〔8/6 3R〕単独首位の堀川、目標スコアを設定し日本タイトルに王手をかける

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第89回日本プロゴルフ選手権大会 第3ラウンド

 
 堀川未来夢(嘉数光倫(エナジック)が8バーディー、1ボギーの64で混戦を抜け出し、通算14アンダーにスコアを伸ばして首位に立ち、日本プロタイトルに王手をかけた。3打差で嘉数光倫(エナジック)が追走する。5打差3位グループには池村寛世(エナジック)、吉田泰基(東広野GC)、安本大祐(テラモト)がつけている。

 自分でこう言えることは、プロといえどもそうあることではない。

 「15番(ボギー)のセカンドが唯一のミスショット。他は全てマネジメント、事の運び方が上手にできました」という堀川の顔は、自信たっぷりという表現が当てはまるだろう。

 特に挙げるのがパッティング。つい最近までイップス的な症状に悩んでいた。5週間のオフの間に矢野東のアドバイスがあり、その他にも「7月初めに丸山茂樹さんと回る機会があって、パッティングの向きとかを教えてもらった」という。それを自分なりに「はめ込みながら」今のパッティングスタイルになった。

 「自分で聞きたいことがあった時は、質問を投げかけて聞くようにしています」。

 聞く耳を持っている結果だ。

 「だから、入っても入らなくても、ストレスがないんです」と、多くの選手が苦しんでいる、アンジュレーションの強い、広いグリーン上で、むしろ楽しんでいるように見える。

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 この日は7アンダーの首位グループに4人がひしめく混戦の中でスタートした。1番で1.5メートルを入れ、2番では右に切られたピンの狭い右のスペースに落として2.5メートルにつけた連続バーディーで抜け出した。3番では左バンカーの奥のラフから7メートルと寄せきれなかったが、それを決めてパーでしのいだ。その後も2バーディーを重ねる。

 前の組をいく嘉数がバーディー量産で一時は首位を奪われたが「行っているのは知っていました」という。嘉数がボギーで11アンダーに落ちて進撃が止まった後からが、堀川の時間になった。13番でカラーから5メートルのバーディーを決めて12アンダーとして、嘉数を抜き去る。14番では10メートルほどのロングパットを決めた。唯一のミスをした15番で落としたが、すぐに16番で1メートルにつけ、17番で7メートルを入れるなど、ギアの入れどころが絶妙だった。


 2位嘉数に3打差は、難コースではセーフティーリードではないのは確かだ。ただ、経験値では上回っている。2019年日本ツアー選手権で日本タイトルは取っている。

 「あの時は初優勝もかかっていたのでその重圧もあった。その前に2回こけていたんで、優勝してほっと一安心しました。今はそんなプレッシャーはないですね」という。

 最終日、目標スコアを設定しているという。

 「3アンダーぐらい。感情の起伏をつけたくないんで、最終日とかは気にせず、平均点を考えてやりたい」。

 今の堀川には余裕が漂っている。


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日本プロゴルフ協会(PGA)

PGAはゴルフの正しい普及と発展を願い、誰にでも愛される「国民のスポーツ」「生涯スポーツ」となるため、日本ゴルフ界のリーダーとして活動しています。PGAの使命は、トーナメントプレーヤーの育成、ゴルフ大会の開催・運営に加え、ゴルフの正しい普及と発展を具現化するために、ティーチングプロ資格を付与したゴルフ指導者を育成しています。さらにPGAでは幅広い分野で積極的な取り組みを行い、地域に密着した社会貢献活動、ジュニアゴルファーの育成など多方面にわたる取り組みを日々歩み続けています。

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