セレッソ大阪【J1リーグ第26節 浦和vs. C大阪】目標達成のために、乗り越えなければいけない相手。まずはリーグ戦、連勝で上位を目指す

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【CEREZO OSAKA】

明治安田生命J1リーグ第29節・サガン鳥栖戦から中3日。セレッソ大阪は、敵地に乗り込み、浦和レッズとのJ1第26節に挑む。この試合は、浦和がAFCチャンピオンズリーグに出場していた関係で延期されていたカードになる。鳥栖戦でリーグ戦3試合ぶりの勝利を手にしたセレッソとしては、目標の勝点60以上、3位以内へ。強敵相手だが、連勝を果たしたい一戦だ。

鳥栖戦では、ボールを握る時間を増やしながらゲームをコントロールした前半を経て、後半の立ち上がり、CKのクリアボールを鈴木徳真がダイレクトでシュート。自身でも「ベストゴール」と語る素晴らしい軌道のゴラッソが決まり、セレッソが先制に成功した。その後も攻守に安定して試合を進めていた中で、終盤、一度は同点に追い付かれたが、後半アディショナルタイム、清武弘嗣のピンポイントクロスにジェアン パトリッキが合わせて決勝点。

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ホームのサポーターの後押しも受けながら、スタジアム全体で一体となり、勝点3をつかんだ。天皇杯敗退から中2日。失意から立ち上がり、再び前を向く上で、これ以上ない勝利となった。試合後、小菊昭雄監督は、「これからもしっかりと全員でいい競争を続けていきたい。第4コーナーを回ったラストスパート。全員で最後まで駆け抜けるイメージでいます」と力強く語った。リーグ戦は残り7試合。目標達成へ、一戦必勝の試合が続く。

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今節、対戦する浦和は、リカルド ロドリゲス監督のもと、後ろからのビルドアップも洗練され、チャンスクリエイトの質も高い。前線には、スピードがあり、決定力のあるタレントも豊富に存在する。ACLで決勝進出を果たした先月は、指揮官が「浦和に来てから一番良い時期を迎えている」と話すなど、ポジションごとの役割も整理され、チーム状態は良好だ。ホームでの前回対戦時は2-0で勝利を収めたセレッソだが、今節はアウェイということもあり、より難しい試合になるか。もっとも、セレッソも前回からさらにチーム力を高め、シーズンを進めるごとに内容も良化。当然、勝機はある。立ち位置でプレスを外してくる相手に対し、守備ではズレが生まれないよう、前線からの連動した対応が必要。距離感よくコンパクトな陣形を維持したい。攻撃では、奪った後にスピードアップを図り、スペースを突いて一気にフィニッシュに持ち込む速攻を軸に、ボールを握る時間も作りたい。攻守に戦術的な要素も求められる一戦。球際で戦うとともに、常に頭を使い、賢くプレーする必要もあるだろう。

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9月の7連戦、ここまで3試合を戦い終え、残すは4試合。その内、3試合が浦和戦だ。今節を終えると次週はJリーグYBCルヴァンカップ準決勝で激突する。佳境を迎えた今シーズン、セレッソが目標を達成する上で乗り越えなければいけない相手が浦和。「声出し応援適用試合」となる今節。圧倒的なアウェイの環境をはね返し、上位に迫る連勝を目指す。
(文=小田尚史)
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