「『自分たちのバスケとは?』を見つめ直すきっかけ」秋田ノーザンハピネッツ 2021-22シーズンアナリティクス vol.3

秋田ノーザンハピネッツ
チーム・協会

【秋田ノーザンハピネッツ】

クラブ史上初のチャンピオンシップ出場を果たし、過去最高のチームを目指した「ウルトラアキタ」のスローガンを見事に体現した秋田ノーザンハピネッツ。公式ファンクラブのテキストコンテンツ「試合アナリティクス」では、シーズンを通じて各試合の分析を行ってきました。オフ期間中は「2021-22シーズンアナリティクス」としてシーズンを振り返っていますが、スポーツナビでも全7回をそれぞれ一部公開。

今回はシーズン中盤に向けて手ごたえを感じ始めた中盤の戦いぶり、そして今季一番の転機となった天皇杯の琉球戦、そして戦い方が形になってきた年末のSR渋谷戦までを振り返ります。

手ごたえと、大きな学びと

天皇杯3連勝で臨んだアウェーでの信州ブレイブウォリアーズ戦。この対戦ではGAME1を落とすことになりました。直前に天皇杯があったこともあり、練習が1度しかできなかったのですが、条件は信州も一緒でした。信州は名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、広島ドラゴンフライズに勝利して勢いに乗っていた部分もあると思いますが、何より我々のタフさ、彼らに向かっていく気持ちが足りなかったと思います。

その後GAME2はタフに戦って1勝1敗にしたものの、水曜開催のアルバルク東京にも敗れてしまったのですが、続くレバンガ北海道戦も苦しみました。

ただこの北海道戦からアイバーソン選手が戦線復帰。彼の存在は大きく、リング近くを守ってもらえるところ、ポストのディフェンスも一人で守れるところが我々の強みでした。彼が戻ってきたことで、自分たちのやりたいバスケを体現し始められたと思います。

【秋田ノーザンハピネッツ】

その後バイウィークを挟んで迎えた天皇杯の琉球ゴールデンキングス戦。これが我々にとって今季一番の転機になりましたし、多くのことを学びました。選手たちも常々口にしていましたが、「自分たちのバスケとは?」を見つめ直すきっかけでした。

もし仮に勝っていても大きな自信になっていたはずですが、負けから学ぶものがあるということをまさに実感できた試合でした。中でも、琉球のディフェンスが素晴らしかったので、優勝するにはあの強度以上のものを出さないといけないというのを確認できたと思います。我々はディフェンスの強度が鍵ではありますが、「どこまでその強度を上げないといけないか?」の基準にすることができました。

またディフェンスのチームとして101点取られたことに対して、プライドをしっかり持とうということを共有できたと思います。

【秋田ノーザンハピネッツ】

<続きは「クラブハピネッツ」で>

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