6/12 早大ラグビー蹴球部 日大戦展望 関東大学春季大会
【早稲田スポーツ新聞会】
【早稲田スポーツ新聞会】記事 川上璃々、写真 湯口賢人
ハンドオフで突破を図るNO・8相良主将 【早稲田スポーツ新聞会】
前節後半にトライを挙げたSH宮尾。今試合も連携パスの中核を担う 【早稲田スポーツ新聞会】
そんな早大のセットプレーに欠かせないのがフッカー佐藤健次(スポ2=神奈川・桐蔭学園)。昨年は1年生ながら圧倒的な存在感を残し、今季はNO・8からフッカーに転向。セットプレーのみならず武器のスタミナを生かした安定感のあるプレーでチームの勝利にも貢献している。控える日大との最終戦でもキーパーソンとなるのは間違いないだろう。また、プロップ川崎太雅(スポ3=東福岡)やCTB松下怜央(スポ4=神奈川・関東学院六浦)などチームを勢いづけてきた戦力が戻り、リザーブメンバーにはフッカー安恒直人(スポ2=福岡)、プロップ米澤結人(スポ3=東京・国学院久我山)も名を連ねた。ジュニアから経験を積み上げてきた両選手が後半出場でどう存在感を示すか、注目したいところだ。
今節を最後に春シーズンもひと段落するが、新体制発足後から相良組はどこまで手ごたえを感じただろうか。春シーズンラストはこれまでの試合で得た収穫と課題を糧に、秋の王者奪還につながる勝利を収めたいところ。前節で課題となったディフェンスの精度をより高め、最終節にふさわしい相良組の泥臭い意地あるプレーを期待したい。
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