芦屋G2「次世代スターチャレンジバトル」 新開航が第1打席はクリーンヒット
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コンマ11のトップスタートだった。
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近況、成績がいいのは調整力のおかげ。必ずといっていいほど機力を仕上げてくる印象だ。その成果は今年ここまでの優勝回数、6回となって実を結んでいる。
1月:戸田 ルーキーシリーズ
(オール3連対 抜き)
2月:尼崎 一般戦
(8戦5勝 逃げ)
3月:平和島 ルーキーシリーズ
(オール2連対 逃げ)
4月:からつ 一般戦
(オール3連対 逃げ)
5月:児島 レディース&ルーキーズバトル
(9戦6勝 逃げ)
6月:若松 一般戦
(10戦5勝 差し)
…勝ち切る力がすさまじいのだ。
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これは、新開航のデビュー当時の宣言。
修了記念競走Vの板橋侑我や養成所勝率1位だった宮之原輝紀をはじめ、栗城匠・吉川貴仁・木谷賢太など精鋭ぞろいの118期にあって高い目標を掲げた背景には野球があった。
小学生時代に全国制覇。香港の世界大会に出場したこともあるアスリートは、「あの緊張感いっぱいの経験が財産…」と語っている。
その後、宮崎大学に進学したが「テレビを見て気になっていた」ボートレーサーの夢を捨て切れず養成所を受験。デビュー4走目に地元芦屋で初勝利を飾っている。6コースからの鋭い差しだった。その時の3連単は22万6310円、2連単に至っては57万9900円という超高配当。話題となった。
宣言した「同期優出一番乗り」は2017年8月の浜名湖で達成。翌2018年1月に芦屋一般戦で優勝し「同期優勝一番乗り」も現実にしている。
記念Vは栗城匠(2021年5月平和島周年記念)と板橋侑我(2021年11月浜名湖周年記念)に先を越されたが、出世コース芦屋が今回の舞台。この大会はまさに「次世代スターチャレンジバトル」である。あす29日の2日目も期待せずにはいられない。
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