【BOATRACE】深谷知博が深イン克服しG2戦は初制覇! 下関 全国ボートレース甲子園

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 ボートレース下関(山口県下関市・ナイター開催)の「G2第4回全国ボートレース甲子園」は10日、最終12Rで優勝戦が行われ、深谷知博(施行者希望・静岡代表34歳)【写真3枚とも】がイン速攻を決めて優勝。深紅の優勝旗と優勝賞金450万円を手にした。

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 注目の進入、S展示では5コースだった地元の白井英治が本番では2コースを奪取。インの深谷知博は100メートル過ぎまで入る深めの起こし位置となったが、スタートで遅れることはなく先マイに成功。ただ、ターンマークをかなり大きく外し、「誰かに差されたと思った」と振り返ったが、そこからの出足が抜群。2コースから差した白井も、大外から最短コースを差していた瓜生正義も届かなかった。

 2着争いも1周2マークで瓜生正義を差した白井英治がガッチリ確保し、瓜生は3着。3連単の1-6-5は4770円の23番人気となかなかの好配当になった。

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 深谷知博は2014年に地元浜名湖周年でG1戦初制覇。6年後の2020年にも再び浜名湖周年を制し、この年は10月の大村ダービーも優勝してSG戦覇者の仲間入り。G2戦はこれまで3回の優出はあったが優勝はなく、今回がG2戦初制覇となった。

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 「ダービーを優勝した時は無観客で表彰式がさみしい感じでしたが、こうやってお客さんがたくさんいる前で表彰してもらえるのがうれしい。いい流れでオーシャンカップに行けます」と、次走のSG戦、7月19日からの尼崎オーシャンカップに向けて手応えもつかんだ。

 深谷の今年の獲得賞金は3230万8000円で順位はまだ28位ではあるが、8月には地元浜名湖でSGボートレースメモリアルも控えており、2020年以来、2回目となるグランプリ出場が十分狙える位置に浮上してきた。

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