現役ラグビー選手、2人の木村がファンと取り組む新しい社会貢献
【Takahiro Kimura】
日野レッドドルフィンズというラグビークラブでプレーしている木村勇大(たけひろ)です。
相方の木村貴大(たかひろ以下キムタカ)も同じく現役のラグビー選手で、東京サントリーサンゴリアスでプレーしています。
今回は僕たちが立ち上げた社会貢献活動のためのチーム「SportsCares(スポーツケアーズ)」について僕から紹介させていただきます。
日野レッドドルフィンズ/木村勇大 【Takahiro Kimura】
東京サントリーサンゴリアス/木村貴大 【Aki NAGAO】
A-MAPで1年間「アスリートの価値」と向き合った僕らが、どのような思いでSportsCaresを設立したのかを綴ります。
僕たちの活動内容は「社会に対して何かしたいアスリート」と「アスリートに来てほしい団体」を繋ぐことです。
そして現地での活動には僕たちの仲間であるファンの方々にも参加してもらいます。
僕たちのミッションは「アスリートの力で社会を元気にする」ことであり、そのために現役アスリートの社会貢献活動が当たり前な世の中を作ろうとしています。
「Care」という英語には広義で「社会貢献」や「地域貢献」の意味があります。
ラグビー選手に限らず多くのアスリートを巻き込むつもりでSportsCaresと名付けました。
ここからは「なぜアスリートと社会貢献を繋ぐのか」「なぜファンと一緒に社会に貢献するのか」について僕たちの考えを書かせていただきます。
なぜアスリートと社会貢献を繋ぐのか
そしてアスリートである今だからこそ、より世の中に貢献できるという結論に至りました。
その一つが社会貢献活動です。
僕たちはこれまで特に子供たちに向けて何か貢献できないかと個人で活動をしてきました。
その中でラグビーを含むたくさんの競技のアスリートと接する機会があり、人の役に立ちたいアスリートは多いと感じています。
しかしながら自分でゼロから課題を探して問題提起、解決方法を考えるところまで実践している人はあまり多くありません。
それならば僕たちが問題解決までの事前準備を担うことで、アスリートの社会貢献活動参加へのハードルが低くなり、より多くのアスリートが一歩踏み出せるようになると考えました。
今は僕たちがフードパントリーや学童保育などの様々な現場に行き活動に参加させてもらっています。
僕たち自身が経験を積みながら、どのようにアスリートの仲間を巻き込んでいくかを考えているところです。
加えて最近は「引退したあと何をしたいのかわからない」という選手をよく見かけます。
そのような選手の救済にもなればと考えています。
これは社会貢献に限りませんが、現場に行くことで自分の想定を超える経験ができたり、やりたい事のきっかけに出会えたりする可能性が高くなります。
某飲料メーカーの創業者も「やってみなはれ」とおっしゃっていますが、僕たちもこれに尽きると思います。
【Takahiro Kimura】
【Takahiro Kimura】
なぜファンと一緒に社会に貢献するのか
そう思ったきっかけは、キムタカのファンコミュニティ「キムタカ村」に所属しているファンの皆さんが言ってくれた「多くのファンは応援しているアスリートと一緒に何かしたいと思っている」という言葉です。
それで僕たちは、自分たちの社会貢献活動にファンを巻き込むことを考え始めました。
ファン参加型にする事で、学童保育やフードパントリーなどの支援先はより多くの人手の元でサービスを受けられます。
参加してくれたファンは応援しているアスリートと一緒に活動でき、アスリートのことを身近に感じられると思います。
活動に関わってくれたファンがより応援してくれるようになると、アスリートはもっと競技活動を頑張れます。
また支援先の人たちがアスリートを通じて競技に興味を持ってくれるかもしれません。
このサイクルを生んでハッピーになる人を増やすためにファンを巻き込む事に決めました。
【Takahiro Kimura】
【Takahiro Kimura】
終わりに
【Takahiro Kimura】
A-MAPで学んだ「アスリートの力を社会に還元する」をどんどん実践していきます。
ファンの皆さんにはこれまで以上にたくさんの力をお借りしますが、新しい社会貢献の形を一緒に作りましょう!
よろしくお願いします!
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