアスリート 伊藤麻琴選手インタビュー
【写真:フォート・キシモト】
北海道・札幌オリンピック・パラリンピック冬季競技大会招致サイトに掲載されているインタビューをご紹介します。(2022年7月掲載)
北海道出身でTEAM JAPANネクストシンボルアスリートに認定されたアイスホッケー女子U-18日本代表の伊藤麻琴選手。2030年にはスマイルジャパンの中心選手としての活躍が期待されている18歳のホープにオリンピックへの思い、地元・北海道でのオリンピック・パラリンピック開催の期待、2030年へ向けた目標をお伺いしました。
北海道出身でTEAM JAPANネクストシンボルアスリートに認定されたアイスホッケー女子U-18日本代表の伊藤麻琴選手。2030年にはスマイルジャパンの中心選手としての活躍が期待されている18歳のホープにオリンピックへの思い、地元・北海道でのオリンピック・パラリンピック開催の期待、2030年へ向けた目標をお伺いしました。
■オリンピックは一番身近な人に感謝を伝えることができる場所
――今年の北京2022冬季オリンピックはテレビなどでご覧になったと思いますが、アイスホッケー女子日本代表の先輩たちの活躍を見て、どのように思いましたか?
自分は9月の世界選手権まで日本代表チームとして一緒に戦っていたのですけど、北京オリンピックの前に代表落選という形になってしまいました。そうした経緯もあって、先輩たちの戦っている姿はかっこよく見えましたし、同時にその場に自分も立ちたかったなという思う気持ちもありました。その時は「応援しなきゃ」という気持ちはもちろんあったのですが、どこか悔しさがあって、100%応援の気持ちで見るということは正直、できなかったのかなと思っています。
――そのような気持ちで見たオリンピックを経験して、オリンピックに対する思いやイメージの変化はありましたか?
オリンピックは「いつか出てみたい」という気持ちはずっと持っていたのですが、今回の北京大会を見て「次は絶対に出たい」という、夢ではなくて目標になりました。
――伊藤選手の中でオリンピックはどのようなイメージがありますか?
やはり活躍している人が一番輝ける場所だと思いますし、ほとんどの選手は「感謝を伝える場所」とも言っていましたので、一番身近な人に感謝を伝えることができる場所なのかなと思います。
自分は9月の世界選手権まで日本代表チームとして一緒に戦っていたのですけど、北京オリンピックの前に代表落選という形になってしまいました。そうした経緯もあって、先輩たちの戦っている姿はかっこよく見えましたし、同時にその場に自分も立ちたかったなという思う気持ちもありました。その時は「応援しなきゃ」という気持ちはもちろんあったのですが、どこか悔しさがあって、100%応援の気持ちで見るということは正直、できなかったのかなと思っています。
――そのような気持ちで見たオリンピックを経験して、オリンピックに対する思いやイメージの変化はありましたか?
オリンピックは「いつか出てみたい」という気持ちはずっと持っていたのですが、今回の北京大会を見て「次は絶対に出たい」という、夢ではなくて目標になりました。
――伊藤選手の中でオリンピックはどのようなイメージがありますか?
やはり活躍している人が一番輝ける場所だと思いますし、ほとんどの選手は「感謝を伝える場所」とも言っていましたので、一番身近な人に感謝を伝えることができる場所なのかなと思います。
■競技者だけではなく日本国民全員で大会を作っていけたら
――東京2020大会もテレビなどでご覧になったと思います。見る側として自国開催のオリンピック・パラリンピックを体験して、自分の国で開催される大会の良さはどのようなところにあると思いますか?
東京2020大会は無観客でしたが、自国開催になればたくさんの地元の人たちが会場に行くことができますし、日本を応援する規模が大きくなるのではないかなと思います。
――伊藤選手は北海道の出身ですが、自分の生まれ育った故郷でもしオリンピック・パラリンピックが開催されるとしたら、どのように思いますか?
身近な場所で開催してもらえるとなると、やはり応援してもらえる熱量も違うと思いますし、海外で開催されるよりも感謝を伝えることが多くできると思いますので、そういう部分では自国開催はとてもいいイメージを持っています。
――もし2030年に北海道・札幌オリンピック・パラリンピックが開催されるとしたら、伊藤選手が大会に対して一番期待していることは?
選手は今、あまり不便がなく競技に打ち込めているので、2030年の札幌オリンピック・パラリンピックが開催されるとしたら、競技者だけではなく日本国民全員で大会を作っていけたらいいなと思います。
東京2020大会は無観客でしたが、自国開催になればたくさんの地元の人たちが会場に行くことができますし、日本を応援する規模が大きくなるのではないかなと思います。
――伊藤選手は北海道の出身ですが、自分の生まれ育った故郷でもしオリンピック・パラリンピックが開催されるとしたら、どのように思いますか?
身近な場所で開催してもらえるとなると、やはり応援してもらえる熱量も違うと思いますし、海外で開催されるよりも感謝を伝えることが多くできると思いますので、そういう部分では自国開催はとてもいいイメージを持っています。
――もし2030年に北海道・札幌オリンピック・パラリンピックが開催されるとしたら、伊藤選手が大会に対して一番期待していることは?
選手は今、あまり不便がなく競技に打ち込めているので、2030年の札幌オリンピック・パラリンピックが開催されるとしたら、競技者だけではなく日本国民全員で大会を作っていけたらいいなと思います。
■地元開催である札幌でメダル獲得を
――1972年の札幌オリンピックで街は大きく発展しました。今回、2度目のオリンピック、初めてのパラリンピックを招致することで50年、100年先の札幌をもっと素晴らしい街にしていこうという思いも込められています。伊藤選手は札幌2030大会を機に札幌、北海道はどのような街になってほしいでしょうか?
サッカー、野球などのメジャースポーツは多く知られていると思いますが、アイスホッケーなどのマイナーなスポーツはあまり知られていないと思います。そうした競技をもっと知ってもらえるような施設などの環境整備が進めば、マイナースポーツをやっている人のモチベーションも上がってくると思いますので、札幌2030大会をきっかけにマイナースポーツを取り巻く環境がもっと向上してくれたらと思います。
――札幌2030大会の開催が決まれば、日本だけではなく世界中から北海道・札幌に大きな注目が集まります。地元・北海道の好きなところ、世界にアピールしたいところは何かありますか?
自分は自然が好きなので、母と一緒にドライブに行ったりとかするのですが、そうした自然を感じられるというところは北海道の一番の良さなのかなと思います。
――では最後に、伊藤選手は2030年も現役選手として活躍していらっしゃると思いますが、札幌2030大会への思いを教えてください。
2030年には私は25歳になっていて、やはり日本代表チームを引っ張っていかなければならない立場になってくると思います。プレーでチームを引っ張っていけるような責任感のある選手になっていたいです。そして、チームとしてはずっとオリンピックでのメダル獲得を目標に活動していますので、地元開催である札幌でメダル獲得ができればアイスホッケーのことも少しは知ってもらえるのかなと思います。その目標に向かって、これからも頑張っていきたいと思います。
■伊藤麻琴(いとう・まこと)
アイスホッケー女子で2020年ローザンヌユースオリンピックに出場し金メダルを獲得。TEAM JAPANネクストシンボルアスリート。
サッカー、野球などのメジャースポーツは多く知られていると思いますが、アイスホッケーなどのマイナーなスポーツはあまり知られていないと思います。そうした競技をもっと知ってもらえるような施設などの環境整備が進めば、マイナースポーツをやっている人のモチベーションも上がってくると思いますので、札幌2030大会をきっかけにマイナースポーツを取り巻く環境がもっと向上してくれたらと思います。
――札幌2030大会の開催が決まれば、日本だけではなく世界中から北海道・札幌に大きな注目が集まります。地元・北海道の好きなところ、世界にアピールしたいところは何かありますか?
自分は自然が好きなので、母と一緒にドライブに行ったりとかするのですが、そうした自然を感じられるというところは北海道の一番の良さなのかなと思います。
――では最後に、伊藤選手は2030年も現役選手として活躍していらっしゃると思いますが、札幌2030大会への思いを教えてください。
2030年には私は25歳になっていて、やはり日本代表チームを引っ張っていかなければならない立場になってくると思います。プレーでチームを引っ張っていけるような責任感のある選手になっていたいです。そして、チームとしてはずっとオリンピックでのメダル獲得を目標に活動していますので、地元開催である札幌でメダル獲得ができればアイスホッケーのことも少しは知ってもらえるのかなと思います。その目標に向かって、これからも頑張っていきたいと思います。
■伊藤麻琴(いとう・まこと)
アイスホッケー女子で2020年ローザンヌユースオリンピックに出場し金メダルを獲得。TEAM JAPANネクストシンボルアスリート。
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