「頂点を、つかむ。」 マリーンズ戦記 6月21日 ライオンズ戦 0対3 夏至

千葉ロッテマリーンズ
チーム・協会

【千葉ロッテマリーンズ井口資仁監督】

 昼間の長さが一年で一番長いと言われる夏至。蒸し暑い一日だった。雨が降る中、ゲームが始まった。5月5日以来となるライオンズとの対戦。試合は今季11度目の完封負けを喫し、連勝は4でストップしてしまった。

 「淡泊だったというか、ウチのあるべき攻撃のスタイルではなかった。先頭打者が初球をああいう形でポンポン打っているようでは、なかなかウチの攻撃、塁に出てかき回すそういう攻撃が出来ない。いい投手なので繋いでいかないと勝てない」

 試合後の井口資仁監督は悔しさを滲ませながら記者会見に応じた。

 八回二死までライオンズ先発の松本に無安打投球を許した。ノーヒットノーランを阻止したのは1番荻野。初球の変化球に狙いすまして左前に運ぶ二塁打で出塁。意地を見せた。ただ、マリーンズ先発の小島も六回終了まで無安打投球を見せていただけに、なんとか援護をして勝たせてあげたかった。
 
 「小島は本当によく頑張っていたと思う。援護できなかった。また次回登板でいい投球を見せて援護をしてあげたい」
 
 指揮官も我慢の投球を見せた背番号「14」を賞賛し、そして援護が出来なかったことを悔いた。
 
 同率で3位となっていたライオンズとの対決で注目を集めた一戦の初戦は敗れ、一時的に4位に後退した。明日22日の先発は佐々木朗希。中10日を空けての満を持しての登板となる。
 
 「ちょっと疲れが溜まっていたので、この期間いしっかりといいコンディションにすることを心掛けて過ごしました。試合ではまずはしっかりと自分のストレートを投げる事。そこは常に高いところも目標にしてやっていきたい」と佐々木朗希。
 
 5月20日のホークス戦(PayPayドーム)以来となる白星、そして本拠地ZOZOマリンスタジアムではあの完全試合を達成した4月10日のバファローズ戦以来の勝ち星を挙げるために入念に調整を重ね、登板日を迎える。夏至が終わり、本格的な夏へと突入していく。ペナントレースもいよいよ本格的に盛り上がりを見せる季節だ。連勝は止まった。次の連勝は背番号「17」、令和の怪物から始まる。
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