7/6(水)vs.大分トリニータ 【PICKUP】サイド攻防がカギを握る大分戦。ヨシの積極性に注目!
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
サイド攻防がカギを握る大分戦。ヨシの積極性に注目!
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
決めた試合は17年シーズンが終盤に差し掛かった第37節の一戦で、アウェイ側のレノファがレオナルド・ラモス選手(現ウニオン・デ・サンタフェ)のゴールで先制。J1昇格を狙う当時3位の長崎は逆に攻めあぐねていました。
それでも長崎は後半34分、左から翁長聖選手(現FC町田ゼルビア)がドリブルで持ち出してチャンスメーク。ペナルティーエリアの中にポジションを取っていた吉岡選手は、巧みなステップワークでマークを外し、クロスボールに頭で合わせてゴールを射止めました。貴重な同点ゴールとなり、吉岡選手は「負けそうな流れで、僕らも昇格がかなり懸かっていた試合で絶対に落とせない状況でした。そこでゴールできたので、すごく印象的でした」と振り返ります。
持ち前の運動量やポジショニングの巧さを生かした吉岡選手は、同年のリーグ戦でJ1昇格を達成する大きな原動力になりました。昨シーズンはアビスパ福岡でプレーし、J1のリーグ戦にも出場。右のサイドハーフで持ち味を生かしています。
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
そのように吉岡選手は個人の力で局面を打開する力もありますが、コンビネーションにも注目です。レノファは左サイドからのゲームメークでリズムを作り、逆サイドのアタッカーが最後に足を振るという場面はいくつもあります。ただ、右サイドでのゲームメークでも推進力を発揮してチャンスを作れると、レノファの攻撃はさらに厚みを増していけるでしょう。
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特に長崎県の島原出身の吉岡選手と、有明海を挟んで対岸の熊本県長洲町出身の池上選手は、ジュニア時代から対戦してきた経験がある間柄。2010年の国体では同じチームでプレーするなど、10年以上前から特徴を知る関係です。池上選手は前節こそ負傷退場していますが、「もっとリズムを作り出していける」(吉岡選手)と練習から連係を深めてきた『有明海コンビ』の動きは、今節も、これからの後半戦でもポイントになっていきます。
3連勝が懸かる大分戦に着目すれば、レノファのウイングと、相手のウイングバックが特徴を出してサイドを攻略できるかがカギを握ります。つまり、吉岡選手のポジションが攻守において勝負に直接関わってくるはず。役割が大きくなればなるほど、吉岡選手は攻撃では良い立ち位置を取って、味方も生かしながらプレーし、守備ではきっと今節も熱く戦ってくれるでしょう! 来たるホームゲームもみらスタを沸かせる吉岡雅和選手の熱いプレーから目が離せません!
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
ユース年代までは地元の長崎県でプレーし、FC雲仙エスティオールU-12、同U-15、長崎総合科学大附属高に所属。駒澤大を経てV・ファーレン長崎に加入した。2017年のデビューイヤーから得点に絡んでチームのJ1昇格に貢献。2021年はJ1アビスパ福岡でプレーしゴールも挙げている。左足からのパスや運動量が特徴で、ウイングやサイドハーフなどが主なプレーエリア。1995年3月9日生まれ、27歳。
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