ブラインドサッカー初、トップリーグを新設!「LIGA.iブラインドサッカートップリーグ2022」〜7/18(月・祝)浜松で開幕・全3節実施〜

チーム・協会

【特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会】

NPO法人日本ブラインドサッカー協会(以下JBFA)は、ブラインドサッカー初となるトップリーグを新設しました。リーグタイトルは「LIGA.i(リーガアイ)ブラインドサッカートップリーグ2022」(以下トップリーグ)で、2022年7月18日(月・祝)に浜松アリーナ(静岡県浜松市)で開幕し、7月から9月にかけて、全3節実施します。出場するクラブチームは、競技力の高さのみならず、組織運営力や、競技普及活動への注力度合いなど、複合的な観点から決定されます。

従来のリーグでは、全国を4エリアに分けた地域リーグを開催し、各エリア上位のチームがクラブチーム選手権に出場し、クラブチームの日本一を決定する、という体制をとっていましたが、この度、地域リーグとトップリーグの2リーグ制に変更することを決定しました。この2つのリーグは、競技力のみで2分するものではなく、それぞれのリーグの開催目的から、クラブチームが出場するリーグを選択し、各リーグで戦い上位を決定するものです。今年度、JBFAに登録しているブラインドサッカーのクラブチーム数が31チームあり、活動目的や理念がチームごとに異なる中、開催目的から出場するリーグを選択することで、JBFAおよびクラブチームがより一体となり活動の推進力を高めていき、JBFAビジョンである「視覚障がい者と健常者が、当たり前に混ざり合う社会の実現」を目指します。

トップリーグの開催目的

1. 日本代表チームおよび、クラブチームの強化に資すること
昨年、東京2020パラリンピックが開催され、日本代表チームは初めてパラリンピックに出場し、多くの方に競技の存在を知っていただきました。大会の出場を経て「次のパラリンピックこそ自力出場する」ことへの想いは、より一層強くなっています。そのような状況下だからこそ、JBFAは今「トップリーグ」を新設することを決めました。クラブチームが、競技性・興行性高く試合をする経験ができる機会をつくり、国内クラブチーム所属選手の強化や自地域における活動の促進を図ることで、日本代表チームの強化にも繋げていきます。

2. 興行性の高い大会を開催すること
JBFAでは、2014年に日本で開催した世界選手権で初めて、全席有料化に取り組みました。これは、観客の皆さまから一方的にご支援をいただく意味合いではなく、一スポーツ、一興行として遜色なく楽しんでいただける場をつくることで、選手たちパラアスリートの地位を高めることを目的として取り組んできました。新設するトップリーグは、その目的に対し、継続して取り組み続ける場であることはもちろんのこと、東京2020パラリンピックを経て、パラスポーツ観戦が身近になってきた中、より多くの方に、一興行として楽しみ、観戦いただく場を目指します。

3. クラブチームおよびJBFAの組織性を高めること
トップリーグに出場するクラブチームは、競技力だけではなく、組織運営力や、競技普及活動への注力度合いなど、複合的な観点から決定されます。クラブチームが組織基盤を強め活動の幅を広げていくこと、またJBFAとしても組織運営力を高めることで、社会的信頼の獲得に繋がり、パラスポーツの価値をより高めると考えています。

大会概要

リーグタイトル:LIGA.iブラインドサッカートップリーグ2022
主催:NPO法人日本ブラインドサッカー協会
日程、会場:
1. 7月18日(月・祝)浜松アリーナ(静岡県浜松市)
2. 7月24日(日)品川区立総合体育館(東京都品川区)
3. 9月23日(金・祝)フクシ・エンタープライズ墨田フィールド(東京都墨田区)

大会特設HP:https://liga-i.b-soccer.jp/

リーグタイトルに込めた想い

「LIGA.i」を通じて「競技性(”I”ntensity)」「興行性(”I”nfluence)」「組織性(”I”ntegrity)」を向上させ、ブラインドサッカーの価値を高め、混ざり合う社会を作っていく、今の社会を変えていきたい思いを込めるとともに、「LIGA.i」に関わる全ての人が自分なりの「i」を作れる余白あることで多様性が生まれ、誰かひとりだけではなく全員が主体的にリーグをつくっていきます。
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著者プロフィール

日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現する」というビジョンを掲げています。そのために、日本代表チームの強化はもちろん、視覚障がい児が運動に親しむ機会の創出、ブラサカ体験を通じて多様性や障がいについて理解を深めてもらう活動など、様々な事業を展開しています。また、国際的な障がい者スポーツ団体や国内の他の障がい者スポーツ団体とも連携し、国内外の障がい者スポーツの発展、ダイバーシティの推進に努めています。

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