【公式独占】近藤凪紗選手「技のバリエーションを見てもらえたら」パルクール世界選手権・日本代表インタビュー
今年開催されたワールドカップのソフィア大会とモンペリエ大会で、ともに女子フリースタイル6位の成績を挙げた将来有望の21歳。9日の日本選手権では女子フリースタイル3位だったが、雨で決勝が中止になったことから予選の結果がそのまま最終順位となり、その分、出せなかった技・温存している技が「あります」とニッコリ笑顔を見せてくれた。さらに、最近は技のバリエーションも増えてきたと語る近藤選手に世界選手権へ向けての抱負を聞いた。
「コンディション自体は問題ないです」
雨が降ったら決勝がなくなって予選の結果で決まるかもしれないということでしたので、予選でも自分のランをしっかりやりつつ……という予定だったのですが、練習時間の関係であまり自分の力を発揮することができませんでした。あと、決勝でもうちょっと技を増やす予定だったので、それができなかったのは残念でしたけど、その中で3位をとれたのは良かったかなと思います。
――では、日本選手権の決勝で技を出せなかった分、この世界選手権に向けて温存している技があるということですね。
はい、ありますね（笑）
大会が終わったらやはり体に負担がかかるので、その間の練習は減らして、まずは体を休めることを考えていました。パルクールの練習自体はこの1週間に2回くらいで、あとはストレッチなど体を休める時間に充てていました。コンディション自体は問題ないです。今日も雨で前日練習が中止になってしまって体をまだ動かしていないので分からない部分もあるんですけど、たぶん大丈夫だと思います（笑）。
「技はもうなんとなく決まっています」
いちおう、スピードとフリースタイルにエントリーしましたが、自分はフリースタイルをメインにやっています。ただ、今回はスピードも出てみようかなと思ってエントリーはしているんですけど、日本選手権ではスピードに出ていないので、明日走ってみてどうするか決めたいなと思っています。
――今回の世界選手権のコースのセットは日本選手権と同じということで、コースにはどのような印象を持っていますか？
自分はフランスとブルガリアの国際大会に出たことがあるのですが、国際大会というとオブスタクル（障害物）が結構大きいんですよ。今回は全体の障害物が低めという印象があり、いつも作る構成と変わってきたから難しい部分もありました。
――障害物が低めになったからと言って簡単になるわけではないんですね。
そうですね。技にもよるのですが、技と技の間の動きとかも少しずつ変わってきたりするので、その合わせ方がまた違うなという印象です。
――なるほど。では、実際にコースを一度経験したことも踏まえて、世界選手権ではこういう技、構成で行こうとイメージはできていますか？
はい。技はもうなんとなく決まっています。
――それでは世界選手権に向けて抱負をお願いします。週末はお天気も良さそうですし、初めてパルクールを見るという人も多いのではないかと思います。自分のここを見てほしい、またはここをアピールしたいという部分を教えてください。
最近はひねる技でもいろいろなやり方で違う技も覚えたので、そのバリエーションを見てもらえたらなと思います。
第1回FIGパルクール世界選手権 Presented by Yahoo! JAPAN
会場：有明アーバンスポーツパーク (東京都江東区有明1丁目7番2)
競技種目：スピード（男子・女子）、フリースタイル（男子・女子）
入場無料
＊アプリのダウンロードとエントリーが必要となります
[スケジュール](予定)
10月14日(金)
午後 女子スピード予選・ 男子フリースタイル予選
10月15日(土)
午前 女子フリースタイル予選・男子スピード予選
午後 女子スピード準決勝・男子フリースタイル決勝
女子スピード決勝・表彰式
10月16日(日)
午後 男子スピード準決勝・女子フリースタイル決勝
男子スピード決勝・表彰式
■アプリのダウンロードはこちら↓
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https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.app.urbansports
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