佐々木朗希がプロ初勝利を挙げた阪神戦に先発予定【5/27 パ見どころ】
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千葉ロッテ 打線ではレアードが好調
【今季対戦成績】千葉ロッテ(パ・5位)対阪神タイガース(セ・6位)
【千葉ロッテ】佐々木朗希投手 8試合5勝(リーグ1位)0敗、防御率1.47(同2位)、奪三振87(同1位)
【阪神】ウィルカーソン投手 6試合3勝2敗、防御率1.78
千葉ロッテの先発は佐々木朗希投手。昨季の交流戦でプロ初勝利を挙げた相手と再戦する。1年前の阪神戦では5回4失点の内容だったが、そこから1年、数々の記録をつくる“令和の怪物”に成長を遂げた。若き右腕はここまで無傷の5勝で自慢の速球で交流戦ホーム初戦を勝利で飾りたい。
打線では25日、26日と2日連続で本塁打を放っているレアード選手に注目だ。前試合ではホームランにとどまらず、勝ち越しタイムリーを放つなど3打点。頼れる助っ人は着々と調子を上げてきている。3日連続ホームランにも期待がかかるが、まずは佐々木朗投手を援護したい。
自身3連勝中の上沢直之が先発のマウンドへ。2試合連続先制弾の松本剛にも注目
北海道日本ハムファイターズ・上沢直之投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】
【今季対戦成績】北海道日本ハム(パ・6位)対巨人(セ・2位)
【北海道日本ハム】上沢直之投手 9試合3勝4敗、防御率3.27
【巨人】戸郷翔征投手 8試合5勝(リーグ1位タイ)2敗、防御率3.19、43奪三振(同4位)
北海道日本ハムは上沢直之投手が先発。今月7日の登板で今季初勝利を挙げ、前回登板では7回1安打無失点の快投を見せるなど、自身3連勝中だ。本拠地での交流戦初戦となる今登板では、好調な自身の投球でチームに勝利をもたらすことができるか。
打線では、リーグ首位打者を走る松本剛選手に注目。東京ヤクルトとの前カードでは今季第1号を含む2試合連続の先制弾を放つなど、鮮烈な活躍。前日の試合では4安打3打点の固め打ちを見せた。今試合では、3連勝中の上沢投手を援護する一打が生まれるか。
2連勝中の東北楽天は前試合2安打の渡邊佳明に期待。先発は2勝目狙う瀧中瞭太
東北楽天ゴールデンイーグルス・渡邊佳明選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】
【今季対戦成績】東北楽天(パ・1位)対東京ヤクルト(セ・1位)
【東北楽天】瀧中瞭太投手 7試合1勝3敗、防御率2.81
【東京ヤクルト】高橋奎二投手 7試合3勝1敗、防御率3.20
東北楽天の先発は瀧中瞭太投手。前回登板のオリックス戦では、6回1失点の投球を見せたが負け投手となった。3敗と黒星が先行しているものの、今季7登板のうち6試合は5回以上を投げ2自責点以内に抑えるなど、前向きな要素も。昨季勝利を収めている東京ヤクルト相手に、勝利を呼び込む投球なるか。
打線では渡邊佳明選手が調子を上げている。今季はここまで打撃不振に苦しんでいたが、24日に一軍復帰を果たすと、阪神とのカードでは3試合連続安打でスタメン起用に応えた。前試合では勝ち越しにつながる安打を含む2安打を放ち、勝利に貢献している。チーム3連勝へ、この試合も活躍したい。
5月好調・愛斗のガッツあふれるプレーに期待! 先発・高橋光成は5勝目狙う
埼玉西武ライオンズ・愛斗選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】
【今季対戦成績】埼玉西武(パ・3位)対横浜DeNA(セ・5位)
【埼玉西武】高橋光成投手 9試合4勝3敗、防御率2.24
【横浜DeNA】大貫晋一投手 7試合2勝2敗、防御率3.15
埼玉西武は高橋光成投手が先発。前回の北海道日本ハム戦では、7回に崩れ6.1回7安打5失点と悔しい登板となった。今季は中盤以降の失点が目立つ高橋光成投手。ここを乗り越え、エースとしてカード頭を勝利へ導きたい。
野手陣は愛斗選手に注目。4月までは打撃不振に苦しんでいたが、5月に入ってからは打率3割超えと好調だ。前日の試合では5試合連続安打となる2安打に加え、守備でも躍動した。この試合でもガッツあふれるプレーで、チームを盛り上げられるか。
田嶋大樹は昨季のリベンジを果たせるか。復調気配を感じさせる杉本裕太郎にも期待
オリックス・バファローズ 杉本裕太郎選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】
【今季対戦成績】オリックス(パ・4位)対中日(セ・4位)
【オリックス】田嶋大樹投手 7試合1勝2敗、防御率2.42
【中日】大野雄大投手 8試合2勝4敗、防御率3.40
オリックスの先発は田嶋大樹投手。前回登板した20日の楽天戦では、7回無失点の好投で今季初勝利を挙げた。中日相手には昨季の交流戦で黒星を喫しただけに、今登板では先発としての役割を全うし、リベンジを果たしたいところだ。
打線では杉本裕太郎選手に期待したい。現在7試合連続安打をマークしており、「6番・右翼」で出場した前日の試合では、4安打の大活躍でチームの今季交流戦初勝利に貢献した。今試合でも、復調気配を感じさせる打棒を発揮できるか。
福岡ソフトバンク・レイは1カ月ぶりの先発で勝利なるか。野村勇は連日の活躍に期待
福岡ソフトバンクホークス・レイ投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】
【今季対戦成績】福岡ソフトバンク(パ・2位)対広島(セ・3位)
【福岡ソフトバンク】レイ投手 7試合2勝2敗、防御率5.81
【広島】大瀬良大地投手 8試合5勝1敗、防御率2.90
福岡ソフトバンクの先発はレイ投手。4月は4試合に先発し、防御率8.35と苦しんだが、5月は中継ぎとして3試合に登板し8イニングを無失点。首脳陣の信頼を再び勝ち取った。約1カ月ぶりの先発登板となる今試合で好投を見せてチームに勝利をもたらし、先発ローテーションを守り抜きたい。
打線では野村勇選手に期待がかかる。26日の試合では初回のホームランを含む2安打。苦しんだ打撃で結果を出した。今宮健太選手を欠くチーム事情で、より一層の奮起が期待される。起用に応える活躍でチームを勢いづけ、交流戦ホーム初戦を勝利で飾れるか。
文・「パ・リーグ インサイト」
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