ピックアッププレイヤー 神垣陸「陸らしさ」を宿すハードワークとゲームメーキング
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
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インサイドハーフでのプレーについて神垣選手は「ゴール前に入っていくことや得点にこだわっていくという部分は出していかないといけない」とポイントを語り、ゴールに直結するような動きを実践。それと同時に、ボールを失った後の守備ではファーストディフェンダーの一人となって、厳しいチェックも見せてきました。
守備での貢献度は高く、チームの課題に挙げられているネガティブトランジション(守備への切り替え)と戻る方向へのスプリントを神垣選手は絶え間なく表現。豊富な運動量を支えに、インサイドハーフでピッチに立ちながら、アンカーに求められる守備強度やリスク管理でも存在感を示してきています。
インサイドハーフとアンカーの両方をこなせているとも言うことができ、神垣選手は4月のインタビューで、次のように語っています。
「アンカーでプレーできるのも自分の強みだと思います。試合中も流れの中で自分がアンカーに入ったり、流動的にできるのはポジティブな要素です。ポジションを入れ替えながらやれるというのを継続して、スタメンで出ていきたいです」
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特に対戦相手のザスパクサツ群馬の守りを破ってシュートチャンスを増やすには、神垣選手の攻撃への関わり方が重要です。神垣選手は「サイドを見せた中で中央からのスルーパスやシュートが増えれば、チャンスもより増えてくると思います」とも話しており、フィニッシュワークに直結する動きからは目が離せません。
もちろん群馬県出身の神垣選手にとって今節は活躍している姿を見せる機会でもあり、充実した内容での勝利を誓います。特に総力戦となる連戦の最終日は、若い選手が中心となってイレブンを引っ張り、勝利の流れを生み出していく役割が求められます。
「レノファらしいサッカーをして勝点3を取っていきたい」。ゴールに直結する動きを見せつつ、守備でもタフに戦える神垣選手にとっては、存在感がいっそう際立つ試合になるでしょう。よりアグレッシブに、最後まで熱く戦う神垣選手のハードワークは必見です。
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◆神垣陸(かみがきりく)
群馬県出身。尚志高、桐蔭横浜大を経て2021年からレノファでプレーしている。背番号26は大学3年生の時に付けていた番号で、同年から関東大学リーグのスタメンに名を連ねて活躍。ボランチでタクトを振り、大学選手権(インカレ)ではチームを準優勝に導いた。橘田健人(川崎フロンターレ)、遠藤凌(アルビレックス新潟)などは大学時代の同期。1998年7月14日生まれ、23歳。
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