本格的に寒くなってきたベルギー。STVVはここから1週間で3試合を戦う。連敗中と嫌な流れを断ち切るために、シャルルロワをホームに迎えるリーグ戦第12節で、3試合ぶりの勝利を目指す。

前節は敵地アントワープに乗り込んだSTVV。首位相手にアグレッシブな立ち上がりを見せるも、9分に失点。後方からのロングボールに抜け出したゲーケンス選手に決めれら、先制を許した。39分には、ボランチで出場したバウアー選手が退場し、数的不利に。10人でも最後まで戦うSTVVだったが、後半ロスタイムにダメ押しを奪われ、試合は2-0で終了。橋岡選手は、試合後に「守備から入って、攻撃に移るのがこのチームの良さ中で開始早々に失点を許したことで難しい試合にしてしまった」と試合を振り返った。次節に向けては、「連敗をすると気持ちが下に向いてしまう時もあるので、全員で声を掛け合って、一つになることが大切だと思う。今週いい準備をする中で、コミュニケーションを取りながら、改善していくことが、次の試合に勝つために重要なポイント」と既に今節を見据えていた。

12節の相手は、現在勝ち点2差で10位のシャルルロワ。直近5試合の直接対決で2分3敗と苦手にしているゼブラ相手に、しっかり固いブロックで守りながら、攻撃に転じた際に、チャンスを決めることがポイント。「（シャルルロワは）パワーがあり、ボールを保持した時にクオリティーの高いチーム。簡単な相手ではないが、不平を言っている場合ではない。1週間で3試合を戦うので、それを考慮しながら、チーム練習を組み立ててきた。私がコンディションが良いと思う選手を使うことになるだろう」と前日の記者会見でホラーバッハ監督は話した。

3連戦初戦、これ以上負けられない中、ホームサポーター共に雰囲気を作りながら、勝点3を奪いたい。