早川隆久が5回途中5失点。大量失点を喫した東北楽天が連敗【5/28 試合結果】

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 5月28日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と東京ヤクルトの「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、4対11で東北楽天が敗れた。

 東北楽天は2回裏、相手先発・高梨裕稔投手から安打と四球で2死1、2塁とすると、鈴木大地選手が適時二塁打を放ち先制に成功する。さらに4回裏には先頭の島内宏明選手が二塁打で出塁し、続く渡邊佳明選手の適時打で1点を追加。なおも無死1、2塁からマルモレホス選手に5月20日以来の安打となる適時打が飛び出し、3対0とする。

 先発は4勝目を狙う早川隆久投手。立ち上がりに2本の安打を許し、無死1、2塁のピンチを招くも、山田哲人選手をダブルプレーに打ち取るなど粘りの投球を見せ、無失点に抑える。続く2回表を3者凡退に抑えると、その後は持ち味の低めに集めるピッチングで4回までを2安打無失点に抑える。

 しかし5回表、安打と四球で無死1、2塁のピンチを背負うと、オスナ選手に4号3ランを浴び、同点に追い付かれてしまう。早川投手はその後、2死3塁から適時内野安打で4点目を取られたところで降板。2番手には石橋良太投手がマウンドに上がるも、山田選手に9号2ラン、中村悠平選手にも適時打を許し、この回一挙7点を失う厳しい展開に。

 6回表からは西口直人投手が登板。2つの三振を奪うなど1回を3者凡退に抑える投球を見せる。続く7回表は、4番手・鈴木翔天投手がマウンドに上がるも1死3塁とピンチを招き、山田選手にレフトへの犠牲フライを打たれ、1点を追加される。

 なんとか反撃したい打線は7回裏、4番手の田口麗斗投手から死球と安打で1死1、2塁のチャンスをつくるも、6番・辰己涼介選手がダブルプレーに倒れ、得点とはならず。続く8回表には小峯新陸投手が長岡秀樹選手に3点適時二塁打を浴び、3対11と大きくリードを広げられる。

 9回表は渡邊佑樹投手が3者凡退に抑える好投を見せ、試合は9回裏へ。一矢報いたい打線は、6番手・坂本光士郎投手から先頭の3番・浅村栄斗選手がレフトポール際への豪快な8号ソロを放ち、1点を返す。しかし反撃はこの1点にとどまり、4対11で試合終了。

 東北楽天の先発・早川投手は4回まで好投を見せるも、5回表につかまり5回途中5安打2四球3奪三振5失点で3敗目。打線では、5月21日以来のスタメン起用となった鈴木大選手が先制打を含む2安打の活躍を見せた。

  123456789 計
ヤ 000070130 11
楽 010200001 4

ヤ 高梨裕稔-○木澤尚文-石山泰稚-田口麗斗-今野龍太-坂本光士郎
楽 ●早川隆久-石橋良太-西口直人-鈴木翔天-小峯新陸-渡邊佑樹

文・杉森早翔
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