【PICKUP】 10.池上丈二「目に見える結果へ! 10番のタスクとチャレンジ」
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
今シーズンは前線の多彩なポジションで試合に出場し、結果に直結するプレーを心掛けています。
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
「途中から出ても流れを変えるプレーは意識してやっていますし、スタメンであればスタートからゲームコントロールする。そういうところは意識してやっています」
現在のベースとなるポジションはインサイドハーフですが、今年は前線で離脱する選手が相次ぎ、右ウイングや最前列でプレーする機会もあります。高い位置でプレーしているだけに、池上選手は「なかなか結果を出せていないのでチームに迷惑を掛けています」と話しますが、フィニッシュシーンに関わる場面は明らかに増えてきています。
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
目立つのは島屋選手との連係です。池上選手は次のように話して、手応えを得ています。
「自分と似た感じのプレーヤーという感じはあり、ボールに触りながらリズムを作っています。甲府戦もヤツくんから良いボールが来ました。僕がアシストできたのはヤツくんのボールが全てだったと思いますし、良いコミュニケーションが取れています」
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
レノファのインサイドハーフは左に20.田中渉選手、右に池上選手という並び。それでも右側にいる池上選手が左ウイングの島屋選手と連動できているのは、自在に動いてボールを受けられるゲーム感覚を持っていたり、周りの動きを逃さない視野があることの証左。池上選手らしさがコンビネーションの一つ一つに表れています。
ただ、いくつものポジションをこなし、そこからチャンスを作ってきた池上選手ですが、ここまでの20試合で感じているのは、勝ちきるためのあと一歩が上積みできていないもどかしさです。
「ゲームは悪くないと思いますが、良い試合を進めていても勝点1や勝点3が取れていない試合がありました。成長するためにそういうところを伸ばして、後半戦に入って行きたいです」
勝点0を1、1を3へと昇華させるために、個人としては目に見える結果を出し続けることが重要。今のポジションでは特にゴール直結のプレーが必要とされているのは言うまでもありません。池上選手は「アシストを付けていかないといけないです。惜しいシーンもありますが、惜しいだけではダメです」と力を込め、「結果につながるようにしてきたいです」と誓います。
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
ホーム戦での連戦連勝へ、10番の躍動に注目です!
熊本県出身。青森山田高、大阪体育大を経て、2017年に大卒ルーキーとしてレノファに加入。2018年のシーズン途中で背番号が15番から10番に変わった。攻守に積極的に関わるリンクマンであり、センターレーンの幅広いエリアで仕事をこなす。ボランチでゲームを作ったり、インサイドハーフでボールを引き出したりするほか、今シーズンはFWとしても出場している。前節の群馬戦で今季初得点をマーク。1994年11月6日生まれ、27歳。
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