大学対抗実況コンテスト実施 アナウンサーの卵 ファームで力試し
【オリックス・バファローズ】
◆節目のコンテスト
今回は10回目の記念コンテスト。ファーム事業グループの岡村義和グループ長も「昨年コロナの影響で実施を見送ったこともあり、学生たちも発表の場を求めている。例年以上にハイレベルのコンテストになるはず」と期待を込めます。
コンテストは、各大学、実況者と解説者少なくとも2人が出場し、球団が指定する特定のシーンを一斉に実況し、録音します。9月19日(月・祝)に京セラドーム大阪で成績発表を行い、見事ベストアナウンサーに輝いた学生には、この日の福岡ソフトバンクホークス戦のスタジアムアナウンスに挑戦していただきます。
来田選手にインタビューする学生たち 【オリックス・バファローズ】
鈴木コーチにインタビューする学生たち 【オリックス・バファローズ】
◆来田選手と鈴木コーチにインタビュー
鈴木昂平育成コーチにもインタビュー。学生たちは若手選手の活躍ぶりを中心に質問しました。フレッシュオールスター出場選手に期待することを尋ねられた鈴木コーチは「とにかく目立ってほしい。自分の持っているものを全て出し切ってほしいですね」と活躍を祈っていました。
熱のこもった実況をする学生たち 【オリックス・バファローズ】
熱のこもった実況をする学生たち 【オリックス・バファローズ】
◆生き生きと実況
二回に来田選手がバッターボックスに入ると「一振りでファンを沸かせられるようなスイングが目標と話していた来田選手」と紹介するなど、インタビューで得た情報もしっかりと活用。延長10回、2-2で引き分けた緊張感ある試合でしたが、学生たちは野球知識をたっぷり織り交ぜながら懸命に伝え、スタンドに溌剌とした声を響かせていました。
前回のコンテストで3連覇を達成した同志社大学からは2チームが出場。同大学の西浦健登さん(21)は「1回裏ぐらいから、だんだんエンジンが温まってきて、後半になるにつれて自信を持って実況できました」と振り返り「実況はやっぱり楽しかったです!」と達成感いっぱいの表情を見せました。京都女子大学は今回初めての参加。谷口穂乃花さん(20)は「選手のことをしっかりと調べたり、実況を何度も聞いたりしたことを生かせたと思います」と練習の成果を発揮できた様子でした。(西田光)
(この記事はバファローズ公式サイトに7月16日に掲載されたものです)
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