タイガースWomen初の甲子園で二試合とも熱戦
【(C)阪神タイガース】
ZENKO BEAMS 000 000 0|0
タイガースWomen 000 220 ×|4
(Z) 田中露、藤田、安武、山本、泰-坂口
(タ) 石村、水流、横井、半田、坂東-達磨
【三塁打】三浦 【二塁打】中江、前田(桜)(タ)、依田(Z)
★第2試合目
エイジェック 000 000 0|0
タイガースWomen 000 000 0|0
(エ)小松、竹村、永田、吉田、小野寺-塩谷
(タ)植村、半田、坂東-中江
【二塁打】田中、前田(葵)
【戦評】
タイガースWonen、甲子園で初の練習試合。2021年全国クラブ選手権覇者のエイジェック、準優勝のZENKO BEAMSを迎えたダブルヘッダーは1勝1分。
約2000人の観客が見つめる中、選手達は夢の舞台で躍動した。
第1試合のZENKO BEAMS戦は、0-0で迎えた3回裏、2死から三浦の安打を足がかりにチャンスをつくり、5番中江の適時打で2点を先制する。続く4回にも1番前田(桜)の左越二塁打で2点を追加し試合の主導権を握った。
投げては先発・石村のあとを水流、横井、半田がそれぞれの持ち味で繋ぎ、最後は坂東が完封リレーを締めた。
第2試合のエイジェック戦は、両軍無得点のスコアレスドローに終わった。
投手陣は先発植村が緩急織り交ぜた投球で5回を零封し、その後は半田、坂東で終盤のエイジェック打線を封じ込んだ。一方打線は、6回に1死満塁、最終回には2死満塁と一打サヨナラの好機を作るもあと一本が出なかった。
1試合目のゼンコ―ビームス戦で2安打を放つキャプテン三浦伊織 【(C)阪神タイガース】
「公式戦でもないのに、甲子園球場という憧れの舞台で、そして沢山のファンの方たちの前でプレー出来たことはメンバー全員にとってかけがえのない体験となりました。2試合目のエイジェック戦は、昨年の全国大会で敗けて悔しい思いをした相手だったので、何としても勝ちたいという気持ちで臨みました。
結果引き分けに終わりましたが、最終回にチーム一丸となって粘りの攻撃ができたことなど、8月の全国大会に向けて沢山の収穫を得られたのではないかなと思います。」
2試合目のエイジェック戦で先発した植村美奈子選手 【(C)阪神タイガース】
「甲子園のマウンドは昨年始球式で立たせて頂きましたが、今日は自分が試合を作るという事で、その日とは違った緊張感がありました。いざ試合が始まるとあっという間で、凄く楽しんでプレーする事が出来ました。女子野球はまだまだ認知度は高くはないですが、これからも男子に負けない熱い試合をお見せ出来るよう頑張りたいと思います。」
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