「ブラインドサッカーワールドグランプリ in フランス」 2 日目結果 〜日本は初戦ドイツに引き分け〜

【特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー協会】

現地時間2022年8月29日(月)、「ブラインドサッカーワールドグランプリ in フランス」の2日目が行われました。第1試合は、3-1でブラジルがルーマニアに勝利し、第2試合は、0-0でドイツと日本が引き分けました。

8/29(月)試合結果

第1試合:ルーマニア 1-3 ブラジル

<得点者>
・Maicon Junior Dos Santos Mendes(背番号10・ブラジル):第1ピリオド13分、第2ピリオド2分
・Rayna Oliveira Sousa(背番号7・ブラジル):第2ピリオド5分
・Florin Kovac(背番号9・ルーマニア):第2ピリオド14分
<アーカイブ映像>https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=6pOgV7bFq6s

第2試合:ドイツ 0–0 日本
<日本のスタメン>川村怜、佐々木ロベルト泉、黒田智成、日向賢、神山昌士
<ベンチ入りメンバー>川村怜、佐々木ロベルト泉、黒田智成、田中章仁、日向賢、丹羽海斗、鳥居健人、平林太一、泉健也、神山昌士
<アーカイブ映像>https://www.youtube.com/watch?v=8E9ocPJNHUo

●中川英治監督コメント
サイズやパワーのある相手に対して、勇気を持ってファイトしてくれた。相手のプレーモデルのストロングやキープレイヤーを理解して、無失点でゲームを終わらせることができた。第1戦目を引き分けているドイツに対して、我々の初戦の結果、勝ち点1を獲得したことは、グループリーグを終えた時に非常に大きな成果となって表れるだろう(ドイツは2試合ともに引き分けで、勝ち点4を失った)。
次のルーマニアは、フランス戦もブラジル戦でも2試合連続で得点を奪っている。日本としては、ドイツ戦同様、サイズのある相手に対して守備のインテンシティーとクオリティーを発揮し、無失点でゲームを終えることと、初戦で達成できなかった得点を奪うこと、そして、初戦で獲得した勝ち点に新たに勝ち点3を積み上げたい。

●川村怜選手コメント
チームとして取り組んできたことと、狙い通りの戦いはできたと思う。守備も5人で狙い通りに守ることができ、そこから攻撃に繋げることもできたが、フィニッシュのところで、体格の大きな相手に苦戦する部分もあり、最後まで決めきれなかった。初戦、勝利をあげたかったので、引き分けたことがとても悔しい。
これまでチームで勝つための準備はしてきたので、全員で戦術を実行し、ゴールを決めて勝ち、次のルーマニア戦では勝ち点3をあげたい。

星取表・予選総当たり

【特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー協会】

大会概要

・大会名:ブラインドサッカーワールドグランプリ in フランス
・開催日:2022年8月28日(日)〜9月3日(土)
・開催地:フランス・シルティカイム
・出場国:ブラジル(世界ランキング3位)、日本(同4位)、フランス(同8位)、ルーマニア(同19位)、ドイツ(同30位)
・試合スケジュール:https://www.b-soccer.jp/news/19310-20220809
・YouTubeライブ配信アカウント:https://www.youtube.com/channel/UC-bLInM8480n–uFzsj1Daw/featured
・日本代表派遣選手、スタッフ:https://www.b-soccer.jp/news/19351-pr220812_wgpfrance_member
・大会情報:https://www.facebook.com/people/WORLD-GRAND-PRIX-France/100083006972482/

過去の対戦戦績

<ブラジル>
・2002国際視覚障害者サッカートーナメント (●0-7)
・IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2006 グループリーグ (●0-7)
・第3回IBSA視覚障害者スポーツ世界大会 1次リーグ(2007年) (●0-4)
・さいたま市ノーマライゼーションカップ2013 (●1-2)
・インターナショナルフレンドリーマッチ2014 (●0-4)
・V International Challenge of Blind Football グループリーグ(2016年) (●0-5)
・さいたま市ノーマライゼーションカップ2017 (●1-4)
・南米遠征(2018年) (●0-4/△0-0)
・遠野市遠征(2019年) (●0-1/●0-2)
・東京2020パラリンピック競技大会 予選リーグ (●0-4)

<フランス>
・IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2006 グループリーグ (△1-1)
・ヨーロッパ遠征(2013年) (△0-0/●0-1)
・4カ国対抗国際親善大会(2014年) (△0-0)
・IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014 グループリーグ (△1-1)
・IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018 5位決定戦 (○1-0)
・Santen IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2021 in 品川 予選リーグ (○1-0)
・東京2020パラリンピック競技大会 予選リーグ (○4-0)

<ルーマニア>
・第2回ブラインドサッカー アンカラカップ(2019年) (○6-0)

<ドイツ>
・Nations'Cup Leipzig 2016 (△1-1/○2-1/○1-0)
・IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014 5位トーナメント (○1-0)
・さいたま市ノーマライゼーションカップ2014 (●0-3)
・Blindenfreunde Cup(2022年) (△1-1)

参考資料

・競技規則:https://www.b-soccer.jp/news/18596-20220512-2
・日本代表強化指定選手、スタッフ一覧:https://www.b-soccer.jp/national_team/japan_man
・過去の戦績:https://www.b-soccer.jp/national_team/japan_man_matchdata
・世界ランキング:https://blindfootball.sport/results-and-rankings/world-rankings/
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著者プロフィール

日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現する」というビジョンを掲げています。そのために、日本代表チームの強化はもちろん、視覚障がい児が運動に親しむ機会の創出、ブラサカ体験を通じて多様性や障がいについて理解を深めてもらう活動など、様々な事業を展開しています。また、国際的な障がい者スポーツ団体や国内の他の障がい者スポーツ団体とも連携し、国内外の障がい者スポーツの発展、ダイバーシティの推進に努めています。

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