【KMSKデインズ】ベルギー2部リーグ 第9節 バースラント・ベフェレン戦 試合結果|2-1

KMSKデインズ
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【(C) KMSK Deinze】

「勝てるチームは変えるな」というサッカー界の格言の通り、アントニオ・カルデロン監督代行は前節と同じメンバーをスターティングイレブンとしてピッチに送り出した。また、ベフェレンの監督であり、デインズの元コーチでもあるウィム・デ・デッカーもまた前節と同じメンバーを送り出した。

前半10分、最初のチャンスをものにしたのはベフェレン。FWイスマヒールが右サイドを突破しクロスを上げると中で受けたMFホガスが見事なボレーで合わせ先制点を上げる。一方のデインズもMFスターレンスとFWダンソコが素早いカウンターで反撃するも、ゴールはならず。その後も両チームチャンスを作った中で前半35分、またもイスマヒールがボックス内からシュートを放つが、ここはデインズGKナチョ・ミラスがファインセーブで2点目を許さない。他にもお互いにチャンスを作り、一進一退の攻防を見せつつ1-0で前半が終了する。

両チームメンバーを変えずに始まった後半だったが後半5分、ベフェレンに新加入したものの登録の問題でここまで出場できていなかったコンゴ代表FWムボカニが待望のデビューをする。今までモナコやヴォルフスブルク、ハルシティやディエモキナフなどに所属しヨーロッパの第一線で活躍してきたFWに注目が集まる。

【(C) KMSK Deinze】

後半は前半と打って変わって両チームとも守備をしっかり固め、デインズGKナチョ・ミラスのセーブなどもありお互いになかなか決定機を作れない。デインズが後半25分に攻撃的な交代としてデ・リダー、カルセラ・ゴンザレスを投入すると、流れが変わる。後半34分、MFカルセラ・ゴンザレスが中盤からアクションを起こし、FWラントショートのパスを受けて相手GKロイスをかわして同点弾を決める。

この同点弾で試合は再び緊迫すると、後半40分に試合を決めるゴールが生まれる。ベフェレンFWムボカニがデインズ守備陣を翻弄し、勝ち越し点を獲得。試合はそのまま2-1で終了し、ホームのベフェレンの勝利となった。デインズも監督交代後試合内容は良くなっており、次節に期待だ。
出場選手

先発:
GK:ナチョ・ミラス
DF:ヤネス・ファンスターンキステ、テオ・キンテロ、デニス・プリチネンコ、ユル・シュリベルス
MF:アレッシオ・スターレンス、リアム・フレイザー、ガエタン・ヘンドリックス
FW:ディラン・デ・ベルデル、ファン・ラントショート、バフォデ・ダンソコ


途中出場:
70分:スティーブ・デ・リダー、ヨアヒム・カルセラ
90分:クリストフ・ヤンセンス
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著者プロフィール

1926年に設立されたベルギープロリーグ2部所属の歴史あるサッカークラブ。ホームタウンであるデインズ市は約4万5千人の人口を抱え、東フランダース地域にある富裕層が多く住む地域として知られています。2019-20シーズンにベルギープロリーグ2部への昇格を果たし、2021-22シーズンは4位(8クラブ中)でシーズン終了と健闘しました。新スタジアム建設計画を発表するなど、急成長を遂げているクラブです。2022年2月よりACA Football Partnersがオーナーとなり、グローバルレベルでの業務提携も積極的に進めながら、ビジネス及びスポーツ面でのさらなる発展を目指します。

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